Tag Archive for 都響

アラン・ギルバート(指揮) 東京都交響楽団

現代版「千夜一夜物語」のシリアスなメッセージ  生誕70年というアニヴァーサリー・イヤーを迎えたジョン・アダムズ。彼の“問題作”「シェへラザード.2」が世界初演コンビによっていよいよ日本初演される。東京都交響楽団の新シーズン開幕を告げる4月の定期演奏会(Aシリーズ、Bシリーズが同一プログラム)は、特別な興奮が待っている…

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI2017が今年も開催

 2005年にスタートし、「音楽のまち・かわさき」の夏の風物詩としてクラシック・ファンの間でもおなじみのイベントとなっている『フェスタ サマーミューザ KAWASAKI』が7/22(土)〜8/11(金・祝)に開催される。  13年目となる今年は、オープニングとフィナーレで演奏するホストオーケストラの東響をはじめ、東京シ…

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2017―

遂に開幕! 今からでも間に合うおすすめ公演!  いよいよ開幕した「東京・春・音楽祭」。今年も上野の東京文化会館や博物館・美術館を舞台に、多彩な公演が約1ヵ月にわたって開催される。これからでも間に合う注目公演を選んでみよう。  まずは音楽祭の掉尾を飾る「スペシャル・ガラ・コンサート〜東京春祭2017 グランド・フィナーレ…

【ソリスト変更】大野和士(指揮) 東京都交響楽団

熟成を深めたコンビによる待望のブラームス  大野和士が都響の音楽監督に就任しそろそろ2年である。この間、24年ぶりの欧州ツアーをはじめ数々のプロジェクトを成功裏に導き、意思の疎通もますますスムーズになってきた。また新国立劇場のオペラ部門次期芸術監督就任も発表され、日本の音楽界のリーダーとして存在感を増している。  充実…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

信頼厚きコンビが放つグラズノフの魅力  世界的指揮者が東京に押し寄せ、日本人指揮者も安穏としていられない時代に、大ベテラン小泉和裕がじわじわと活動の幅を広げている。1973年にカラヤン・コンクールで優勝後も着実に道を踏み固めてきた。共演歴が40年にもわたる都響からは、昨年、終身名誉指揮者に迎えられ、同じく長い関係にある…

東京文化会館《響の森》vol.39 ニューイヤーコンサート2017

正月はロシアの名曲三昧で  1年の最初にどのコンサートを聴くか。その年を占うような気分も強くなり、つい慎重になってしまいそうだが、名曲中の名曲を王道で! とお考えの方なら東京文化会館のロシア名曲プログラムはいかがだろうか。  没後400年というメモリアル・イヤーで2016年が盛り上がったシェイクスピアの名作悲劇を、チャ…

ヤクブ・フルシャ(指揮) 東京都交響楽団

躍進顕著な俊才が戦後の傑作交響曲を解明  前回から少し間が空いたので、待望の思いひとしおだ。12月の都響定期に首席客演指揮者ヤクブ・フルシャが登場する。1981年チェコ生まれの彼は、チェコ・フィルの常任客演指揮者を務め、欧米の一流楽団にも定期的に出演する俊才。しかもこのところロイヤル・コンセルトヘボウ管、ミラノ・スカラ…

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2017―

どれも聴き逃せない充実のラインナップ  今や春の上野の風物詩となった「東京・春・音楽祭」。2017年は3月16日から1ヵ月間にわたり、東京文化会館や美術館・博物館、上野学園 石橋メモリアルホールなど、上野に集まる多数の文化施設を舞台に約150もの公演が開催される。注目の公演をご紹介しよう。  まず最大の目玉公演はワーグ…

小曽根 真 & ゴンサロ・ルバルカバ “Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団

キューバの至宝ピアニストと“空前絶後”の共演  どうやら彼にとって今年は“2台ピアノの年”であるようだ。5月に行われたチック・コリアとのデュオ・ツアーも記憶に新しい小曽根真が、今度は「“Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団」で、キューバの至宝ピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバと共演する。  幼…

エリアフ・インバル(指揮) 東京都交響楽団

80歳の巨匠による精緻な20世紀“協奏曲”プロ  インバルが常任だった時代に都響の音はぐんと重く、厳しくなった。現在の隆盛を導いた忘れがたいマエストロも80歳。さらに今年は両者の初共演から四半世紀にもあたるそうだ。現在、桂冠指揮者のポストにある名匠が指揮する9月定期は、両者の名演に胸を熱くしてきたファンならずとも聴き逃…