Tag Archive for 鈴木康浩

海野幹雄(チェロ)

10回目の記念コンサートは素晴らしい仲間たちとの共演で  チェロ奏者の海野幹雄が毎年継続しているリサイタルが第10回の節目を迎える。「普通じゃないことをやりたいタイプなので」と笑う海野が組んだプログラムは、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス各々との二重奏を3曲に、ハイドンのチェロ協奏曲2曲という構成だ。 「ハイドンの…

石田組(弦楽アンサンブル)

これがオトコのユニットだ!  以前、指揮者の現田茂夫に取材した際、「自分の神奈川フィル常任指揮者(現在は名誉指揮者)としての一番の仕事は、コンサートマスターに石田泰尚を連れてきたことだ」と冗談ぽく語っていた。もちろん現田はそれだけではない数々の成果をオーケストラにもたらしたが、それを成し遂げるためにも石田の存在が大きか…

プレミアムガラ サラマンカホール夏の特別プロジェクト 5周年記念コンサート「動物の謝肉祭」

愉悦に満ちた名曲でアニバーサリーを盛り上げる  我が国のフルートの第一人者である工藤重典を音楽監督に迎えて、サラマンカホールで毎年開かれている「夏の特別プロジェクト」。日本を代表する一流奏者を招いてのコンサートをはじめ、公開レッスンや講座も催され、好評のうちに5周年を迎えた。記念の『プレミアムガラ』には、ヴァイオリンの…

川田知子(ヴァイオリン)

女性二人で聴かせる洗練されたデュオ 小林道夫、中野振一郎、福田進一、松本望といった名手との多彩な録音で知られるヴァイオリンの川田知子が、約3年ぶりに新譜を発表した。今回は「カワダ・トモコ・デュオ」というヴァイオリン・デュオ名義で、共演は会田莉凡。2010年のルーマニア国際音楽コンクールや、12年の日本音楽コンクールを制…

下野竜也(指揮) 読売日本交響楽団

29年ぶりに鳴り響くアダムズの大作  「この人が振る“現代もの”なら絶対楽しめるはず!」という安心感が、最近の下野竜也には定着してきた。支持を得ている理由の一つに、独自の審美眼に基づく選曲力があることは間違いない。はやりの曲や作曲家を追いかけるのではなく、完成度は高いのに知名度がなく埋もれている曲、吹奏楽などで人気の出…

よみうり大手町ホール 読響アンサンブル・シリーズ Vol.4 ピアノを迎えて――河村尚子の「ます」

 よみうり大手町ホールを舞台に、読売日本交響楽団のメンバーが多彩な室内楽公演をくりひろげる「読響アンサンブル・シリーズ」。シリーズ第4回となる今回の公演では、注目のピアニスト河村尚子を招いて、弦楽器奏者たちとのアンサンブルが披露される。ヴァイオリンは読響第2ヴァイオリン首席の瀧村依里。さらにヴィオラの鈴木康浩、チェロの…