eぶらあぼ 2017.4月号
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172■ラ・フォル・ジュルネびわ湖 2017  記者会見 「ラ・フォル・ジュルネびわ湖 2017」が4月28日から30日までの3日間、びわ湖ホールを主会場に開催される。2月15日の記者会見で概要が発表された。 注目されるのは、びわ湖独自の公演。前夜祭で上演されるオルフ「カルミナ・ブラーナ」(指揮・沼尻竜典)では、一般公募で集まった約210名の合唱団と、びわ湖ホール声楽アンサンブル、大津児童合唱団、そして日本センチュリー交響楽団が共演する(4/28 大ホール)。そのほか、マーチングや吹奏楽の全国大会常連校による有料公演(4/29,4/30 大ホール)や、書道と音楽のコラボレーション「打楽器のリズムに筆が踊り出す~書道、世界のリズムと出会う~」(4/29 中ホール)も行われる。びわ湖ホール声楽アンサンブルは、オペレッタ《こうもり》特別版(4/30 中ホール)を上演。こちらは、東京のラ・フォル・ジュルネでも演奏される(5/4 東京国際フォーラム ホールB7)。また、毎年好評の湖上公演は、毎日5公演開催。プレイベントや関連イベントも県内各地で行われる。ラ・フォル・ジュルネびわ湖 2017http://lfjb2017.biwako-hall.or.jp/■調布国際音楽祭会見 「調布国際音楽祭 2017」が6月11日から18日まで調布市グリーンホールを中心に開催される。2月17日に会見が行われ、同音楽祭エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人、調布市文化・コミュニティ振興財団専務理事の吉田隆司らが登壇した。 同音楽祭は、2013年より「バッハの演奏」「アートとの連携」「次世代への継承」の3つをテーマに掲げ「調布音楽祭」の名称で始まった。今年で5回目とい■ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2017  記者会見 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭 2017(LFJ)の記者会見が2月14日に行われ、LFJアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンらが出席した。今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。600年間にわたるダンスと音楽の密接な関係をたどる「日本クラシック史上最大級の舞曲の祭典」となる。 開催は5月4日から6日までの3日間で、会場は東京国際フォーラムと大手町・丸の内・有楽町エリア。公演数は約350公演(うち有料公演は122公演)、約43万人(うち東京国際フォーラムは約37万人)の来場者を見込む。 今回はウェブで「LFJチケット販売サイト」をオープン。“誰でも・いつでも・手数料無料”でチケットが購入可能となる。また、ホールA公演の券種を3区分(S・A・B)に変更する。昨年は3日間で1公演だった「0歳からのコンサート」を3日間とも開催する。 今年のLFJは東京のほか、新潟とびわ湖の2ヵ所でも同じテーマで3日間(両LFJとも4月28日~30日)開催される。 ルネ・マルタンは、 LFJ2017の特筆すべき演目として、オネゲルのオラトリオ「ダヴィデ王」、バカロフ「ミサ・タンゴ」、タン・ドゥン「パッサカリア」、挾間美帆への委嘱新作などを挙げた。なかでも、タン・ドゥン作品は聴衆もスマートフォンを使って演奏に参加できるというユニークなもの。チケットは、3月18日発売。LFJ2017http://www.lfj.jp/lfj_2017/会見より 左から)山中 隆(びわ湖ホール館長)、ルネ・マルタン(LFJアーティスティック・ディレクター)、梶本眞秀(LFJアーティスティック・プロデューサー) 写真提供:びわ湖ホールルネ・マルタン(LFJアーティスティック・ディレクター) Photo:M.Otsuka/Tokyo MDE

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