eぶらあぼ 2016.9月号
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197コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報「プロコフィエフと聞くだけで逃げてしまう人に、心を溶かす作品もあると知ってほしい」。田中正也はピアノ曲全曲演奏シリーズを始めた理由を語る。15歳でモスクワ音楽院に留学して同大学院を修了、数々の登竜門で実績を上げ、国内外で活躍を続ける俊英ピアニスト。シリーズ7回目では、ソナタ第9番や「4つの練習曲」「4つのピアノ曲」「その物自体」に、演奏機会に恵まれない「2つのソナチネ」を弾く。オルガンという楽器の底力を知ることになろう。かつてTV番組「11PM」で人気を博し、ニューヨークに渡って本場の聴衆をも唸らせた伝説のジャズ・オルガン・プレイヤー、“キング”ことKANKAWA。ハモンド&パイプ・オルガンで、ヴァイオリンの小森谷巧やジャズ・ギターの小沼ようすけら各界の名手を交えて、「サマータイム」「サテンドール」など数々のスタンダード曲から、全く新たなサウンドを創造していく。チェロの丸山泰雄と福島・いわき芸術文化交流館アリオスとの共同プロデュースで2008年、活動を開始した「ヴィルタス・クヮルテット」。ヴァイオリンの三上亮と水谷晃、ヴィオラ馬渕昌子と共に、ステージはもちろん、公開リハーサルや学校や病院への訪問演奏などにも力を注いできた。今回は、後期ベートーヴェン・ツィクルスの一環。“最高傑作”とされる第14番を筆頭に、第10番「ハープ」、第3番を取り上げる。若い演奏家の鮮烈な響きを味わうシリーズ第42弾に、昨秋の第84回日本音楽コンクールでヴァイオリン部門を制した小川恭子と、今年5月のエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門でファイナリストとなった岡田奏が登場。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第7番などデュオでの演奏はもちろん、小川が無伴奏でバッハ「シャコンヌ」、岡田がラヴェル「道化師の朝の歌」ほか、ソロ作品も披露する。山辺絵理は東京音大を経て英国王立音楽大学大学院に学び、国際的に活躍する実力派ピアニスト。しばらくロンドンを中心に活動、現地でも好評を博したが、2011年からは日本へ拠点を移し、いっそう精力的な取り組みを続けている。今回は、「楽興の時」全曲や「4つの即興曲」(D899)から第3曲とシューベルトの佳品に、「ポロネーズ第5番」「4つのマズルカ op.41」「バラード第1番」などショパンの傑作の調べを共鳴させる。世界第一級のチェリストが紡ぐ無伴奏の調べを、僅か100席の素晴らしい音響空間で独占して味わうことができる。1986年にロシア人チェリストとして唯一、ジュネーヴ国際コンクールを制し、巨匠ユーディ・メニューインに認められ、特に室内楽の名手として活躍するレオニード・ゴロホフ。第1、3、5番(9/22)と第2、4、6番(9/24)の2回のステージに分けて、バッハが構築した広大な響きの宇宙に向き合う。田中正也プロコフィエフピアノ曲全曲演奏シリーズ “エクスクールスィャ”最終章 Vol.2府中の森めばえコンサート Vol.42~若いアーティストによるフレッシュなクラシックの響き~山辺絵理(ピアノ)シューベルト 楽興の時 ロマンの幕開けMUZAスペシャル・ナイトコンサート90King of Organ KANKAWA第12回 小金井音楽談話室ヴィルタス・クヮルテットレオニード・ゴロホフJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会9/27(火)19:00カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」9/24(土)14:00府中の森芸術劇場 ウィーンホール9/22(木・祝)14:00よみうり大手町ホール9/30(金)19:00ミューザ川崎シンフォニーホール9/26(月)19:00小金井 宮地楽器ホール(小)第1回 9/22(木・祝)13:30 第2回 9/24(土)13:30sonorium©Shigeto Imura小川恭子岡田 奏 ©Riho SuzukiPhoto:matsuoPhoto:Aidan WoodcokKANKAWA小森谷 巧小沼ようすけ

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