eぶらあぼ 2015.10月号
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237コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報常任指揮者の大井剛史のもと、一昨年からベートーヴェン交響曲ツィクルスに取り組んできたニューフィルハーモニーオーケストラ千葉。創立30周年を祝う「第九」で、その掉尾を飾る。ソプラノ馬原裕子、メゾソプラノ富岡明子、テノール小原啓楼、バリトン萩原潤、東京音大合唱団が共演。大井は「感謝の念を込めて、演奏したい」。ヴァイオリンの本庄篤子がソリストとして登場、2つのロマンスで華を添える。バロックチェロの世界的な先駆者・鈴木秀美の指揮のもと、オリジナル楽器による瑞々しい響きを武器に、古典派作品の“真価”を私たちに知らしめるオーケストラ・リベラ・クラシカ。今回のステージは、鮮烈なリズムの扱いで「舞踏の神化」とも例えられたベートーヴェンの傑作・第7番と、天へと駆け上るかのような躍動感を、ハイドン特有のユーモアで彩った佳品・第90番、ふたつの交響曲へ新たな命を授ける。澤山晶子は武蔵野音大を経て、イタリア・パヴィア国立音楽院大学院課程に在籍するソプラノ・リリコ(抒情的なソプラノ歌手)。一昨年にミラノ・ロゼートゥム劇場のこけら落としでヴェルディ《椿姫》のヴィオレッタを演じるなど、現地で高い評価を得ている。ピアノの下岡達朗と共演するリサイタル。トスティ、トゥリーナ、ラフマニノフの名歌曲に、《椿姫》やベッリーニ《海賊》などオペラ・アリアも存分に披露する。チューリッヒ芸大などに学び、第16回ブラームス国際コンクールで第3位に入賞、国際的に活躍するピアニスト斎藤龍の企画・構成で、ブラームスの音楽世界を多角的に特集。まずは、ソプラノの藤井玲南と共に、「日曜日」など4つの歌曲を。斎藤のソロによる「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」を挟み、有吉亮治と連弾で「ワルツ集」を披露。さらに、4人の弦楽器奏者を伴って、ピアノ五重奏曲を弾く。ピアニストの弓張美季こそ、音楽的なコスモポリタンだろう。神戸に生まれてドイツ・フランクフルトに育ち、イギリス、アメリカ、ロシアで研鑽を積むと同時に演奏活動も展開。現在はウィーンを拠点に、国際的に活躍を続ける。今回のステージは、ムソルグスキー「展覧会の絵」とプロコフィエフのソナタ第3番を軸に、スクリャービン、ラフマニノフを配したロシアの佳品に、自身の経験から育んだ感性を重ね合わせる。フランスを中心に、スイスやスペインなど欧州各地で演奏活動を展開するピアニストの宮崎明香。桐朋学園大からパリ国立地方音楽院やスイス国立ジュネーヴ音楽院に学び、在学中から国際コンクールで実績を重ねた。今回のリサイタルは、バッハ「フランス組曲第5番」に始まり、フォーレ、ショパン、メシアンを聴かせて、フランク「プレリュード、コラールとフーガ」で締め括る、独創的なプログラミングで臨む。ニューフィル千葉 第98回定期ベートーヴェン交響曲チクルスⅤ 30年を祝う歓喜の歌澤山晶子(ソプラノ)オーケストラ・リベラ・クラシカ第36回定期弓張美季(ピアノ)~サンクトペテルブルグの思い出~斎藤龍 ×BRAHMS~Bösendorferで奏でるブラームスの午後~宮崎明はるか香(ピアノ)10/25(日)14:00千葉県文化会館10/19(月)19:00王子ホール10/17(土)15:00上野学園 石橋メモリアルホール10/31(土)14:00サントリーホール ブルーローズ(小)10/24(土)14:00横浜みなとみらいホール(小)10/18(日)14:00浜離宮朝日ホール大井剛史©K.Miura本庄篤子鈴木秀美 ©K.Miura斎藤 龍

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