eぶらあぼ 2017.2月号
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183コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報ヴァイオリンの小林幸子とチェロの齋藤千尋。ドイツを拠点に、緻密なアンサンブルで聴衆を魅了する「ロータス・カルテット」のメンバーとして、共に活躍を続けている。今回は、この2人だけでステージに上がり、プレイエルのソナタ全6曲やヘンデル(ハルヴォルセン編)の「パッサカリア」、マルティヌーの二重奏曲と、多彩なデュオの佳品へ対峙。“最小編成”で、壮大な音楽世界の構築に挑む。彼が生来持っていた創造の翼は、“あの騒動”で折れるどころか、むしろ力強さを得たかのよう。作曲家・ピアニストとして、しなやかな活動を展開する新垣隆が、国際的に活躍するクラリネットの西尾郁子とヴァイオリンの浜野考史の共演で贈る「室内楽の愉しみ」。バルトーク「コントラスツ」、ドビュッシーの「小組曲」からの抜粋や「第一狂詩曲」、ラヴェル「ツィガーヌ」に、自身の新作の世界初演を交える。ロン=ティボーとエリザベート、2大登竜門で共に第2位入賞を果たした、ヴァイオリンの成田達輝。そして、ジュネーヴ国際を制したピアノの萩原麻未。俊英コンビが、清新な調べを紡ぎ出す。成田が「僕らの現代的な切り口を聴いていただきたい」と話す、ベートーヴェンのソナタ第9番「クロイツェル」を軸に。サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」などデュオだけでなく、それぞれがバッハのソロ作品も披露する。神奈川フィルのソロ・コンサートマスターを務める一方、ヴァイオリンという楽器の新たな地平を拓く個性的な活動が光る石田泰尚が、ヴィオラの鈴村大樹、チェロの門脇大樹と共に組織した弦楽トリオ。今回は、国際的に活躍するオーボエの名手・渡辺克也を迎えて。“王道”と言うべきモーツァルトから、クロンマー、シュターミッツ、バッハの末息子クリスティアンと珍しい作品まで、古典期のオーボエ四重奏曲を特集する。りゅーとぴあ専属オルガニストの山本真希のナビゲートで、同ホールの銘器グレンツィングオルガンの魅力を掘り下げてゆくシリーズ。今回からは、スクリーンでの映像解説も加わる。ソロで、メンデルスゾーンのソナタ第5番やチャイコフスキー「花のワルツ」ほかを。さらに、東京交響楽団の首席トランペット奏者、佐藤友紀が加わり、20世紀チェコのペトル・エベンの代表作「窓」など、彩り豊かに紡いでゆく。1985年にショパン国際コンクールで入賞して以来、楽壇の第一線に身を置く一方、後進の指導にも力を注ぐ、ポーランドのピアノの名匠クシシュトフ・ヤブウォンスキ。ヤマハホールのシリーズへの初登場は、まず、ドビュッシー「子供の領分」、ラヴェル「水の戯れ」「夜のガスパール」と、フランス近代の佳品を。さらに、ムソルグスキー「展覧会の絵」を、ホロヴィッツ編曲に自身の手を加えた珍しい版で披露する。音楽との出会いⅡ 室内楽の愉しみ~作曲家・ピアニスト 新垣隆とともに~KCM Concert Series at Osaka Club No.109 小林幸子(ヴァイオリン)&齋藤千尋(チェロ)若手名手による室内楽コンサート成田達輝(ヴァイオリン)&萩原麻未(ピアノ)クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)山本真希 オルガンリサイタルシリーズ「グレンツィングオルガンの魅力」No.22渡辺克也(オーボエ)&石田泰尚トリオ2/25(土)15:00 広島/三原市芸術文化センターポポロ2/26(日)19:00 Hakuju Hall2/24(金)19:00大阪倶楽部4階ホール2/18(土)14:00市川市文化会館(小)2/26(日)14:00ヤマハホール2/25(土)17:00りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館2/23(木)19:00川口リリア・音楽ホール小林幸子齋藤千尋新垣 隆 ©Imamura Takuma西尾郁子 ©Shigeto Imura成田達輝 ©Hiroki Sugiura萩原麻未 ©Akira Muto渡辺克也石田泰尚 ©井村重人山本真希佐藤友紀
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