eぶらあぼ 2014.2月号
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212公演情報今 月 の今月の注目公演スロヴァキア・トリオ假屋崎省吾(華道・ピアノ)&清塚信也(ピアノ) 華のヴァレンタイン中部フィルハーモニー交響楽団 第24回定期フレッシュ名曲コンサート西本智美(指揮) 日本フィル岩崎洵じゅん奈な(ピアノ)◆7日(金) かつしかシンフォニーヒルズ岩崎洵奈は、東京芸大を経てウィーン国立音大で研鑽を積む一方、ショパン国際コンクールをはじめ数々の登竜門で入賞を重ね、アルゲリッチも絶賛したピアノの逸材。今回はベートーヴェンのソナタ第17番「テンペスト」やショパンのバラード第1・4番などBallade(叙情歌)をキーワードとしたプログラムで、大作曲家の素顔に迫る。◆1日(土) たましんRISURUホール(立川市市民会館)国際的な活躍を続ける指揮者の西本智美が、立川での「フレッシュ名曲コンサート」へ6年ぶりに出演。日本フィルとベートーヴェンの交響曲第7番を披露する。前半には、第10回東京国際音楽コンクール弦楽器部門の覇者で聴衆賞も獲得したヴァイオリンの新星・小川響子がソリストとして登場、ブルッフの協奏曲第1番を弾く。◆2日(日) 小牧市市民会館躍進著しい中部フィルの定期に、アーティスティック・ディレクターとプリンシパル・コンダクターを兼任する名匠・秋山和慶が登場。メンデルスゾーン「イタリア」とヴィヴァルディ「冬」「春」、第65回ジュネーヴ国際コンクールを制したピアノの萩原麻未をソリストに迎え、モーツァルトの協奏曲第20番を取り上げる。◆2日(日)・石川県立音楽堂 4日(火)・浜離宮朝日ホールヴァイオリンのエヴァルド・ダネルとチェロのルドヴィート・カンタらによる「スロヴァキア・トリオ」は“弦の国”の伝統を受け継ぐ名アンサンブル。今回は2人でマルティヌーの二重奏曲第1番を弾いた後、ピアノにノルベルト・ヘラーを迎え、ショスタコーヴィチの第2番にドヴォルザークの第4番と、2曲のピアノ三重奏曲を披露する。◆2日(日) 調布市文化会館たづくりこれこそ、幸せな出逢いだろう。華道にとどまらず、広く美や芸術を探究し続ける華の詩人・假屋崎省吾と、ジャンルを超越した活躍を続けるピアノの貴公子・清塚信也による美しき“響演”。リスト「ラ・カンパネラ」など清塚が紡ぐ数々の名曲に合わせて、假屋崎が彩り豊かに花を生けるほか、ピアノを嗜む假屋崎は、時に演奏へも参加する。◆1日(土) フィリアホール難関・ミュンヘン国際音楽コンクールを制し、現在はベルリン・フィル首席ヴィオラ奏者を務める清水直子。夫であるピアノのオズガー・アイディンと取り組むデュオは、まさにライフワーク。今回はバッハの無伴奏チェロ組曲第5番やシューベルトのアルペジオーネ・ソナタなどの佳品を通じ、ヴィオラの深い魅力を知らしめる。清水直子(ヴィオラ)文 : 笹田和人2ルドヴィート・カンタ左・秋山和慶 右・萩原麻未©Akira MutoⒸ鍋島徳恭ⒸKei Uesugi清塚信也 ⒸYuka Yamaji/月刊ショパンⒸOji Hall Photo:Fumiaki Fujimoto假屋崎省吾
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