eぶらあぼ 2014.7月号
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175コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報飯森範親指揮の東京交響楽団が、夏休みの子どもと大人におくる、オーケストラの魅力が詰まったステージ。クラシック通のフリーアナウンサー、朝岡聡のナビゲートにより、名曲で迫力一杯のサウンドを体感したり、ディズニーのメロディで楽器の違いを学んだり、時には一緒に歌ったり。「こどもソリスト」の名演には、大人も驚かされるはず。公演当日の抽選に当たれば、貴重な指揮者体験へも参加できる。ヴァイオリンの岩谷祐之と平山真紀子、ヴィオラの鈴木康浩、チェロの上森祥平と、新潟に所縁あるメンバーで組織されたTOKI弦楽四重奏団。結成11年目の今年を“新たな旅立ち”に位置付ける。その決意表明とも言える、今回のステージ。シューベルトの第14番「死と乙女」、メンデルスゾーンの第1番とロマン派の佳品に、現代ポーランドの女性作曲家グラジナ・バツェヴィッチによる第4番の日本初演を挟み込む。これは聴き逃せない。2012年にウィーン楽友協会をはじめ、ヨーロッパ楽壇で華々しいデビューを飾ったばかりの俊英ソプラノ、小林沙羅。そして、日本を代表するギタリストとして、師イエペスの志を伝え続ける巨匠・荘村清志。2人が紡ぐのは、グラナドスの歌曲集「トナディージャス」やロドリーゴ「4つの愛のマドリガル」など、珍しくも魅力あふれるスペイン歌曲の数々。幸せな出会いを、感じられるだろう。古典から現代に至る多彩なレパートリーを、研ぎ澄まされた感性で吹きこなすフルートの竹山愛。数々の名門コンクールで実績を積み、有名楽団との共演を重ねるなど活躍を続ける彼女が、ピアノの俊英・入江一雄を共演者に迎えてリサイタルに臨む。ピエルネのソナタを軸に、モーツァルトやシューベルト、タファネルに吉松隆を配した独創的なプロ。深い音楽性や高い技巧、美しい音のすべてが堪能できよう。北海道教育大学を経て東京芸大大学院やミュンヘン国立音大に学び、ドイツで音楽教育に携わった経験もあるピアノの石橋史生。現在は東京学芸大教授として後進の指導にも力を注ぐ。今回のリサイタルは、ハイドンの第46番とシューベルトの第14番の両ソナタを中心として、バッハのフランス組曲第5番と「夜のガスパール」などラヴェルの作品を置く個性的なプログラム。石橋の奥深い音楽世界のエッセンスだ。新しい“うた”の世界への扉を開け放つステージとなるはずだ。オペラに、宗教作品にと、我が国を代表するソプラノとして活躍を続ける佐竹由美が、ピアノの名手・江口玲と共に、知られざる英米歌曲の魅力を掘り下げるシリーズ。その第4回は「シェイクスピアの世界」と題して。パーセルに始まり、クィルター、ガーニー、ヴォーン・ウィリアムズやバーバーらの佳品は、新鮮な驚きと感動を与えてくれるはず。ファミリー・クラシック夏休みオーケストランド!小林沙羅&荘村清志ソプラノ&ギターデュオ石橋史生(ピアノ)TOKI弦楽四重奏団竹山愛(フルート)佐竹由美(ソプラノ)英米歌曲シリーズVol.4シェイクスピアの世界7/27(日)14:00 埼玉会館 8/3(日)15:00 熊谷会館7/26(土)17:00 フィリアホール7/22(火)19:00 東京オペラシティリサイタルホール7/29(火)19:00 東京オペラシティリサイタルホール他公演7/25 新潟市、7/26 胎内市、7/27南魚沼市7/27(日)14:00 浜離宮朝日ホール7/22(火)19:00 津田ホール飯森範親 ©大野純一 ©Akira Muto小林沙羅 ©Hitoshi Iwakiri荘村清志 ©Sayaka Ikemoto
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