eぶらあぼ 2016.4月号
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びわ湖ホールチケットセンター077-523-7136 https://www.biwako-hall.or.jp/ラ・フォル・ジュルネびわ湖 2016 http://lfjb.biwako-hall.or.jp/滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールは、関西随一のオペラ劇場として、一流のオペラやバレエに加えコンサートも開催。また、国内外の実力派アーティストが充実したアンサンブルやソロも披露するほか、講座なども開催しています。このコーナーではびわ湖ホールで行われる注目公演をご紹介します。びわ湖ホールPreviewエ」も開かれる(4/30&5/1、ピアザ淡海ほか)。 また、マルタンは「自然」というテーマに関して、「四季」「四大元素」「風景」「動物」という4つのキーワードを示す。「四季」では、オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)が日本センチュリー交響楽団を弾き振りし、ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」を(4/30、大ホール)。「四大元素」のひとつ“水”の印象から、ドイツの室内楽団カンマーアカデミー・ポツダムは、ヘンデル「水上の音楽」を披露(4/30、大ホール)。「風景」ではミハイル・ゲルツ指揮の大阪フィルがベートーヴェン「田園」やスメタナ「モルダウ」を(5/1、大ホール)。「動物」では、フランク・ブラレイ(ピアノ)が黒川冬貴(コントラバス)、ジラール弦楽四重奏団のメンバーと共に、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」を弾く(5/1、中ホール)。 「びわ湖ホールは、LFJのエスプリを理解し、次々に面白い試みに挑戦して下さる。私にとって、ここでのコラボレーションは、最も理想的なものです」とマルタン。山中隆びわ湖ホール館長は「ホールの中だけにとどまらず、街角や周囲での演奏会もたくさん開かれます。大津に来れば、音楽が溢れている、楽しい3日間になると思います。また、素晴らしい音楽だけではなく、食事や子どもたち向けのプログラムなど、いろんな体験も同時に楽しんでいただけるはず。ご家族そろって、おいでいただければ」と話している。 春の湖畔が、再び美しい音楽の響きで満たされる─。「ラ・フォル・ジュルネびわ湖2016」(LFJびわ湖)が4月29日から5月1日までの3日間、滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールを主会場に開催される。7回目となる今年のテーマは、「ナチュール - 自然と音楽」。発祥の地であるフランス・ナントをはじめ、東京など国内での他の開催地とも共通だが、「風光明媚な琵琶湖という環境には、このテーマはうってつけ。ここでは、“水”というテーマを特に意識しました」とLFJアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンは語る。 特に要注目なのが、LFJびわ湖だけのオリジナル公演。ダニエル・ライスキン指揮の日本センチュリー交響楽団が、二塚直紀(テノール)や片桐直樹(バス)、約350人の一般公募の合唱団らと共に、ショスタコーヴィチのオラトリオ「森の歌」を演奏する(4/29、大ホール)。そして、大植英次指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団は、R.シュトラウス「アルプス交響曲」を披露(4/30、大ホール)。マルタンは「実は、私が“自然”と聞いて、まず一番に連想するのが、この2曲。日本のLFJでは、びわ湖でしか聴けないので、ぜひ全国から体験しに来ていただきたい」と話す。 そして、ホール専属のプロ声楽家集団、びわ湖ホール声楽アンサンブルは、林光のオペラ《森は生きている》を演奏会形式で上演(5/1、中ホール)。同アンサンブルは、東京のLFJでもこの作品を披露する。昨年から開催されて好評の湖上公演(4/30&5/1、遊覧船ミシガン)は各日4回ずつ、計8回を実施。びわ湖ホール声楽アンサンブルのメンバーや、ポーリーヌ・ハース(ハープ)らの出演が予定されている。さらに、家族で楽しめる芸術体験プログラム「にゃんばら先生の音楽アトリびわ湖ホール外観左:山中 隆(びわ湖ホール館長)右:ルネ・マルタン(LFJアーティスティック・ディレクター)ラ・フォル・ジュルネびわ湖20164/29(金・祝)、4/30(土)、5/1(日)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター、遊覧船ミシガン 他文:寺西 肇ラ・フォル・ジュルネびわ湖2016湖畔の劇場で満喫する“自然”をめぐる音楽の旅
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