eぶらあぼ 2015.3月号
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193コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報国立音楽大学と立川市の「連携協力に関する協定」締結を記念し、スタートした演奏会シリーズ。今回は、久元祐子准教授のレクチャーを交えた演奏で、ピアノの歴史を紐解く。まず、銘器シュタインなどモーツァルトの時代に作られた楽器で、「ソナタ イ長調『トルコ行進曲付』」や「幻想曲 ニ短調」など独奏曲を。そして、現代のベーゼンドルファーを使い、今村能指揮のフィルハルモニア多摩と共に協奏曲第23番を弾く。フルート倉田優、オーボエ池田昭子、クラリネット糸井裕美子、ファゴット佐藤由起という、国内の一線楽団で活躍中の女性木管楽器奏者4人をフィーチャーしたステージ。ホルンの山岸博が加わってのハイドンやタファネル、ヒンデミットの木管五重奏作品のほか、倉田がモーツァルトのフルート四重奏曲、池田もブリテン「ファンタジー」と、ヴァイオリンの水村浩司ら弦楽奏者を交えての名曲も堪能できる。「プロとして演奏を始めて約半世紀が経ち、この節目に自分が本当に弾きたいものでプログラムを構成しようと思った時、迷わず、ベートーヴェンのソナタ全曲と決めた」。日米を拠点に、第一線で国際的な活動を続けて来たチェロの名手・岩崎洸は語る。やはり第一線を疾駆、共演歴も長いピアノの重鎮で姉の岩崎淑と共に、真摯に向き合う全5曲。「弾くごとに必ずある」と言う「新発見」を、ぜひ客席で体感したい。バンドネオンを駆る若き鬼才・北村聡が、ギターの鈴木大介を“迎え撃つ”ステージ。先駆者・小松亮太に師事し、ポップスや映像のための音楽にも参加、タンゴという領域からバンドネオンという楽器を解き放った男が、クラシックの枠を超えた活動を展開するギタリストと、どう対峙するのか。“決闘”の俎上に載せられるのは、スキッシの新作やピアソラ、ビジョルドなど。きっと、何かが起こるに違いない。「気軽に生演奏を」「演奏者の話もぜひ」との要望に応える、下丸子クラシック・カフェ。マスターのピアニスト山田武彦と、常連マダムの松本志のぶが、寛ぎの空間を演出する。今回のゲストは、フルートの難波薫。伸びやかな音色で聴かせるビゼー「アルルの女」のメヌエットやラフマニノフ「ヴォカリーズ」などの名旋律が午後のランチなら、多方面に活躍する難波の楽しい話は、さながらドルチェだろうか。「風、息吹、命、霊」など様々な意味を含蓄する、新約聖書に用いられた言葉「プネウマ」。1986年にパリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で修めて以来、第一線を走り続けるピアノの鮫島明子は、毎回にテーマ性を持たせた自身のリサイタルシリーズへ、この言葉を冠した。その4回目は「ショパン~風の足跡」。ワルツ全14曲や「幻想ポロネーズ」「華麗なる大ポロネーズ」を通じて、ピアノの詩人の足跡を辿る。岩崎 洸(チェロ)& 岩崎 淑(ピアノ)ベートーヴェン チェロ・ソナタ全曲国立音楽大学コンサート 久元祐子 モーツァルト いま むかしアンサンブル de ヨコハマ女性木管奏者の粋を集めて北村 聡 (バンドネオン)& 鈴木大介 (ギター)下丸子クラシック・カフェVol.32難波 薫(フルート)鮫島明子(ピアノ)プネウマシリーズⅥ ショパン~風の足跡3/27(金) 18:30浜離宮朝日ホール3/20(金) 19:00たましんRISURUホール3/15(日) 19:00横浜みなとみらいホール(小)3/28(土) 15:00めぐろパーシモンホール(小)3/21(土・祝) 15:00大田区民プラザ3/19(木) 19:00横浜みなとみらいホール(小) 久元祐子 ©酒寄克夫 難波 薫倉田 優池田昭子岩崎 洸岩崎 淑北村 聡 ©井村重人鈴木大介

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