eぶらあぼ 2015.4月号
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Danza News252●10月  『ドン・キホーテ』振付:ウラジーミル・ワシーリエフ 神奈川県民ホール●11月  シルヴィ・ギエム ファイナル  『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』  振付:ウィリアム・フォーサイス  『ドリームタイム』振付:イリ・キリアン 全国各地●2016年2月 新制作 『白鳥の湖』(ブルメイステル版)東京バレエ団http://www.thetokyoballet.com■横浜ダンスコレクション EX 2015 コンペティション 受賞者決定 横浜ダンスコレクション EX 2015(主催:横浜赤レンガ倉庫1号館/横浜市芸術文化振興財団)の「コンペティション」受賞者が発表され、「コンペティションⅠ」で川村美紀子『インナーマミー』が審査員賞と若手振付家のための在日フランス大使館賞に輝いた。また、「コンペティションⅡ 新人振付家部門」の最優秀新人賞には、中屋敷南『おんなのこ』が選出された。 同コンペティションは、若手振付家の発掘・発信・育成とコンテンポラリー・ダンスの普及を目指し1996年にスタートし、今年で20年目を迎える「横浜ダンスコレクション EX 2015」のメインプログラム。[コンペティションⅠ 受賞者]審査員賞/若手振付家のための在日フランス大使館賞:川村美紀子『インナーマミー』MASDANZA賞:梶本はるか『そしてとそれから』シビウ国際演劇祭賞/Touchpoint Art Foundation賞:黒須育海・香取直登『RE:DIVISION』奨励賞:小暮香帆『遥かエリチェ』、遠江愛『真っ昼間の独り言』、ラゼル・アン・アグダ・ミッチャオ『LA ELLE S’EN VA (there she goes)』[コンペティションⅡ 受賞者]最優秀新人賞:中屋敷南『おんなのこ』奨励賞:田村興一郎『ハゲワシと少女』横浜ダンスコレクション EX 2015http://www.yokohama-dance-collection-r.jp/■中村恩恵 第31回「服部智恵子賞」を受賞 Dance Sanga主宰で舞踊家の中村恩恵が、第31回「服部智恵子賞」を受賞した。3月3日、公益社団法人日本バレエ協会が発表した。同賞は、年間において最も顕著な業績をあげ、かつ将来においてもバレエ界の発展に貢献することが期待されるダンサーに与えられる。選出者は、舞踊評論家・伊地知優子、うらわまこと、桜井多佳子、藤井修治、三浦雅士、山野博大。 なお、授賞式は、6月12日に都内で行われる。公益社団法人日本バレエ協会http://www.j-b-a.or.jp/■斎藤友佳理 東京バレエ団芸術監督就任 東京バレエ団は、斎藤友佳理が8月1日から同団の芸術監督に就任すると発表した。2月13日、斎藤友佳理、飯田宗孝芸術監督、高橋典夫事務局長が出席し行われた記者会見で明らかにした。現芸術監督の飯田は同団団長となり、佐々木忠次総監督を補佐、同団とバレエ学校を監督する。 プリマ・バレリーナ、指導者として同団を支えてきた斎藤の就任について高橋は、「昨年8月、東京バレエ団が創立50周年という節目を迎え、『50周年事業の最後の仕上げ』として、新芸術監督に斎藤友佳理の就任を考えていた。これは、現アーティスティック・アドバイザーのウラジーミル・マラーホフの強い勧めでもあった」と説明。 斎藤は就任にあたり、「まず取り組みたいことは、指導体制の統一。根底に一貫したシステムを作ることによって、ダンサーのレベルを引き上げていきたい。ただ苗を植えてから木が成長するまで最低でも5年かかるといわれているように、急速にバレエ団を変えることは難しいと思っている。それくらい長いスパンで東京バレエ団の成長を考えていく」との抱負を語った。 また、8月以降のラインナップも同時に発表された。新体制で挑む最初の演目は、「第3回めぐろバレエ祭り」の一環として、ウラジーミル・ワシーリエフ振付の新制作となる子どものためのバレエ『ドン・キホーテ』と『ねむれる森の美女』(会場:めぐろパーシモンホール)。そのほか、2016年2月に予定される新制作、ブルメイステル版『白鳥の湖』に注目が集まる。[就任以降 2015年度下期 ラインナップ]●8月  〈第3回めぐろバレエ祭り〉  新制作 子どものためのバレエ『ドン・キホーテ』  子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』 めぐろパーシモンホール斎藤友佳理 Photo:J.Otsuka/Tokyo MDE

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