eぶらあぼ 2015.1月号
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164■東京フィルが新シーズンのラインナップ と指揮者陣を発表 東京フィルハーモニー交響楽団(三木谷浩史理事長)が2014年11月28日記者会見を開き、2015/16シーズンのラインナップと新指揮者体制を発表した。 2015年度は新たにアンドレア・バッティストーニが首席客演指揮者に就任、プッチーニの歌劇《トゥーランドット》(演奏会形式・5/17、5/18)、レスピーギの組曲「シバの女王ベルキス」(5/21)ほかを披露する。バッティストーニは、軽井沢大賀ホール創立10周年記念春の音楽祭にも出演する。 また、ミハイル・プレトニョフが特別客演指揮者に就任、グリーグの劇付随音楽「ペール・ギュント」全曲(4/19、4/20、4/22)、リムスキー=コルサコフの歌劇《不死身のカシチェイ》(演奏会形式・10/9)を指揮する。 会見には、2011年に理事長に就任した三木谷浩史・楽天株式会社代表取締役会長兼社長らが出席。挨拶で三木谷は「2014年には楽団創設100周年を記念し、3大陸6ヵ国をまわるワールド・ツアーを行った。レベルの高い日本のオーケストラのパフォーマンスを世界に発信できたのではないか。その一方で、さらにクオリティを高めていき、また、経営面でも変革の必要があることを実感した。これからも東京フィル・ブランドを高め、世界に向けて存在感を高めていきたい」との決意を表した。 また「その一端として、24時間東京フィルが聴けるインターネットラジオを2015年春をメドに楽天株式会社と共同で開始する」こともあわせて発表した。東京フィルハーモニー交響楽団 http://www.tpo.or.jp■開館20周年を迎える紀尾井ホールが ラインナップを発表 2015年で開館20周年を迎える紀尾井ホールが主なラインナップを発表した。 紀尾井シンフォニエッタ東京が7月の第100回定期演奏会で、初共演のセミョーン・ビシュコフの指揮■東響が2015年度のラインナップを発表 東京交響楽団がジョナサン・ノットの第3代音楽監督就任2年目となる2015年度のラインナップ《Season2》を発表した。就任1年目は後期ロマン派を中心に、現代作品と組み合わせたプログラムを披露したノットだが、2年目のシーズンについては以下のように述べている。 「更にバラエティに富んだプログラムを披露したいと考えています。一つのテーマで組み立てたものもあれば、まるで違う性質の曲を集めたものもあります。またその一方で、オーケストラのサウンド自体も、ダークで柔らかな音色に加え、更に多くのパレットを持った演奏を行えるようになると確信しています。様々な曲を取り上げる一方で、バッハから始まり、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブラームス、マーラー、ブルックナー、フランス音楽、近現代の音楽と、この2年間でオーケストラにとって大切なレパートリーが揃うようにもなっています。それぞれのプログラムで、全く違った”音楽の旅”を皆様と分かち合えることを楽しみにしています」 次シーズンでノットが指揮する主な曲目は以下のとおり。 サントリーホールの定期演奏会がブルックナーの交響曲第7番(6月)、デジュー・ラーンキ(ピアノ)とバルトークの協奏曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第5番(7月)、藤村実穂子(メゾソプラノ)でマーラーの交響曲第3番(9月)、リゲティの100台のメトロノームのためのポエム・サンフォニック、エマニュエル・アックス(ピアノ)とのR.シュトラウス「ブルレスケ」にショスタコーヴィチの交響曲第15番(11月)、7月、9月はミューザ川崎シンフォニーホールの川崎定期演奏会でも同プログラムを演奏。東京オペラシティシリーズは細川俊夫の「循環する海」、萩原麻未(ピアノ)とラヴェルの左手の協奏曲(7月)、フェルドマンの「ヴィオラ・イン・マイ・ライフⅡ」、ドヴォルザークの交響曲第8番(11月)。東京交響楽団 http://tokyosymphony.jp会見で挨拶する三木谷浩史理事長 Photo:M.Terashi/Tokyo MDEジョナサン・ノット ©K.Miura

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