eぶらあぼ 2017.4月号
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174(11/17,11/18)、ワーグナー・プロ(18.4/27,4/28)など6公演に登場。アレクサンドル・ラザレフは、グラズノフとショスタコーヴィチの交響曲(10/27,10/28)のほか、日本初演となるストラヴィンスキーのメロドラマ《ペルセフォネ》(18.5/18,5/19)も話題を呼びそうだ。小林研一郎がブルックナー交響曲第7番(18.1/26,1/27)を振るほか、井上道義指揮ベルリオーズ「幻想交響曲」(12/8,12/9)、下野竜也指揮ブルックナー弦楽五重奏曲より「アダージョ」(スクロヴァチェフスキ編曲版)(18.3/2,3/3)、広上淳一指揮(曲目未定)(18.7/6,7/7)など多彩なプログラムが予定されている。 横浜定期演奏会は、小林研一郎指揮チャイコフスキー「1812年」(9/23)からスタート。小林は年末の「第九」(12/23)にも登場。インキネンは、バルトーク「オーケストラのための協奏曲」(11/25)、ドビュッシー没後100周年記念プロ(18.4/21)など3公演に登場。ラザレフはチャイコフスキー「悲愴」(10/21)と第4番(18.5/12)。山田和樹のバーンスタイン・プロ(18.1/13)や広上淳一指揮ブラームス交響曲第4番(18.3/10)なども注目。日本フィルハーモニー交響楽団http://www.japanphil.or.jp/■横浜みなとみらいホールが2017年度 の主催公演を発表 横浜みなとみらいホールが2月22日にプレス懇談会を開き、2017年度の主催公演を発表した。 同ホール館長の池辺晋一郎は「館長に就任して今年で10年目。都心とは違った、素晴らしいロケーションで仕事ができるのを、いつも幸せだと感じている。就任当初に提案した、小ホールでの身近に楽しめるオペラや現代音楽のシリーズ、パイプオルガンのコンサートなどは、このホールの特色になっているかと思う」と語った。 主催公演のうち主なものは、オーケストラではヘルベルト・ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシューベルト「グレイト」とブラームスのヴァイオリン協奏曲(独奏:レオニダス・カヴァコス)(11/9)、フィリップ・ジョルダン指揮ウィーン交響楽団によるベートーヴェン「運命」とマーラー「巨人」(11/26)など。オペラは、「気楽にオペラ!《ラ・ボエーム》」(4/7,4/8) とパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団による《ドン・ジョヴァンニ》(演奏会形式)(9/11)。同ホールの“シンボル”であるパイプオルガンの演奏会の中では、フランスの名匠ミシェル・ブヴァールのリサイタルに注目(2018.2/3)。また、30年以上にもわたり新進芸術家を紹介してきた「横浜市招待国際ピアノ演奏会」(11/3)は、今回で36回目を迎え、アレクセイ・タルタコフスキ、ナタナエル・グーアン、永野光太郎らが出演する。横浜みなとみらいホールhttp://www.yaf.or.jp/■KAAT神奈川芸術劇場が 2017年度ラインナップを発表 KAAT神奈川芸術劇場は2月9日、2017年度ラインナップ発表会を行った。同劇場芸術監督に就任して1年が経った白井晃は、「東京から少し離れたこの劇場が存在意義を持つためにどういった作品群を創っていったらよいか、また芸術監督としてどのような仕事をしていくべきかを考える一年でした。この横浜から日本を見据える場所として、創作したものを発信していく力をよりいっそうつけていきたい」と思いを語った。【2017年度 主な主催公演ラインナップ】●白井 晃演出作品『春のめざめ』5/5~5/23 大スタジオ●KAATキッズ・プログラム2017森山開次振付演出作品『不思議の国のアリス』7/22~8/6 中スタジオ●KAAT Dance Series 2017 × Nibroll『作品2017(仮)新作』8月 大スタジオ●KAAT Dance Series 2017 × 小野寺修二(カンパニーデラシネラ)『Without Signal!(信号がない!)仮』9月 大スタジオ●KAAT Dance Series 2017島地保武 × 環ROY『ありか』9月 大スタジオプレス懇談会より池辺晋一郎 写真提供:横浜みなとみらいホールラインナップ説明会より白井 晃 Photo:J.Otsuka/Tokyo MDE

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