eぶらあぼ 2015.5月号
36/225

33Prole1922年イスラエルのハイファ生まれ。12歳でパリ音楽院を首席で卒業。その後もエネスコ、ティボー等、名ヴァイオリニストの下で研鑽を積む。19世紀の演奏様式、音楽観を伝える希少な演奏家で、カザルス、ハイフェッツ、ゼルキン等歴史上の名匠をはじめ、アルゲリッチ、バレンボイム、メータ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル等、多くの一流演奏家と共演を行っている。2011年の東日本大震災直後に仙台・石巻で慰問演奏を行い、外務省より感謝状を授与。92歳となる現在もフランス、イギリスをはじめヨーロッパ各国でリサイタルを行う等、依然現役最高齢のヴァイオリニストは健在である。ユネスコ親善大使。使用楽器は1713年製ストラディヴァリウス’Sancy’。Information【協奏曲】5/1(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール予定曲目J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 他共演ヴァハン・マルディロシアン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団木野雅之(ヴァイオリン)【リサイタル】5/6(水・休)14:00 紀尾井ホール予定曲目ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番クライスラー:美しきロスマリン、愛の悲しみ、シンコペーションマスネ:タイスの瞑想曲 他共演ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ)問 テンポプリモ03-5810-7772http://www.tempoprimo.co.jp他公演(リサイタル)4/26(日)多賀城市民会館(022‐368‐0131)5/10(日)高知市文化プラザかるぽーと(088-883-5071)©堀 衛

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です