eぶらあぼ 2015.5月号
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194楽譜に書かれた音楽用語をアルファベットどおりに引くだけで、言語の種類、カタカナ発音、意味が分かる辞典。収録用語の対象は吹奏楽、ポピュラー音楽、宗教音楽、現代音楽まで幅広く、手軽で正確、かつ分かりやすさを追究。付録として音楽用語の成り立ちと記号や楽器名の一覧表も掲載。アルファベットで引く6か国語音楽用語辞典久保田慶一 監修音楽之友社 ¥1100+税1975年に舞踏カンパニー「山海塾」を創設し、主にフランスと日本を創作活動の拠点とする、天児牛大(あまがつ・うしお)の日本初となるエッセイ集。フランスで刊行された2冊の著書をもとに再構成された本書では、著者の生い立ちから舞踏家としての歩み、創作活動に込めた想いを語り尽くす。重力との対話記憶の海辺から山海塾の舞踏へ天児牛大 著岩波書店 ¥2000+税クラシック新刊情報ヴァイオリン製作、修復、修理を学んできたゴスリングと、物理学からIT業界へ進んだ後ヴァイオリン製作を学び、現在修行中の身であるコーリーの2人が、ヴァイオリンの選び方から日々のメンテナンス、そして修理方法までを解説。演奏家だけではなく楽器の仕組みに興味がある人にも楽しめる。ヴァイオリン マニュアル日本語版ジョン・ゴスリング/マーカス・コーリー 著川幡 宏 監修 月舘ゆかり 訳ヤマハミュージックメディア ¥3600+税15歳の時にオルガンの美しさに魅せられたオルガニスト椎名雄一郎による、パイプオルガン入門書。2000年以上の長い歴史と伝統を持ち、その壮麗な響きから「楽器の王様」と称えられ、世界に2つと同じ仕様のものがないという個性豊かなパイプオルガンの世界を、愛情たっぷりに伝える。パイプオルガン入門見て聴いて触って楽しむガイド椎名雄一郎 著春秋社 ¥2400+税1882年に岩手県に生まれたクラシック音楽・レコード評論家、また野村胡堂名では小説家としても活躍した「あらえびす」の、伝説的な最高傑作を復刊。17人の偉大な「楽聖」と、近現代までの107人の音楽家の生涯と作品を紹介。日本独自のレコード紹介、批評、作曲者評伝のルーツとなる書。クラシック名盤 楽聖物語あらえびす(野村胡堂) 著河出書房新社 ¥2800+税青島広志が2002年以降に様々な新聞や雑誌で連載した記事の中から、合唱についてのエッセイをまとめた本書。新たに書き下ろした合唱の歴史や編成などの基本的な知識を加え、より深く考察した合唱の魅力、そして合唱団のスリリングな裏話などユーモアいっぱいに語る。ブルー・アイランド版合唱(コーラス)まるかじり青島広志 著中央公論新社 ¥1800+税日本を代表するフランス文学者の青柳瑞穂を祖父に持ち、ピアニスト・文筆家として活躍する著者が、「モノ書きピアニスト」として奮闘する日々を収録したエッセイ集。フランス語で「くそったれ!」という意味の「メルド!」をタイトルに掲げ、音楽と文筆の二刀流に悪戦苦闘する生活の裏側を綴る。青柳いづみこのMメルドERDE!日記青柳いづみこ 著東京創元社 ¥2500+税クラシック音楽の分野で雑誌、放送、コンサートプログラムの執筆など幅広く活躍している著者が、これから本格的にクラシック音楽を聴き始める人に向けて執筆した実践的な「トリセツ(取扱説明書)」。敷居が高いと思われがちなクラシック音楽への誤解を解消するとともに、その魅力を解説する。SB新書クラシック音楽のトリセツ飯尾洋一 著SBクリエイティブ ¥760+税

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