eぶらあぼ 2014.12月号
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60ウィーン・サロン・オーケストラ ニューイヤー・コンサート2015新年を彩るウィーンの優雅な響き文:宮本 明TOKYO FM 夢の第九コンサート第九の感動を共有する喜びを文:笹田和人2015.1/9(金)19:00 川口市総合文化センターリリア1/10(土)14:00/19:00 東京オペラシティ コンサートホール1/11(日)14:00/18:00 ミューザ川崎シンフォニーホール問 プロアルテムジケ03-3943-6677 http://www.proarte.co.jp12/15(月)19:00 国立代々木競技場 第二体育館問 サンライズプロモーション東京  0570-00-3337http://www.tfm.co.jp/daiku ニューイヤーといえば「ウィーン」が鉄板。あの街では、楽友協会やコンツェルトハウス以外にも、毎夜さまざまな宮殿やサロンでワルツやポルカなどウィーンの音楽を聴かせるコンサートが開かれ、そのための楽団が数多く存在する。 市立公園の南端にある瀟洒な「クアサロン」を本拠に公演を開催しているウィーン・サロン・オーケストラもそうした楽団のひとつ。1994年に当時フォルクスオーパー管弦楽団のメンバーらによって結成されたこのオーケストラは、音楽芸術監督兼コンサートマスターのウド・ツヴェルファーの妥協のない音楽づくりによって鍛え上げられた実力派集団。しかも年間300公演以上という驚異の経験値。ウィーンものを弾かせたら、著名なシンフォニー・オーケストラに勝るとも劣らない薫り豊かな味わいを醸し出す。ウィーンの音楽を、街の空気と一緒に運んで来てくれるオーケストラだ。 ゲストも多彩。1月10日の昼公演で “夢を叶える日”が、またやって来る。「一度は“第九”のコンサートに、合唱の一員で参加してみたい」という音楽好きの願いを現実のものにする、恒例の『TOKYO FM 夢の第九コンサート』。は、モーツァルトの演奏と研究の両面で際立った成果を示す久元祐子がピアノ協奏曲のソリストとして出演。同日夜はミュージカルの貴公子・田代万里生が登場。キャリア初期にオペレッタにも数多く出演していた彼にとって、ウィー今年も西本智実の指揮、彼女が芸術監督兼首席指揮者を務めるIlluminArt Philharmonic Orchestraの管弦楽、文屋小百合(ソプラノ)、山下牧子(アルト)、小餅谷哲男(テノール)、田中勉(バリトン)という豪華ソリスト陣と共演しての、夢のステージが展開される。 経験やスタイルに合わせて参加の方法が選べるのが、このステージの最大の魅力。まず、男声がタキシードに黒蝶ネクタイ、女声が黒ロングスカート着用というドレスコードのほか、当日午後3時からのリハーサル出席が必須となる合唱は、パート(ソプラノ、アルト、テノール、バス)ンの音楽はいわば原点といえるだろう。1月11日には四半世紀の活動を続ける「熊谷有梨バレエクラス」の子供たちとの可愛い共演も。新年の晴れ晴れとした気分でゆっくりとウィーンを楽しみたい。別に募集する。そして、「気軽に参加したい」という初心者や、家族や別パートの友人たちと共に歌いたい人たちのために、普段着で参加できる「カジュアルシート」も用意する。これらパート別の合唱とカジュアルシートを合わせた募集人数は、約3000席。さらに、「聴くだけで満足」という人たちのために、演奏会の「観賞チケット」(約1000席)も発売する。また、当日に向けては、指揮者で声楽家の辻博之らの指導による、任意参加の合唱練習会も随時開催。西本のメッセージ入りのオリジナル楽譜も、販売される。 大切な友人や家族と感動を共有するひととき。今年も、忘れられない思い出が、またひとつ増えることだろう。西本智実 ©大木大輔

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