eぶらあぼ 2015.12月号
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178事業で、芸術・文化を通じた社会創造の観点で特に優れた活動を顕彰するもの。1991年より実施している。5団体の優秀賞のうち以下3団体の音楽に関する活動が選ばれた。●優秀賞:志マッチング賞サントリーホールディングス株式会社/公益財団法人サントリー芸術財団『ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金』●優秀賞:瞳かがやく賞島の子供たちに贈る瀬戸内デリバリーコンサート実行委員会『島の子供たちに贈る瀬戸内デリバリーコンサート』●優秀賞:音でつなぐ世界賞ローム株式会社/公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション『京都・国際音楽学生フェスティバル2014』公益社団法人企業メセナ協議会http://www.mecenat.or.jp■ギエムら世界文化賞受賞者が会見 第27回「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催:公益財団法人日本美術協会)の受賞者合同記者会見が10月20日、都内で行われた。演劇・映像部門のシルヴィ・ギエム、絵画部門の横尾忠則、彫刻部門のヴォルフガング・ライプ、建築部門のドミニク・ペローら各部門の受賞者が出席した。 ギエムは、会見後に行われた個別懇談会で次のように語った。 「大好きなダンスで様々な人々との出会いを通して、人生を学んできました。ダンサーとしての様々な経験が、今の私を作り上げました。日本が最後の公演となったことは偶然でしたが、何か意味があるのだと思いま■東京都交響楽団が2016年度楽季プロ グラムを発表 東京都交響楽団が2016年度楽季(2016/17シーズン)のプログラムを発表した。最大の注目は、新たに始まる定期演奏会Cシリーズ。会場は東京芸術劇場コンサートホールで、「休日マチネ5公演+平日マチネ3公演」という内容。平日の昼公演で定期演奏会を行うのは都内ではあまり例がなく、注目される。東京文化会館の定期Aシリーズとサントリーホールの定期Bシリーズも各8回、「プロムナードコンサート」シリーズは全4回行われる。なお、「作曲家の肖像」シリーズは15年度楽季で終了する。 音楽監督の大野和士は定期7公演と17年3月都響スペシャル1公演の計8回登場。ブリテンやスクリャービン(6/8A,6/9B)、リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」(6/15C)、マーラー「交響曲第4番」(11/27C,11/28A)、ブラームス「交響曲第4番」(17.3/21A)などを指揮する。 終身名誉指揮者の小泉和裕は、ブラームス「交響曲第1番」(4/30C)、ブルックナー「交響曲第5番」(17.1/10B)など計4公演で名作に取り組む。桂冠指揮者エリアフ・インバルは9月に「インバル80歳記念/都響デビュー25周年記念」と題した3公演で、シューベルト「ザ・グレイト」(9/10C)、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」(9/15A)、ショスタコーヴィチ「交響曲第8番」(9/20B)などを披露。首席客演指揮者ヤクブ・フルシャはマーラー「巨人」(12/13C,12/14B)、マルティヌーとショスタコーヴィチの交響曲(12/19A)、ベートーヴェン「第九」(12/23,12/25,12/26)でおよそ2年ぶりに都響に登場する。 客演指揮者も充実しており、フランソワ=グザヴィエ・ロトのベートーヴェン「英雄」(4/7B)やストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」「火の鳥」(4/12A)、クリスチャン・ヤルヴィのペルト&ライヒ作品集(5/18B)、アラン・ギルバートのマーラー「交響曲第5番」(7/24都響スペシャル,7/25B)、ダニエーレ・ルスティオーニのベルリオーズ「幻想交響曲」(17.2/26C)、飯守泰次郎のベートーヴェンとワーグナー(17.3/9C)など、注目の公演が並ぶ。東京都交響楽団http://www.tmso.or.jp■「メセナアワード2015」が決定 公益社団法人企業メセナ協議会が「メセナアワード2015」受賞企業・活動を決定した。「メセナアワード」は、企業・企業財団等の優れたメセナ活動を顕彰する合同記者会見から 左より:ドミニク・ペロー、シルヴィ・ギエム、横尾忠則、ヴォルフガング・ライプ Photo:M.Terashi/Tokyo MDE
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