eぶらあぼ2014.4月号
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68読響アンサンブル・シリーズ vol.1 オープニング・コンサート〜灼熱のブラス〜7月31日(木) vol.2 石丸幹二×「兵士の物語」 10月24日(金) vol.3 ニューイヤー・コンサート〜華麗なる木管五重奏〜 2015年1月17日(土) vol.4 ピアノを迎えて 河村尚子の「ます」 2015年3月20日(金) 会場:よみうり大手町ホール ●発売日 vol.1&vol.2発売中 vol.3 4/4(金)発売 vol.4 6/6(金)発売問 読売新聞文化事業部03-3216-8500 http://yomi.otemachi-hall.com エンタテインメントの創造と文化・情報の発信拠点として、東京・大手町にオープンする「よみうり大手町ホール」。読売新聞東京本社内に設けられた500席の空間は、充実した最新の音響・映像機器を備え、能の上演も可能とあって、ここから生まれる新たな文化の潮流に期待が寄せられている。 このホールを舞台に、日本のトップ・オーケストラ、読売日本交響楽団のメンバーによる多彩な編成で、極上の室内楽を堪能する『読響アンサンブル・シリーズ』もスタート。初回は“鉄壁”の金管セクションの面々が集結し、「灼熱のブラス」で開幕を告げる。 今回登場するのは、田中敏雄(トランペット)、久永重明(ホルン)、古賀光新しいホールで愉しむ極上の室内楽よみうり大手町ホール オープニングシリーズ読響アンサンブル・シリーズ(トロンボーン)、次田心平(チューバ)、西久保友広(打楽器)という、読響が誇る名手たち。ここに客演として、東京フィル副首席トランペット奏者の長谷川智之が加わる。プログラムは2部構成。まず第1部では『華麗なる金管アンサンブルの世界』と題して、読響常任指揮者カンブルランが作曲した「金管五重奏のためのディヴェルティスマン」ほかを。第2部は「オペラ名場面集」で、没後90年のプッチーニをはじめ、モーツァルトやヴェルディなどの名旋律をたっぷりと聴かせる。 シリーズは今後、語りに俳優の石丸幹二を迎えてのストラヴィンスキー「兵士の物語」や、木管五重奏によるニューイヤー・コンサート、ピアノに俊英・河村尚子を迎えてのシューベルト「ます」などが予定されている。文:笹田和人左から:田中敏雄/久永重明/古賀 光/次田心平/西久保友広 すべてⒸ読響 “140年+1”とあるように、昨年生誕140年(同時に没後70年)だったラフマニノフを記念する、ワン・デー音楽祭。1年遅れで開催されるわけではなく、主催する日本・ロシア音楽家協会の創立30周年を記念したイベントだ。知られざるラフマニノフの世界ラフマニノフ生誕140年+1 記念音楽祭 日本・ロシア音楽家協会 創立30周年記念 日本・ロシア音楽家協会は、1984年に「日ソ音楽家協会」の名で、当時のソ連作曲家同盟議長のティホン・フレンニコフと作曲家・芥川也寸志の親交をもとに、両国の音楽作品の交換演奏を中心とする音楽文化交流を目的として発足した。創立記念演奏会には、まだ新人だったワレリー・ゲルギエフが指揮者として来日している。同協会はロシアに関係する演奏家や音楽学者、作曲家から構成され、毎年行なわれるコンサートでは、ロシアの作品と日本人作曲家の作品が並べて演奏されるのが通例。それは今回も同様で、ラフマニノフ作品とともに、彼の作品にちなんだ日本人作曲家の新作2曲が初演される。公演の監修は桐朋学園大学名誉教授であり、日本・ロシア音楽家協会運営委員の寺西昭子が務める。 演奏されるのは、室内楽(三重奏曲とチェロ曲、ヴァイオリン曲)、ピアノ連弾(2台ピアノと4手連弾)、声楽(オペラ・アリアと歌曲)の3ジャンル。出演は、[ピアノ]岩崎淑、太田由美子、岡田敦子、川﨑智子、木曽真奈美、佐藤勝重、志村泉、田中正也、松山元、松山優香、村上弦一郎、矢澤一彦 [ヴァイオリン]大谷康子、佐藤まどか [チェロ]安田謙一郎、岩崎洸 [声楽]小濱妙美(ソプラノ)、岸本力(バス)、小原伸一(バス・バリトン)[作曲]二宮毅 [作曲・ピアノ]遠藤雅夫。 15時半から夜までの長丁場。ラフマニノフの芳醇をたっぷり味わいたい。文:宮本 明★4月20日(日)・渋谷区文化総合センター大和田さくらホール●発売中問 プロアルテムジケ  03-3943-6677http://www.proarte.co.jpラフマニノフ

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