eぶらあぼ 2015.11月号
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171コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPALのための)」(国際作曲委嘱シリーズ第1回作品)を第17回委嘱作曲家のタン・ドゥンほかの指揮で再演する(8/26)。 また、サントリーホール30周年記念作曲委嘱は、イギリスの作曲家、マーク=アンソニー・ターネジに決まった。声楽付きの大作となる予定で、世界初演は大野和士&都響(11/12)。 サントリーホールでは、「サントリーホール フェスティバル」公演を対象としたパスポート「プレミアム30」を限定30名、30万円で発売する予定(詳細は11月に発表)。 このほか、ホールの更なる向上をめざし、17年の2月から8月まで、全面休館したうえで大規模な改修を行うことも発表された。内容としては、経年劣化への対応、音響品質の保持、意匠改善などのほか、将来的には新しい技術を導入したサービスへも対応できるようにすると説明、ベルリン・フィルやMETが行っているようなネット配信にも期待をのぞかせた。サントリーホール http://suntory.jp/HALL■ロームシアター京都が竣工 2016年1月10日にリニューアルオープンするロームシアター京都(旧京都会館、京都市左京区)の竣工式が9月13日、同館サウスホールで行われた。■サントリーホールが開館30周年記念 事業を発表 2016年に開館30周年を迎えるサントリーホールが、9月16日、堤剛・サントリーホール館長、市本徹雄・同総支配人の出席のもと、30周年記念事業を発表した。 記念事業は年末の「ジルヴェスター・コンサート ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団」を皮切りに、「チェンバーミュージック・ガーデン」「サマーフェスティバル」「サントリーホール フェスティバル」の3つのフェスティバルを軸に展開する。 なかでも注目されるのは、16年10月12日の開館記念日をはさむ9月19日から11月26日に行われる「サントリーホール フェスティバル」での様々な公演。 まず、〈サントリーホール30周年記念ガラ・コンサート〉(10/1,10/2)にウィーン・フィルが登場、小澤征爾がシューベルトの「未完成」を指揮する予定。このほかにも、開館記念日にはメータ&ウィーン・フィルが「第九」(10/12)を、ホールのアソシエイト・アーティストである内田光子が、マーラー・チェンバー・オーケストラとの共演でモーツァルトの協奏曲を4曲弾き振りする(11/4,11/8)。 さらに、11月には〈ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN〉が行われる。ザルツブルク・イースター音楽祭はカラヤンが1967年に私財を投じて創設した音楽祭。2013年から同音楽祭を継承するクリスティアン・ティーレマン&ドレスデン・シュターツカペレが7日間にわたりその真髄を披露。目玉は「ホール・オペラ®」の復活で、演目はワーグナーの楽劇《ラインの黄金》(11/18,11/20)だ。 「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」にフィンランドのカイヤ・サーリアホをとりあげる(8/24, 8/30)ほか、特別演奏会として、2016年が没後20年にあたる武満徹の「ジェモー(2つのオーケストラロームシアター京都外観 写真:小川重雄 提供:ロームシアター京都竣工式の模様 Photo:M.Terashi/Tokyo MDE堤剛(サントリーホール館長) Photo:M.Terashi/Tokyo MDE
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