eぶらあぼ2017.5月号
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110◆インターネット(パソコン・スマートフォン・携帯電話)から、座席を選んでチケットのご予約ができます! ◆シルバー(65歳以上)、U25(25歳以下)、ハンディキャップ割引/託児サービス(有料、要予約)あり。詳細はお問合せください。 ◆出演者・曲目などが変更になる場合がございます。ご了承ください。お申込み・お問合せ=都響ガイド 03-3822-0727(月~金/10時~18時 土日祝/休み) ※主催公演開催日等は休業または営業時間が変更となります。 都響WEBチケット http://www.tmso.or.jp音楽監督:大野和士 終身名誉指揮者:小泉和裕 桂冠指揮者:エリアフ・インバル 首席客演指揮者:ヤクブ・フルシャ時間と意識の枠を超え―作品たちを、大野のタクトが「線」をつなぐ牧神のまどろみから目覚めたら、おおらかな自然が目の前に広がります。すがすがしい空気に包まれた山々とそこに響く楽しげな歌。ほのぼのとした田舎の暮らし、小川のせせらぎ、不意に訪れる嵐、雨上がりの明るい陽射し…。初夏の午後、大野と都響が描く爽やかな音の風景画をお楽しみください。■第834回 定期演奏会Cシリーズ 6/21(水)14:00 東京芸術劇場コンサートホール指揮=大野和士 ピアノ=ロジェ・ムラロ*ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲ダンディ/フランスの山人の歌による交響曲 op.25 *ベートーヴェン/交響曲第6番 ヘ長調 op.68《田園》S¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,500 Ex¥3,500大野和士©Rikimaru Hottaロジェ・ムラロ©Bemard Martinez2016年6月のAB定期と対をなすと言えるプログラムで、通底するテーマは、いわば"響き合う精神"。ブリテンの《パッサカリア》は、海を舞台にした歌劇『ピーター・グライムズ』第2幕第2場への間奏曲。厳格な形式に込められた恐るべき心理描写の技に耳を奪われます。細川俊夫の《フルス》(ドイツ語で「河」の意味)は、弦楽四重奏との協奏曲。「私はあなたに流れ込む河になる」という副題を持ち、対峙しつつ共鳴し合う人間と自然の姿を思わせる清冽な響きにあふれた音楽です。現代音楽のスペシャリストであり、この曲を捧げられたアルディッティ弦楽四重奏団を迎える日本初演は話題となるでしょう。スクリャービンの第3交響曲は、彼が音楽による自我の解放や法悦の境地を目指し始めた頃の大作。神秘的な和音と妖艶な音響が、大野和士の指揮によって光を放ち、息もつかせぬ濃密な時間を生み出します。■第835回 定期演奏会Bシリーズ 6/30(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール指揮=大野和士 弦楽四重奏=アルディッティ弦楽四重奏団ブリテン/歌劇『ピーター・グライムズ』より 「パッサカリア」 op.33b細川俊夫/フルス(河)~弦楽四重奏とオーケストラのための(2014/日本初演)スクリャービン/交響曲第3番 op.43《神聖な詩》S¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥5,000 P¥4,000アルディッティ弦楽四重奏団©Astrid Karger日本・デンマーク国交関係樹立150周年を記念して、2017年が生誕200年にあたるデンマーク作曲家ニルス・ゲーゼの交響曲を紹介します。親交があったメンデルスゾーンやシューマンにも似た美しいロマン派の響きをたたえた作品をお楽しみください。そして、ベルリン・フィル首席ホルン奏者シュテファン・ドールを独奏に迎えてのシュトラウス、ラヴェルの名編曲がムソルグスキーの独創性をいっそう際立たせた《展覧会の絵》と、聴きどころ満載。梅雨空も吹き飛ぶような名曲の華やかな競演です。■プロムナードコンサート No.373 6/25(日)14:00 東京オペラシティ コンサートホール指揮=大野和士 ホルン=シュテファン・ドールゲーゼ/交響曲第4番 変ロ長調 op.20 【ニルス・ゲーゼ生誕200年】R.シュトラウス/ホルン協奏曲第1番 変ホ長調 op.11ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲《展覧会の絵》S¥7,000 A¥6,000 B¥5,000 P¥3,600シュテファン・ドール©Monika Rittershaus
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