eぶらあぼ 2017.4月号

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112常任指揮者 シルヴァン・カンブルランお申込み・お問合せ 読響チケットセンター（10時～18時/年中無休） 0570‒00‒4390　http：//yomikyo.or.jp/≪4月～5月の聴きどころ≫4月8日と9日は、常任指揮者カンブルランの指揮で、音楽史を変えた革新的な二つの交響曲、ティンパニの連打が特徴的なハイドン「太鼓連打」とマーラー作品の中でも人気の「巨人」を披露する。メインの「巨人」では、金管楽器が咆哮し、圧倒的で興奮のクライマックスへと導くだろう。時代の異なる二つの交響曲をカンブルランがどのような対比で描くのかご注目いただきたい。4月15日には、カンブルランがバルトークの20世紀オペラの傑作「青ひげ公の城」（演奏会形式）を指揮。昨年のザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルと共演し、ウィーン国立歌劇場やミラノ・スカラ座などで活躍する歌姫フェルミリオン、昨年のハンブルク国立歌劇場での青ひげ公役で絶賛されたザボが共演。シュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督を務め、オペラの指揮でも評価の高いカンブルランがその実力を発揮し、繊細かつドラマティックに物語を描くだろう。4月21日と23日は、ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者を務めた後、指揮者として活動している注目株のゲッツェルが登場。ドヴォルザークの交響曲第7番などで初共演する。グリーグのピアノ協奏曲では、ショパン国際コンクールでアルゲリッチ以来の女性奏者として優勝し、一躍人気となったアヴデーエワが登場。世界を驚かす類稀なる音楽性で、聴き手を魅了する。5月13日と14日には、名門プラハ放送響の首席指揮者を務めるスロヴァキアの巨匠レナルトが読響と久々の共演を果たす。今も精力的に活動を続けているレナルトは今回、プラハ国民劇場でのスメタナ「売られた花嫁」公演の合間を縫って来日。東欧の良き伝統を今に受け継ぐ貴重な巨匠による円熟味の増したタクトで、ベートーヴェン「英雄」をご堪能いただきたい。ショパンのピアノ協奏曲第1番では、2015年のショパン国際コンクール第3位のリウが共演。華麗なタッチと情熱的な表現で聴衆を感動へと導くことだろう。　19日には、名誉指揮者ロジェストヴェンスキーが登場。ブルックナーの交響曲第5番（シャルク版）を指揮する。昨年9月にショスタコーヴィチの交響曲第10番などで喝采を浴びた巨匠が、この1公演のために来日。ブルックナーの膨大な録音を残してきたマエストロが、作品の神髄に迫る。　26日～28日は、世界を魅了し続ける“ハープの貴公子”メストレが共演。ギターの名曲として知られるロドリーゴのアランフェス協奏曲（ハープ版）を披露する。息をのむほどに美しい音色に注目だ。名誉客演指揮者の尾高忠明が、ブラームスの傑作、交響曲第1番などでベテランらしい熟達のタクトで会場を大いに沸かせるだろう。2017-18シーズン年間会員券発売中。 4月～6月公演の1回券発売中。シルヴァン・カンブルラン◆女王アヴデーエワが登場！4/21（金）19：00 東京芸術劇場4/23（日）14：00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮＝サッシャ・ゲッツェルピアノ＝ユリアンナ・アヴデーエワグリーグ／ピアノ協奏曲ドヴォルザーク／交響曲第7番　他ユリアンナ・アヴデーエワ©Christine Schneider◆マーラー「巨人」、興奮のフィナーレ！4/8（土）9（日）各日14：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C完売指揮＝シルヴァン・カンブルランハイドン／交響曲第103番「太鼓連打」マーラー／交響曲第1番「巨人」◆カンブルランが描く　「青ひげ公の城」4/15（土）18：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売 指揮＝シルヴァン・カンブルランユディット…イリス・フェルミリオン青ひげ公…バリント・ザボドビュッシー／「聖セバスティアンの殉教」交響的断章バルトーク／歌劇「青ひげ公の城」　（演奏会形式/字幕付き）　他イリス・フェルミリオン©Robert Franklグザヴィエ・ドゥ・メストレ©Gregor Hohenberg/Sony Classical International◆“ハープの貴公子”が弾く　「アランフェス」5/26（金）19：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C完売5/27（土）14：00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売5/28（日）15：00 パルテノン多摩 大ホール一般¥4,800 アテナ会員¥4,300 学生¥2,000指揮＝尾高忠明ハープ＝グザヴィエ・ドゥ・メストレロドリーゴ／アランフェス協奏曲（ハープ版）ブラームス／交響曲第1番　他オンドレイ・レナルト©Petr Hornik◆東欧の巨匠が振る「英雄」5/13（土）14（日）各日14：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮＝オンドレイ・レナルトピアノ＝ケイト・リウショパン／ピアノ協奏曲第1番ベートーヴェン／交響曲第3番「英雄」◆巨匠ロジェストヴェンスキー登場！　ブルックナー交響曲第5番を指揮5/19（金）19：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮＝ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーブルックナー／交響曲第5番（シャルク版）ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー©読響