eぶらあぼ2017.5月号
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41白石光隆ザ・レヴ・サクソフォン・カルテットりゅーとぴあの能楽堂トリオ・エリオス児玉麻里&桃 ©Carolien Sikkenkシンフォニア・ヴァルソヴィア ©Andrzej Swietlikアブデル・ラーマン・エル=バシャ©Carole Bellaiche子ども連れからワイン好きの大人まで、充実のプログラムを楽しめる 新潟は4月28日の夜に「オープニングコンサート」(公演番号111)が用意されている。コンサートの冒頭には、なんと新潟の古町芸妓たちが登場し、伝統の舞で歓迎してくれるという。そしてLFJの顔とも言えるオーケストラ、シンフォニア・ヴァルソヴィアが登場し、「のだめ」でお馴染みのベートーヴェン交響曲第7番で華やかに「舞曲の祭典」の幕を開ける。 今年は小さなお子さんのいる家族が楽しめるコンサートも充実だ。0歳からのコンサートが、29・30日両日(211、331)ともにあるほかに、「ファミリー向けコンサート」として、オペラシアターこんにゃく座による「楽しいうたのコンサート」(231、4/29)、「くるみ割り人形」などをプログラムした児玉麻里・桃姉妹による2台ピアノのコンサート(311、4/30)が用意されている。0歳コンサートからファミリー向けコンサートを親子でハシゴするのも良いだろう。 新潟のLFJといえば能楽堂で聴くコンサートも大きな楽しみだが、なかでも注目のオリジナル企画がザ・レヴ・サクソフォン・カルテットによるステージだ(222、4/29)。東京芸大の同窓生であり、今をときめくサクソフォン界の貴公子たちが結成したグループ。4台のサクソフォンで、バッハからラヴェルまでホットに聴かせてくれる。 4月30日はピアノ好きにはたまらないコンサートも並ぶ。格調高いアブデル・ラーマン・エル=バシャのベートーヴェン・プロ(332)、チャーミングな音色でうっとりさせてくれる白石光隆のピアノ小品プロ(333)、チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」を取り上げるトリオ・エリオス(334)、そして再びエル=バシャがオーケストラと共に奏でるショパンの協奏曲第1番と大ポロネーズ(314)。これらすべてをハシゴすることも可能だ! コンサートの合間に、新潟のワイナリーが一堂に会するイベント「クラシックバル─新潟ワインコースト@能楽堂─」もある(323開演1時間前、能楽堂ホワイエにて)。地元の美味しいワインとおつまみをいただいて、ゆったりとコンサートを味わうのも素敵だ。ラ・フォル・ジュルネ新潟20174/28(金)~4/30(日)りゅーとぴあ(コンサートホール、能楽堂)、新潟市音楽文化会館、燕喜館http://lfjn.jp/新 潟
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