Tag Archive for 都響

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

名手たちが一体となって挑む20世紀最高峰のシンフォニー  音楽監督3シーズン目も終わりに近づき、ますます共演に深みを増している大野和士と都響が、年明け早々の1月定期から20世紀音楽の金字塔、「トゥーランガリラ交響曲」に挑む。第二次世界大戦直後の荒廃した時代に、オリヴィエ・メシアンがそれまでの創造の総決算として作曲したも…

東京シティ・バレエ団創立50周年記念公演『白鳥の湖』 〜大いなる愛の讃歌〜

いまよみがえる藤田嗣治の幻の『白鳥の湖』  来年3月、都民芸術フェスティバル参加公演として上演される東京シティ・バレエ団『白鳥の湖』が大反響を呼んでいる。まず注目は、エコール・ド・パリを代表する藤田嗣治(レオナール・フジタ)がデザインした幻の舞台美術が70年ぶりに蘇ること。折しも、2018年は同バレエ団創立50周年とフ…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

20世紀初頭のウィーンに生まれたドラマティックな傑作2編  音楽監督大野和士のもと、都響が新年最初の定期演奏会で奏でるのは、20世紀初頭のウィーンで初演された音楽。R.シュトラウスの組曲「町人貴族」とツェムリンスキーの交響詩「人魚姫」という対照的な2つの作品が並ぶ。  組曲「町人貴族」はモリエールの戯曲をホフマンスター…

東京文化会館《響の森》vol.41 ニューイヤーコンサート2018

新春のコンサートホールで名曲を存分に満喫  新春恒例となった、1月3日のニューイヤーコンサート。東京文化会館《響の森》シリーズの一環として、年明け早々に本格的なクラシックコンサートを東京都交響楽団の演奏で聴かせてくれる、毎年大好評の公演である。2018年は指揮者・藤岡幸夫とヴァイオリニスト・神尾真由子が登場。J.シュト…

ヤクブ・フルシャ(指揮) 東京都交響楽団

ファイナル・ステージもマエストロならではのプログラムで  東京都交響楽団で8年間にわたって首席客演指揮者を務めてきたヤクブ・フルシャ。そのステージの掉尾を飾るのはマルティヌーとブラームスを組み合わせた意外性のあるプログラムだ。  マルティヌーの交響曲第1番とブラームスの交響曲第1番というダブル「第1番」プロは、この指揮…

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2018―

 春の訪れが上野の森を音楽で満たす。「東京・春・音楽祭」が2018年3月16日から4月15日までの約1ヵ月間にわたって開催される。会場は東京文化会館や東京国立博物館、東京都美術館他の文化施設など。今回もこの音楽祭ならではの好企画がずらりと並んだ。注目公演をいくつか選んでみよう。  まず筆頭に挙げられるのは、音楽祭の目玉…

ハンヌ・リントゥ(指揮) 東京都交響楽団

フィンランド独立100周年に贈る若きシベリウスの大作  フィンランドが生んだ名指揮者ハンヌ・リントゥが、東京都交響楽団とともにシベリウスの出世作「クレルヴォ交響曲」を披露する。リントゥはこれまでにも日本をたびたび訪れて、母国シベリウスの作品他で好演を聴かせてくれているが、今回は男声合唱と独唱者2名を要する大作「クレルヴ…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

円熟の名匠と話題のヴァイオリニストの共演  終身名誉指揮者として昨年、都響デビュー40周年を祝った小泉和裕。地方の古民家に居を構え、自然の温もりから育ってくるものを音楽へと注ぎ込む。円熟のタクトからは生気に溢れた音楽が流れ出し、今や小泉は都響だけでなく日本中のオーケストラから求められる名匠となっている。  芸術の秋、1…

Music Program TOKYO “Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団 小曽根 真(ピアノ) & ピーター・アースキン(パーカッション)

共鳴しあうバーンスタインと熱いジャズ・サウンド  小曽根真をホストに、ジャズとクラシックの垣根を超えた“音楽”の刺激と感動を聴き手にもたらしてくれる『“Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団』が今年も開催される。このコンサートでは毎年海外から一流ジャズ・ミュージシャンを招くのが恒例となっている…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

最高峰の合唱団も参加する「天地創造」への期待  今年は、ハイドンの傑作オラトリオ「天地創造」の“当たり年”だ。6月にも鈴木秀美指揮新日本フィル(合唱はコーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート)で演奏されたばかりだし、この9月には高関健指揮東京シティ・フィル(8日)と大野和士&都響の公演(10日,11日)と集中的に行われ…