Tag Archive for 首藤康之

中村恩恵 × 新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』

ダンスで迫るベートーヴェンの内面  ネザーランド・ダンス・シアターなどヨーロッパを中心に活躍した後、日本に拠点を移して活動している中村恩恵が、新国立劇場バレエ団のために新作を振り付ける。タイトルは『ベートーヴェン・ソナタ』。聴覚を失いながらも、交響曲からピアノ・ソナタに至るまで数々の名曲を残した作曲家ルートヴィヒ・ヴァ…

『京都岡崎音楽祭 OKAZAKI LOOPS』から『京都の秋 音楽祭』へ

 秋の紅葉シーズンを目前に、この9月、京都のクラシック音楽界が賑わっている。  今年リニューアルオープンしたロームシアター京都を有する京都・岡崎エリアは、多くの文化交流施設が集積した京都の近代化のシンボル的な地域。その岡崎エリアで去る9月2日〜4日、クロスジャンルな音楽フェスティバル『京都岡崎音楽祭 OKAZAKI L…

京都岡崎音楽祭『OKAZAKI LOOPS』〜駆け巡る

第一線のアーティストが提示する新しい形の“音楽祭”  今年リニューアルオープンした「ロームシアター京都」がある岡崎地域には、様々な文化施設が集まっている。それらを“使い倒す”アートの祭典が『OKAZAKI LOOPS』である。ディレクターは、広上淳一(クラシック音楽)、高木正勝(音楽)、名和晃平(美術)、首藤康之(ダン…

首藤康之(ダンサー)

いま蘇る伊福部の音楽によるダンスの大作 『ゴジラ』の映画音楽などで有名だが、伊福部昭は20世紀の日本を代表する作曲家である。彼の最高傑作ともいわれながら長らく楽譜が消失していた“幻の大作”が、舞踊音楽《プロメテの火》だ。これは日本のモダンダンスの巨匠、江口隆哉・宮操子のダンス作品のためのものだった。1950年に帝国劇場…

首藤康之演出・振付 バレエ『ドン・キホーテ』

大分から注目の新バージョン登場!  “メイド・イン・大分”の古典バレエが誕生しようとしている。大分県出身の首藤康之が演出・振付を手がける『ドン・キホーテ』全3幕が、第17回 大分県民芸術文化祭の開幕行事として上演されるのだ。  近年はコンテンポラリー・ダンスや演劇、映画など、ジャンルを越境した活動を続けている首藤は、そ…

新国立劇場 夏のこども劇場セット

 この夏、家族連れで本格的な舞台芸術に気軽に親しめるチャンスがやってくる。新国立劇場が6月〜7月に行う3公演は、一流キャスト・スタッフが贈る話題作ぞろいだ。4月6日、合同制作発表会が行われた。  第1弾は森山開次の新作ダンス『サーカス』。しなやかな踊りとイマジネーションあふれる舞台が人気の森山は、NHK教育テレビ「から…

中村恩恵 神奈川県民ホール 開館40周年記念 オペラ《水炎伝説》

演出・振付・美術を手がける中村の世界観に期待  古典から最先端まで、つねにハイクオリティな舞台芸術を提供してきた神奈川県民ホールが開館40周年を迎える。満を持して上演されるオペラが、この《水炎伝説》だ。作曲はこれまでも多くの作品を同ホールに提供してきた一柳慧。台本は日本を代表する詩人の大岡信によるもの。同曲は2005年…

SWITCH 30th Anniversary 文学への新しい冒険 チャイコフスキー『くるみ割り人形』

異色の顔合わせで贈る一日限りの夢物語  カルチャー誌『SWITCH』が、創刊30周年の節目を祝し今秋『くるみ割り人形』を上演。『くるみ割り人形』といえば、『眠れる森の美女』『白鳥の湖』と並ぶチャイコフスキー3大バレエのひとつであり、クリスマス・シーズンの風物詩としても知られる。ここでは俳優の石丸幹二、ダンサーの首藤康之…

DEDICATED 2014〜OTHERS〜

女優も初登場のシリーズ3回目  卓越した身体テクニックをもとに、常に新しいことに挑んできた首藤康之。今回3回目を迎える「DEDICATED」もそのひとつだ。捧げられた、という意味で、第1回は震災の年だった。首藤自身が「ダンスを通して自分の思いを捧げる」ために始めたという。  今回のサブタイトルは「OTHERS」、つまり…