eぶらあぼ 2017.2月号
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157コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL 受賞者には表彰状と賞金100万円(複数者受賞の場合、賞金は分割)が授与される。 第3回 一柳 慧 コンテンポラリー賞の応募期間は17年11月1日から11月30日まで。問 一柳 慧 コンテンポラリー賞 事務局(カメラータ・トウキョウ内)  03-5790-5560http://www.camerata.co.jp/■實川 風が国際ピアノコンクールで 優勝 2016年12月15日から18日までイタリアで行われた第7回 カラーリオ国際ピアノコンクールで實川風(じつかわかおる)が優勝した。 實川は、1989年千葉県生まれ。東京芸術大学を首席で卒業および同大学院を修了。2007年ショパン国際コンクール in ASIA金賞、08年日本音楽コンクール第3位、15年日本ショパンピアノコンクール第1位、同年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールで第3位(1位なし)などを受賞。これまでにポーランド国立クラクフ室内管、東京フィル、東響、大阪響ほかと共演。 また、第2位には臼井秀馬が入賞した。カラーリオ国際ピアノコンクールhttp://www.caragliopianocompetition.org/■文化庁芸術祭大賞が決定 指揮者の山田和樹が実行委員長を務め、2016年11月7日にサントリーホールで行った「柴田南雄生誕100年・没後20年 記念演奏会」が文化庁芸術祭大賞を受賞した。 「柴田南雄の世界に身を浸せば『必ずや発見があるはず』」と山田が発案、柴田作曲の交響曲「ゆく河の流れは絶えずして」が、27年ぶりに上演された。 受賞に際して山田は、「公演をやり遂げて改めて思うのは、柴田南雄の偉大さです。彼の独自の視点は、時代を超えても全く色褪せることのない輝きを放ち続けています。今後も、柴田南雄の遺した宿題には、一生をかけて取り組まなければならないだろうと思っています」とコメントを寄せた。文化庁http://www.bunka.go.jp/■平成28年度地域創造大賞が決定 一般財団法人地域創造が、平成28年度地域創造大賞(総務大臣賞)の受賞施設を発表した。同賞は、地域における創造的で文化的な表現活動のための環境づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰し、全国に広く紹介することによりさらなる活性化を図り、美しく心豊かなふるさとづくりの推進に寄与することを目的として、平成16年度から創設された。受賞施設は以下の通り。・砂川市地域交流センターゆう/北海道砂川市・八戸ポータルミュージアム(はっち)/青森県八戸市・豊島区立舞台芸術交流センター(あうるすぽっと)/東京都豊島区・ミューザ川崎シンフォニーホール/神奈川県川崎市・愛知芸術文化センター/愛知県・なら100年会館/奈良県奈良市・笠岡市立竹喬美術館/岡山県笠岡市・宗像総合市民センター(宗像ユリックス)/福岡県宗像市地域創造http://www.jafra.or.jp/■訃報:ジョルジュ・プレートル氏 指揮者のジョルジュ・プレートル氏が1月4日死去した。享年92。 プレートル氏は、フランスのヴァジエ生まれ。1971年パリ・オペラ座音楽総監督に就任。ミラノ・スカラ座でも活躍。85年から91年にはウィーン交響楽団の首席客演指揮者も務めた。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とは63年から共演を重ね、2008、10年のニューイヤー・コンサートに登場。10年11月のウィーン・フィル日本公演が最後の来日公演となった。■訃報:カレル・フサ氏 作曲家のカレル・フサ氏が2016年12月14日に死去した。享年95。 フサ氏は、1921年チェコのプラハ生まれ。プラハ音楽院、パリ国立音楽院やエコール・ノルマル音楽院に学んだ。54年にアメリカに渡りコーネル大学の教授を務め、69年「弦楽四重奏曲第3番」でピューリッツァー賞、93年「チェロ協奏曲」でグロマイヤー賞を受賞。68年に起こったチェコスロヴァキアの変革運動・プラハの春を題材にした吹奏楽のための作品「プラハ1968年のための音楽」が出世作となった。同演目(管弦楽版)は1月末に行われる下野竜也指揮NHK交響楽団によって演奏される。■訃報:黒沢美香氏 振付家で舞踊家の黒沢美香氏が2016年12月1日死去した。享年59。 黒沢氏は1957年神奈川県横浜市生まれ。5歳から舞踊家の両親(黒沢輝夫、下田栄子)のもとでモダンダンスを学び、78年にニューヨークでルイス・ファルコに師事。その後82年から85年にかけてニューヨークを拠点とし欧米で活動を展開。85年に黒沢美香&ダンサーズを旗揚げ、2001年からはソロダンスユニット「薔薇ノ人クラブ」でも活動。日本のコンテンポラリー・ダンスを牽引し、後進の育成にも積極的に携わってきた。

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