Tag Archive for 鈴木秀美

鈴木秀美 J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 全曲演奏会

 「過去の作品を楽しむなら、それぞれの作品がいつも新鮮に響くように私達は出来る限りの努力をするべきである」。世界的なバロック・チェロの名手で、卓越した指揮者としても活躍、そして楽壇随一の名文家として知られる鈴木秀美。最新エッセイ集『通奏低音弾きの言葉では、』(アルテスパブリッシング刊)の中で、こう述べている。そんな名手…

東京二期会が2018/19シーズンラインアップを発表

 東京二期会が「2018/19シーズンラインアップ」を発表した。7月26日に行われた記者会見には、中山欽吾理事長、山口毅事務局長兼企画制作部長のほか、テノールの小原啓楼と女優の大和悠河の計4名が登壇した。 (2017.7.26 東京文化会館 Photo:I.Sugimura/Tokyo MDE)  2018/19シーズ…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2017

すべてのジェネレーションが楽しめるオーケストラの祭典  ミューザ川崎シンフォニーホールを中心に繰り広げられる“クラシックの夏フェス”として、首都圏のオーケストラが連日登場する破格の音楽祭として定着している『フェスタサマーミューザ』。今年もまたレギュラー出演となる各オーケストラをはじめ、初登場となるオーケストラも加わるな…

鈴木秀美(指揮) 読売日本交響楽団

清新な躍動と驚愕の神技に耳目が踊る  ベートーヴェンの交響曲第7番は、古楽系の指揮者で聴くとひと味違った面白さを感じる作品だ。古楽奏法が曲の肝となるリズムの要素を明確に浮き彫りにし、贅肉を落としたサウンドが躍動感を増幅させる。ただ通常のオーケストラでは、古楽・モダン双方の特性を熟知し、確固たる様式感をもった指揮者でこそ…

佐藤俊介(ヴァイオリン)

オリジナル楽器で蘇るブラームスの新鮮な世界  古楽とモダン、両方のフィールドで国際的に活躍する俊英ヴァイオリニスト、佐藤俊介。そんな彼が、妻であり鍵盤楽器の若き名手でもあるスーアン・チャイ、バロック・チェロの先駆者で指揮者としても活躍する鈴木秀美と共演し、オリジナル楽器でブラームスの室内楽に対峙する。オリジナル楽器によ…

鈴木秀美(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

晩年のハイドンが描く壮大な世界と自然の賛美  鈴木秀美の指揮により、ハイドンの壮大なオラトリオ「天地創造」が聴けるのは大きな喜びだが、期待と同時に不思議な興奮を呼び起こす。旧約聖書の『創世記』で描かれる世界の成立(神による6日間の創造)、ジョン・ミルトンの叙事詩『失楽園』で描かれたアダムとエヴァ(イヴ)の誕生。多くの人…

グランドサロン・シリーズ 鈴木秀美 KLASSIKの世界 Vol.4

古典派作品の金管楽器の魅力を存分に  バロック・チェロの世界的な第一人者である鈴木秀美が、音楽監督と指揮を務めるオリジナル楽器による「オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)」。主に古典派を軸に活動し、楽壇に新しい風を吹かせている。そんな精鋭集団が続けているシリーズ『鈴木秀美 KLASSIKの世界』。第4弾では、“ナチ…

鈴木秀美(指揮/チェロ)

指揮とチェロで古典派の傑作に深く迫る  日本古楽界の中心的存在の一人である鈴木秀美。チェロ奏者としてはもちろん、近年は指揮者としての活動も活発だ。6月には、2013年から首席客演指揮者を務める山形交響楽団を振る。 「意識としてはチェロと指揮は半々。どちらに重きを置いているというわけでもありません。指揮には子供の頃から興…

鈴木秀美(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

重要なのは作曲家の響きの意図を明らかにすること  創立40周年の節目を迎えた東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団にとって、新たな扉を開くステージとなろう。世界的なバロック・チェロの名手として活躍を続ける一方、自ら主宰するオリジナル楽器によるオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)をはじめ、数々の一線楽団に客演、近年は…

新日本フィルハーモニー交響楽団 新・クラシックへの扉 #49

人気シリーズが開く新たな音楽のトビラ  名曲シリーズと銘打ちながらなかなか聴けない作品もプログラムに組まれ、2014/15シーズンにはエル・システマ出身の若い指揮者など、次代のホープを指揮台へ迎えることも多かった新日本フィルハーモニー交響楽団の『新・クラシックへの扉』。  9月からスタートする新シーズンにも、ローマ・サ…