eぶらあぼ 2015.9月号
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189コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報“口笛奏者”として国際的に活躍、様々な楽器との共演にも挑戦するなど、口笛の芸術性を追求している夕部奈穂。6歳から口笛を始め、2011年にアメリカで開かれた「第38回国際口笛大会」で第2位となるなど、受賞も多い。宮崎滋のピアノ・編曲による、リサイタルの第4弾。モーツァルト《魔笛》から〈夜の女王のアリア〉ほかクラシック名曲から懐かしい旋律、宮崎によるオリジナル曲まで、多彩に披露する。チェロの大友肇は、日本では珍しい常設の弦楽四重奏団「クァルテット・エクセルシオ」のメンバーとして、第1回東京室内楽コンクールをはじめ、数々の登竜門で実績を重ねて来た。そんな大友が個人で「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞したのを記念し、ソリストとして臨むリサイタル。バッハの無伴奏組曲第3番に、ピアノの野本哲雄との共演で、ベートーヴェンのソナタ第3番などチェロの佳品をたっぷり聴かせる。軽妙な喜劇に織り込まれた、豊かな人間愛と痛烈な風刺は時代を超え、現代を生きる私たちへ訴えかけてくる。今回の「ひろしまオペラルネッサンス」は、指揮の川瀬賢太郎と演出の岩田達宗、旬な2人を迎えてのモーツァルト《フィガロの結婚》。山本徹也と山本忠寿(フィガロ)、古瀬まきをと小林良子(スザンナ)、山岸玲音と折河宏治(伯爵)ら実力派ダブルキャストで臨み、広島交響楽団がバックアップする。ボローニャ歌劇場など欧州で活躍を続け、今年4月から藤沢市民オペラ芸術監督に就任した指揮者の園田隆一郎。そんなオペラを知り尽くしたマエストロが、自らピアノ演奏とトークを担当し、様々な角度から“100倍楽しむ術”を教えてくれる。第1弾では、砂川涼子(ソプラノ)と村上敏明(テノール)と共に、ヴェルディ《椿姫》やプッチーニ《ラ・ボエーム》《トゥーランドット》などイタリア・オペラの名旋律を。新国立劇場などオペラの檜舞台で好演を重ねる一方、作詞やオペラ台本も手掛け、著書を通じて啓蒙活動にも力を注ぐ、バリトンの宮本益光。「歌劇場への誘い」と題したリサイタルは、ピアニストでウィーン国立歌劇場音楽コーチのマッツ・クヌッツソンを迎えて。作曲家の加藤昌則が案内役を務め、《フィガロの結婚》ほかモーツァルト作品をはじめ、グノーやマスネ、コルンゴルトなどオペラからの名アリアを謳い上げる。生誕140年の今年、ラヴェルのピアノ曲全曲演奏に2夜にわたって挑んでいる才媛・三浦友理枝。ステージや録音を通じて、天才作曲家の極限の美へ肉迫して来た彼女にとって、現時点での“集大成”と言える。その完結編となる第2夜。「鏡」と「クープランの墓」、2つの組曲を核に据え、「古風なメヌエット」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「ハイドンの名によるメヌエット」など小品を配した、全9曲を披露する。ゆうべの祈り Vol.4夕部奈穂(口笛)&宮崎 滋(ピアノ)ひろしまオペラルネッサンス《フィガロの結婚》園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法 Vol.1 ~恋とはどんなものかしら~第13回齋藤秀雄メモリアル基金賞 受賞記念大友 肇(チェロ)歌劇場への誘い宮本益光(バリトン)三浦友理枝ラヴェル・ピアノ作品全曲演奏(第2夜)9/27(日)14:00日暮里サニーホール9/26(土)14:00、9/27(日)14:00JMSアステールプラザ9/20(日)15:00湘南台文化センター市民シアター9/30(水)14:00青山音楽記念館バロックザール9/27(日)14:00王子ホール9/26(土)17:00フィリアホール夕部奈穂岩田達宗 ©大阪音楽大学川瀬賢太郎 ©Yoshinori Kurosawa園田隆一郎村上敏明砂川涼子©Yuji Hori

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