eぶらあぼ 2017.3月号

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120常任指揮者 シルヴァン・カンブルランお申込み・お問合せ 読響チケットセンター（10時～18時/年中無休） 0570‒00‒4390　http：//yomikyo.or.jp/シルヴァン・カンブルラン≪3月～4月の聴きどころ≫　3月9日、10日、11日は、首席客演指揮者の下野竜也と読響が西日本ツアーを開催。大阪、鳥取、福岡と周り、ブルックナーの交響曲の中でも最高傑作の呼び声高い第7番を中心としたプログラムをお贈りする。宇宙をも包み込むような壮大な響きを、読響が誇る厚みのある弦楽器と光り輝く管楽器のハーモニーでご堪能いただきたい。モーツァルトの協奏曲では、小澤征爾も絶賛した新星ヴァイオリニストのスムが共演。完璧なテクニックと豊かな音楽性で、聴衆を魅了するだろう。　3月18日、19日、20日は、下野竜也が首席客演指揮者として振る最後のプログラム。前半では、同じ音形が繰り返されるパッヘルベルのカノンと、執拗な反復を特徴のひとつとするミニマル・ミュージックの大家、フィリップ・グラスのヴァイオリン協奏曲第1番を並べる。ヴァイオリン独奏は、ハノーファー国際コンクールの覇者で、大河ドラマ「真田丸」のテーマ曲の演奏でも注目を浴びた新鋭・三浦文彰。初挑戦するグラスの協奏曲では、洗練された技巧と持ち前の大胆な表現で才能を発揮する演奏に期待が高まる。後半はドヴォルザークの「新世界から」で、下野竜也が渾身のタクトをとる。下野と読響は国内で初めて同一コンビでドヴォルザークの交響曲全曲演奏を成し遂げており、10年にわたる両者の様々な思いが込められたものになるだろう。下野＆読響の有終の美をお聴き逃しなく。　4月8日、9日には、常任指揮者カンブルランの指揮で二つの交響曲をお贈りする。ティンパニの連打が特徴的なハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」とマーラー作品の中でも人気の交響曲第1番「巨人」。メイン・プログラムの「巨人」では、金管楽器が咆哮し、圧倒的で興奮のクライマックスへと導くだろう。古典と近代の交響曲をカンブルランがどのような対比で描きあげるのかご注目いただきたい。4月15日は、カンブルランがバルトークの20世紀オペラの傑作「青ひげ公の城」（演奏会形式）を披露。昨年のザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルと共演し、ウィーン国立歌劇場やミラノ・スカラ座などで活躍する歌姫フェルミリオン、昨年のハンブルク国立歌劇場での青ひげ公役で絶賛されたザボが共演。シュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督を務め、オペラの指揮でも評価の高いカンブルランがその実力を発揮し、色鮮やかかつドラマティックに物語を描くだろう。4月21日、23日は、ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者を務めた後、指揮者として活動している注目株のゲッツェルが登場。ドヴォルザークの交響曲第7番などで初共演する。グリーグのピアノ協奏曲では、ショパン国際コンクールでアルゲリッチ以来の女性奏者として優勝し、一躍人気となったアヴデーエワが登場。世界を驚かす類稀なる音楽性で、聴き手を魅了する。2017-18シーズン年間会員券発売中。 3月～6月公演の1回券発売中。三浦文彰©Yuji Hori◆下野が「新世界」で有終の美を飾り、　人気の三浦文彰が難曲に挑む！3/18（土）19（日）各日14：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C完売3/20（月・祝）14：00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮＝下野竜也　ヴァイオリン＝三浦文彰パッヘルベル／カノン　フィリップ・グラス／ヴァイオリン協奏曲第1番ドヴォルザーク／交響曲第9番「新世界から」◆女王アヴデーエワが登場！4/21（金）19：00 東京芸術劇場4/23（日）14：00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮＝サッシャ・ゲッツェルピアノ＝ユリアンナ・アヴデーエワグリーグ／ピアノ協奏曲ドヴォルザーク／交響曲第7番　他ユリアンナ・アヴデーエワ©Christine Schneider◆マーラー「巨人」、興奮のフィナーレ！4/8（土）9（日）各日14：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮＝シルヴァン・カンブルランハイドン／交響曲第103番「太鼓連打」マーラー／交響曲第1番「巨人」◆カンブルランが描く　「青ひげ公の城」4/15（土）18：00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000 指揮＝シルヴァン・カンブルランユディット…イリス・フェルミリオン青ひげ公…バリント・ザボドビュッシー／「聖セバスティアンの殉教」交響的断章バルトーク／歌劇「青ひげ公の城」　（演奏会形式/字幕付き）　他イリス・フェルミリオン©Robert Frankl下野竜也©読響◆読響×下野 西日本ツアー　「勝利のブルックナー」3/9（木）19：00 フェスティバルホールS¥6,100 A¥5,100 B¥4,1003/10（金）19：00 とりぎん文化会館（鳥取市）S¥4,800 A¥3,8003/11（土）18：00 アクロス福岡シンフォニーホールS¥5,500 A¥4,500 B¥4,000 学生¥2,000指揮＝下野竜也ヴァイオリン＝アレクサンドラ・スムモーツァルト／ヴァイオリン協奏曲第3番ブルックナー／交響曲第7番アレクサンドラ・スム©Beatrice Cruveiller