eぶらあぼ 2013.11月号 168/209

eぶらあぼ 2013.11月号
168/209

173に開催されている「静岡国際オペラコンクール」。次代を担う声楽界の人材と発掘・育成を目的とする同コンクールは、国際交流を通じて、“しずおか文化”の創造と世界への発信にも力を入れている。 2014年に開催される第7回は、第1次予選が11月8日(土)〜10日(月)、第2次予選が11月12日(水)・13日(木)。本選と表彰式が11月16日(日)に実施される。入賞記念コンサートは11月18日(火)・20日(木)。いずれも会場はアクトシティ浜松。本選と記念コンサートの伴奏はチェン・ウェンピン指揮の東京交響楽団が務める。審査員は木村俊光(バリトン/委員長)、番場ちひろ(ソプラノ)、テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ)、ベルント・ヴァイクル(バリトン)ら全11人。問:静岡国際オペラコンクール実行委員会事務局053-457-6446 http://www.suac.ac.jp/opera■手軽さをコンセプトに設計された吸音材 「NiCSo」が発売 (株)ナイスカンパニーは、取り付け&取り外しが簡単な吸音材「NiCSo」(ナイクソ)を発売した。練習室やオーディオ・ルームの壁面に付属のマグネットをホッチキスで取り付けるだけで設置できる。素材には、吸音に加えて部屋の湿度の調節や消臭効果もあるサーモウールを採用している。サイズと形状は4種類(タイル型・2種類、コーナー三角柱型・1種類、天井三角錐型・1種類)、色はそれぞれ3種類(BLACK/RED/BLUE)が用意されており、下記ウェブサイトで直接購入も可能。価格は正方形のタイル型が2枚セットで¥12,600(メーカー希望価格/税込)から。株式会社 ナイスカンパニーhttp://www.niceinc.jp■訃報:作曲家・三善晃氏 作曲家の三善晃氏が10月4日、心不全のため死去した。享年80。東京都出身。自由学園でピアノを学び、小学生の頃から平井康三郎に作曲とヴァイオリンを師事。東京大学仏文科在学中の1953年に「ソナタ」が第22回日本音楽コンクール作曲部門第1位、翌年には「協奏交響曲」で第3回尾高賞、文化庁芸術祭奨励賞を受賞して注目された。55年からパリ音楽院に留学、A・シャラン、R=G・モンブランに師事したほか、A・デュティユーの影響も受けた。57年帰国、東大に復学し卒業した頃から次々に大作を発表、「レクイエム」(71)、「詩篇」(79)、「響紋」(84)などは今日でも演奏の機会が多い。99年にはオペラ《遠い帆》が大きな成功を収めた。ほかに多くの合唱作品も書いている。フランス的な語法に立脚しながら、独自の感性による作風で知られた。02年オーケストラ・アンサンブル金沢コンポーザー・イン・レジデンス。63年から桐朋学園大学で後進の指導にもあたり、74〜95年まで同大学長を務めた。95〜04年東京文化会館館長。99年芸術院会員のほか、01年には文化功労者に選定された。■訃報・パトリス・シェロー氏 オペラの演出家としても活躍した、フランスの舞台演出家で俳優のパトリス・シェロー氏が10月7日に肺がんにより死去した。享年68。フランスのメーヌ=エ=ロワーヌ県レジニエ出身。早くから才能を認められ、22歳の時にはサルトルーヴィル市立劇場の監督に抜擢されている。オペラの分野では1976年のバイロイト音楽祭での《ニーベルングの指環》(ピエール・ブーレーズ指揮)の斬新な演出が大変な話題を呼び、その後のオペラ演出に多大な影響を与えた。最近ではエクサン=プロヴァンス音楽祭での《死者の家から》*や《エレクトラ》なども高い評価を得ている。映画監督作品ではカンヌで監督賞を受賞した『王妃マルゴ』のほか、『傷ついた男』『インティマシー』などで知られる。*DVD:ユニバーサルミュージック(DG):国内盤UCBG-1264/輸入盤0734426©Ros Ribas/DG

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