eぶらあぼ2014.4月号
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188我が偏愛のピアニスト(中公文庫) 青柳いづみこ 著 中央公論新社 ¥724+税ピアニストであり文筆家である著者が、国内外で活躍している10人の日本人ピアニストを取り上げた単行本の文庫版。「偏愛」と表すように、著者自身が演奏を聴いて独自の感性で選出。読んだら聴きたくなる多彩な顔ぶれの10人が並ぶ。ときめきのクラシック「成熟と若さ」は音楽からの贈り物 樋口裕一 著 幻冬舎 ¥1,000+税今年10周年を迎えるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭(LFJ)の公式ブック。これまでLFJで400公演を聴いたという著者が、これから注目すべき演奏家や、聴きどころを徹底解説。ワーグナー(下) マルティン・ゲック 著岩井智子/岩井方男/北川千香子 訳岩波書店 ¥3,500+税ワーグナーの真実に迫ろうとする全二巻が完結。下巻では、大作《ニーベルングの指環》や《パルジファル》の作曲技法から、バイロイト祝祭劇場創設までの、ワーグナーの苦闘の軌跡を多面的に描く。音樂は愉し黎明期音盤収集家随想 野村あらえびす 著 音楽之友社 ¥2,000+税批評家として新聞紙上初のレコード評を執筆した著者が、音楽を通して書き綴ったエッセイ集。昭和21年に日本音楽雑誌株式会社より刊行され、昭和28年に『音楽文庫』シリーズに収載されたものを復刻。1〜2月の新刊から
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