eぶらあぼ 2014.9月号
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165コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPALたちによるパフォーマンス、ダンス、サーカスなどを通じて、フェスティバルで総合的に色んな方向に広がっていくことを目指して企画した」と語った。 また、オープニング(10/5)でマーラーの「千人の交響曲」を指揮する現田は「神奈川は自分にとってゆかりの深い場所。『千人〜』は祝祭にふさわしい。今回は500人もの合唱が参加するが、とくに言葉の意味と発音にこだわって演奏したい」と述べ、最後に県立音楽堂の60周年記念オーケストラ・コンサート(11/9)で「武満徹:セレモニアル─秋の歌」を演奏する宮田は「県立音楽堂の“還暦”のために演奏できるのは嬉しい」と述べた後、笙の実演を披露した。問 チケットかながわ0570-015-415演目についての詳細はフェスティバル・オフィシャルサイトをご覧ください。http://www.kanagawa-arts.or.jp/21kiaf/■アルヴォ・ペルトが世界文化賞を受賞 芸術文化の発展に寄与した世界の優れた芸術家を顕彰する第26回「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会)の受賞者がこのほど発表され、音楽部門ではエストニア生まれの作曲家、アルヴォ・ペルトが選ばれた。 アルヴォ・ペルトは1935年9月11日、エストニア・パイデ生まれ。鈴の音が鳴り続けるように一定のリズムで繰り返す「ティンティナブリ(鈴鳴らし)」という独特の作曲技法で現代音楽界に独自の存在感を示す作曲家。ヴァイオリンとピアノのための「タブラ・ラサ」「鏡のなかの鏡」をはじめ、「ヨハネ受難曲」ほか合唱曲の評価も高い。 音楽部門以外の受賞者は、次の通り。絵画部門:マルシャル・レイス (フランス)、彫刻部門:ジュゼッペ・ペノーネ (イタリア)、建築部門: スティーヴン・ホール(アメリカ)、演劇・映像部門:アソル・フガード (南アフリカ) 同賞は1988年、日本美術協会の創立100周年を記念し創設、前総裁高松宮殿下の「世界の文化・芸術の普及・向上に広く寄与したい」との遺志にもとづき、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の各分野で、世界的に顕著な業績をあげた芸術家に毎年授与される。 授賞式は同協会総裁の常陸宮殿下・同妃殿下出席のもと、10月15日(水)に東京・元赤坂の明治記念館で行われ、受賞者に顕彰メダルと賞金1500万円が贈られる。高松宮殿下記念世界文化賞http://www.praemiumimperiale.org■高関健が東京シティ・フィルの常任指 揮者に就任 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は2015年4月より、高関健を常任指揮者として迎えると発表した。任期は2018年3月末日までの3年間。高関は桐朋学園大学在学中に、カラヤン指揮者コンクールジャパン(1977)で優勝、ベルリンでカラヤンのアシスタントを務め、さらにタングルウッド音楽祭でバーンスタイン、小澤征爾に指導を受けた。海外での客演も多く、13年にはサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会で高く評価された。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団http://www.cityphil.jp■2014年度の東燃ゼネラル音楽賞に 佐々木典子、下野竜也 東燃ゼネラルグループは2014年度の東燃ゼネラル音楽賞および児童文化賞の受賞者を発表した。音楽賞の洋楽部門本賞はソプラノの佐々木典子、同部門奨励賞は指揮者の下野竜也、邦楽部門は中川善雄(邦楽囃子 笛方)が受賞した。また、児童文化賞は公益財団法人東京こども図書館が受賞した。東燃ゼネラル音楽賞は日本の音楽文化の発展・向上に大きく貢献した個人または団体を称える目的で1971年に創設され、今年で44回目を迎える。 9月18日(木)にホテルオークラ東京で行われる贈賞式において、受賞者にはそれぞれトロフィーと副賞賞金200万円が贈られる。また、10月23日(木)に紀尾井ホールで開催される受賞記念公演には、本年度も一般の方100名を抽選で招待する。詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。東燃ゼネラルグループ http://www.tonengeneral.co.jp佐々木典子下野竜也 ©Naoya Yamaguchi©Masahide Satoアルヴォ・ペルト・センターにて、エストニア、タリン近郊、2014年
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