Tag Archive for 鹿野由之

栗山演出の不朽の名舞台《蝶々夫人》を再演〜東京二期会

 東京二期会が二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズの一環として10月、オペラ《蝶々夫人》を上演する。演出は栗山昌良。  栗山が二期会で《蝶々夫人》を初めて演出したのが1957年。以来、60年以上の歳月をかけて舞台に磨きをかけてきた。一人の演出家が同じ団体で同じ作品をこれほどの長期にわたり追求することは稀…

【ゲネプロレポート】東京二期会《ウィーン気質》

 11月21日(土)から上演される東京二期会《ウィーン気質》のゲネラルプローベ(最終稽古)が行われました。こちらは18日に行われた小貫岩夫組(21日(土)と23日(月・祝)出演)から。  演出をてがけるのは、宝塚歌劇団専属の演出家として活躍し、独特の世界観で、魅惑的かつ美しい舞台を世に送り出してきた荻田浩一。宝塚歌劇団…

宮本亜門版《魔笛》が開幕〜東京二期会&リンツ州立劇場共同制作

 本日から東京文化会館で上演される東京二期会とリンツ州立劇場の共同制作、オペラ《魔笛》。  主人公のひとりである王子タミーノが「魔法の笛」の力を借りて、いくつもの試練を乗り越えるというストーリーは、どこかRPG(ロールプレイングゲーム)を想わせるところがあります。  それならば、いっその事、RPGとして演出してしまおう…

開幕目前!新国立劇場の新制作《椿姫》稽古場レポートvol.2

 昨日、5月10日(日)に開幕する新国立劇場の新制作オペラ、ヴェルディ《椿姫》のコンセプト説明や稽古初日の様子をご紹介しましたが、リハーサル室での稽古を経て昨日、いよいよ舞台での稽古が始まりました。  こちらでは、少しだけその様子をご紹介します。 ※メイク、衣裳、照明、セットその他、本番とは一部異なります。ご了承くださ…

新国立劇場の新制作《椿姫》稽古場レポートvol.1

 5月10日(日)に開幕する新国立劇場の新制作オペラ、ヴェルディ《椿姫》。去る4月12日(日)にキャスト・スタッフがあつまり、本格的な稽古が始まりました。 こちらでは、稽古初日に行われた演出家のコンセプト説明、そして、それに続く第1幕の稽古の様子をお伝えします。 (コンセプト説明撮影:J.Otsuka/TokyoMDE…

横浜みなとみらいホール 小ホールオペラシリーズ 気軽にオペラ!《コジ・ファン・トゥッテ》

芸達者な実力派が繰り広げる“恋愛ゲーム”  かつてのヨーロッパのサロンを思わせる、小ぶりで品のいい横浜みなとみらいホール小ホールの劇場空間を舞台に、オペラの名品の魅力を間近に味わう「気軽にオペラ!」シリーズ。第3弾では、モーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》を取り上げる。誘惑の危険にさらされる、2組の男女の恋の行方を…

新国立劇場の新制作オペラ《マノン・レスコー》GPレポート

 9日(月)から新国立劇場2014-15シーズン新制作オペラ、プッチーニ《マノン・レスコー》が開幕する。2011年の公演中止から4年、幻となった公演の復活上演とあって、初日を待ち望んでいる人も多いだろう。開幕を目前に控えた7日(土)、GP(最終総稽古)が行われた。 (取材・文:梅原志歩 撮影:寺司正彦 写真提供:新国立…

開幕迫る!新国立劇場の新制作《マノン・レスコー》稽古場レポートvol.2

 9日(月)に開幕する新国立劇場の新制作オペラ、プッチーニ《マノン・レスコー》。  GP(ゲネプロ・最終総稽古)を前に5日(木)BO(Buehnenprobe mit Orchester。ドイツ語でビューネンプローベ・ミット・オルケスター。オーケストラ伴奏による本舞台上での稽古)が行われました。 ※一部メイク、衣裳なし…

宮本亜門(演出)

《魔笛》には何よりもモーツァルトの人類への愛情を感じます  ミュージカルを始め、オペラ、演劇、歌舞伎と国内外で幅広いジャンルの作品を手掛け、日本を代表する舞台演出家のひとりである宮本亜門。東京二期会ともこれまで4作品でコラボを重ね、いずれも高い評価を集めてきた。  「ダ・ポンテ三部作」に続いてモーツァルトでは4作目とな…

東京二期会《蝶々夫人》ゲネプロ・レポートvol.2

 栗山昌良演出による純日本的な舞台は、回を重ねて成熟度を増し、大道具や小道具とその配置も実にキメが細かい。これは、照明効果の美しさと相まって、日本人に違和感を抱かせない《蝶々夫人》の名舞台であろう。歌手は全員日本の実力者たち。ダブル・キャストそれぞれ個性が違っていて、双方観ても楽しめそうだ。蝶々夫人役の腰越満美と木下美…