eぶらあぼ 2016.8月号

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　中央アジアの中心に位置するカザフスタン共和国は、14の州と2つの特別都市（首都アスタナ、旧首都アルマティ）を有し、世界で9番目の広大な国土を誇る。石油、天然ガスや金属などの天然資源が豊富で、鉱業、化学石油産業、機械、自動車や農業などの産業が盛んだ。日本とも政治・経済面においてはもとより文化面でも親交を深めてきたが、このたび同国のバレエ界をリードするバレエ団のひとつであるアスタナバレエ団が待望の初来日を果たす。　アスタナバレエの設立は2012年。ダンサーは全員女性で、クラシックや民族音楽を用いたオリジナル曲を用い、グラフィックアートを駆使した美しく芸術性に富んだステージを創造する。国内だけでなくモスクワ、サンクトペテルブルク、パリ、ウィーン、ブダペスト、ソウル、ニューヨークなどで海外公演を行い、サンクトペテルブルクで行われる国際的なフェスティバル「白夜祭」（White Nights Festival）には2度招待されている。カザフスタン独自のバレエ芸術を生み出すべく、大胆な発想と新しい形態を取り入れ発展を続けているのだ。　初来日公演では2公演で2つのプログラムを披露する。　プログラムAは映像を使ったバレエ団の代表的なオリジナル作品『GAIA（ガイア）』『ALEM（アレム）』による2本立て。『GAIA』は地球の女神ガイアによって創られた地球誕生の物語をダンスで雄弁に物語る。太陽や光、水、空といった幻想的な映像と流麗な音楽にのせて、しなやかで躍動的なコンテンポラリーダンスが繰り広げられ、神話的世界観と溶け合う。『ALEM』は古代テユルク叙事詩に着想を得ており「魂と生命の誕生の歴史」がテーマ。民族音楽とともに織りなすドラマティックなダンスを堪能したい。　プログラムBは『GALA Concert』と題した特別プログラムで、カザフスタンの国内外で活躍する振付家によって創作された選りすぐりのレパートリーを上演する。カザフスタンの文化や伝統を大切にしながら国際的な振付家を招聘し、現代バレエの潮流も踏まえてクリエイティヴな活動を展開するカンパニーの魅力が凝縮された一夕となるに違いない。　この注目すべき舞台に、なんと各公演750組、ペア1,500名、総勢3,000名（小学生以上、小学生は保護者同伴）が招待される（応募者多数の場合は抽選）。中央アジアから届く独創的で魅惑的なダンスを体感し、カザフスタンの文化に身近に接することのできる絶好のチャンスだ。ぜひ応募されたし！時代の先端をいく独創的なステージを体験！文：高橋森彦カザフスタン共和国 アスタナバレエ団 初来日公演2公演に合計3,000名をご招待！ アスタナバレエ初来日公演検索プログラムA GAIA（ガイア） ALEM（アレム）10/5（水） 17：45開場 18：30開演東京文化会館 大ホールプログラムB GALA Concert（ガラ・コンサート）10/7（金） 17：45開場 18：30開演新宿文化センター 大ホール※演奏は録音演奏となります。演目・演目順・出演者等が変更する　場合があります。■主催／アスタナバレエ団■後援／在日カザフスタン共和国大使館・外務省お申込みは「はがき」「FAX」「インターネット」で。■申し込み方法詳細は以下のいずれかでご確認ください。・アスタナバレエ公演特設Webサイト http：//astanaballet.jp　記載のQRコードでも直接申し込みができます。・アスタナバレエ公演事務局　フリーダイヤル0120-138057（平日9：00〜17：00）アスタナバレエ団はカザフスタンのアーティストを中心に構成されていますが、海外からも注目を集めることになり、外国のダンサー達も活躍しています。今年初めて日本からのバレリーナがチームに入りました。最先端の試みと長い伝統が融合した独創的なパフォーマンスを日本のみなさまにお届けできることを、団員一同楽しみにしております。今回の公演が日本のバレエファンの皆さまに感動を与え、日本とカザフスタン両国の友好そして文化交流をより深めてくれることと信じております 。■申込締切2016年8月31日（水）必着※FAX、インターネットでの申し込みの場合は 　17：00まで ALEM（アレム）GALA Concertカザフスタン共和国 アスタナバレエ団総監督Valeriy Kuzembayev （ヴァレリー・クゼムバエフ）よりご挨拶

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