eぶらあぼ 2013.10月号
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五木ひろしのです。演歌の世界をそのまま再現するのではなく、クラシックのオーケストラならではの表現で、普段とは少し違う世界を聴いてほしい。ですから編曲も大切になります。自分の歌がこういう編曲になるのかという驚きもあって、とても興味深い経験です」 今回、五木が出演するのは《五木ひろし&豪華オペラ歌手陣+N響メンバーの夢の競演 ふれあう時間、楽しく! 彩のチャリティーコンサート vol.2》。二期会の大島幾雄(バリトン)と腰越満美(ソプラノ)、クラシックはもちろん幅広いレパートリーを持つ錦織健 圧倒的な歌唱力で、長きにわたり日本人の心を捉え続けてきた五木ひろし。「よこはま・たそがれ」の大ヒットで一躍スター歌手となったのは、1971年のこと。大晦日のNHK紅白歌合戦には、同年の初登場から現在まで連続出場中。今も年間約300のステージに立つ歌謡界の大御所だ。作曲も手がけるなど多方面で活躍する中で、30年以上にもわたり、数々のオーケストラとの共演も重ねてきた。「オーケストラとのジョイントコンサートは、私の歌手人生の中で、ひとつの大きなライフワークといえるも今は、“共演の時代”です44インタビュート キいろどり
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