eぶらあぼ 2016.4月号
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209コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報名実ともに日本のトップ・ブラス集団として君臨する、東京佼成ウインドオーケストラ。一昨年1月の定期で吹奏楽版のマーラー「巨人」全曲を披露して聴衆の度肝を抜いた、若き匠・川瀬賢太郎を再び指揮台に迎える。今回は吹奏楽版のR.シュトラウスの歌劇《ばらの騎士》組曲や歌曲集、チェロの名手・宮田大をソリストに迎えてのデ・メイ「カサノヴァ」などを披露。また感性を揺り動かされること、間違いない。国立音大に学び、国内外のオペラの檜舞台で活躍するソプラノの齊藤恵。そして、東京芸大からザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に学び、オペラや宗教作品など幅広く手掛けるバリトンの大門康彦。ピアノの斎藤敦子を交えてのジョイントリサイタルは、メノッティのオペラ《電話》をはじめ、振付を交えた橋本國彦「舞」、ジョルダーニ「いとしい女よ」、ヘンデル「樹木の蔭で」など、多彩な名曲を歌い尽くす。わが国のクラリネット界を、常にリードし続けてきた二宮和子。巨匠ジャック・ランスロの薫陶を受け、委嘱作の初演など先鋭的な活動が光る。29回目となるリサイタルでは、ピアノの藤井一興との、サン=サーンスのソナタを核に。ヴィオラの川本嘉子が加わってのモーツァルトの三重奏曲「ケーゲルシュタット」、さらに、藤井とヴァイオリンの久保陽子、チェロの岩崎洸と共にメシアン「世の終わりのための四重奏曲」を披露する。チャイコフスキー国際コンクールで最高位入賞を果たし、“時の人”となって14年。ヴァイオリンの川久保賜紀は、研鑽への努力を怠ることなく、着実に巨匠への階段を上っている。そんな彼女が、3年をかけて取り組んできた、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏会が、遂に最終章へ。今回も、これまでの2回でもパートナーを務めた、ピアノの名手・江口玲と共演。第9番「クロイツェル」をはじめ、第2番・第10番を弾く。日本のバロック演奏の先駆的存在として疾走し続け、創立55周年を迎えた東京ヴィヴァルディ合奏団。春の定期は、ウィーン国立歌劇場と専属契約を結んだことでも話題となった、テノールのジョン・健・ヌッツォを迎えて。バッハ「ミサ曲ロ短調」から「ベネディクトゥス」やプッチーニ「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」、カッチーニ「アヴェ・マリア」など彩り豊かな名曲を通じ、その美声を堪能する。東京音大に学び、ザルツブルクでも学んだピアニスト、にとまいこ(二戸麻衣子)。『奏 かなで Play for you』と題したコンサート・シリーズの第16弾は、ラフマニノフ「鐘」やショパン「幻想即興曲」「雨だれ」などソロ曲のほか、ヴァイオリンの水野紗希らを交えてのシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」第4楽章やパッヘルベル「カノン」(ピアノ五重奏版)など、アンサンブルの魅力もたっぷりと届ける。齊藤 恵(ソプラノ)& 大門康彦(バリトン)二宮和子(クラリネット)川久保賜紀 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会3(全3回)Play for you~vol.16 奏 ―かなで―にと まいこ(ピアノ)東京佼成ウインドオーケストラ第128回定期 若い匠からのメッセージ東京ヴィヴァルディ合奏団第114回春の定期~4月の叙情詩~4/29(金・祝)14:00東京オペラシティ リサイタルホール4/27(水)19:00東京文化会館(小)4/23(土)17:00 フィリアホール4/29(金・祝)14:00横浜みなとみらいホール(小)4/29(金・祝)14:00東京芸術劇場 コンサートホール4/24(日)14:00第一生命ホール川瀬賢太郎©Yoshinori Kurosawa宮田 大©Yukio Kojima©Yuji Horiジョン・健・ヌッツォ左:齊藤 恵 右:大門康彦
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