Tag Archive for 諏訪内晶子

エサ=ペッカ・サロネン(指揮) フィルハーモニア管弦楽団

21世紀の名匠が名門楽団から引き出す鮮烈なサウンド  エサ=ペッカ・サロネンとフィルハーモニア管弦楽団の名コンビがまもなく来日する。これまでもたびたび名演を聴かせてきてくれた同コンビだが、両者の関係は1983年まで遡る。当時25歳のサロネンはティルソン・トーマスの代役として急遽フィルハーモニア管に抜擢され、マーラーの交…

諏訪内晶子(国際音楽祭NIPPON芸術監督、ヴァイオリン)

満を持して取り組む豪華で多彩な音楽祭  諏訪内晶子が芸術監督を務める第5回国際音楽祭NIPPONが、5月と7月に開催される。2013年に始まった同音楽祭は、「トップ・クオリティ」「イントロダクション・エデュケーション」「コラボレーション with アート」「チャリティ・ハート」を4つの柱にした多角的な取り組みが特徴だ。…

八ヶ岳の春・音楽祭

極上の音楽と自然を味わう贅沢  八ヶ岳山麓の美しい自然の中に佇む、八ヶ岳高原音楽堂。リヒテルと武満徹をアドバイザーとし、1988年にオープンしたこのホールは、わずか250席の親密な空気の中で音楽を堪能できる特別な場所だ。コンサートを聴き、その余韻にひたりながら八ヶ岳高原ロッジに宿泊する宿泊食事付きプランも好評で、さまざ…

浦安音楽ホールが2017年4月にオープン

極上のクラシック演奏でより豊かなライフスタイルを 新しいコンサートホールが首都圏に誕生する。ステージと客席とが、包み込まれるような一体感を味わえる客席数、そして音響にこだわったホールである。浦安の音楽・芸術の発信拠点を目指す浦安音楽ホールの魅力とオープニング・イヤーの内容をご紹介したい。 音楽専用ホールには名演奏家がぞ…

勅使川原三郎 シアターX公演『トリスタンとイゾルデ』

 年頭からリムスキー=コルサコフ作曲『シェラザード』で濃密なデュエットを繰り広げて感銘を与えた勅使川原三郎と佐東利穂子。その直後、勅使川原と佐東は渡欧し、パリ・オペラ座の2017/18シーズン発表会見に出席、10月にバレエ団に振り付けする新作(音楽:エサ=ペッカ・サロネンのヴァイオリン協奏曲、演奏:諏訪内晶子)への意気…

パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

2年目のシーズンに期待が膨らむ“世界的”コンビ  NHK交響楽団の首席指揮者として2年目のシーズンを迎えたパーヴォ・ヤルヴィ。同楽団との度重なる名演に、自身大きな手応えを感じている。 「この1年、お互いを知るために多種多様な曲を取り上げましたが、素晴らしいオーケストラで反応もよく、楽員との関係も密になってきました。中で…

第5回 国際音楽祭NIPPON

 5月26日から7月30日に開催される、第5回 国際音楽祭NIPPONの記者会見が2016年12月15日に都内で行われた。  13年からスタートした同音楽祭は、芸術監督の諏訪内晶子が「音楽を届けるべきところに継続的な支援をしたい」という想いから始めたもの。「トップ・クオリティ」「イントロダクション・エデュケーション」「…

ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

バンベルク響は自発性に優れたオーケストラです  来日のたびに名演を重ね、いま聴衆が最も信頼を寄せるマエストロの一人、ヘルベルト・ブロムシュテットが、バンベルク交響楽団とともに同コンビとしては4年ぶりに来日する。  バンベルク響とはどのようなオーケストラなのだろうか。 「楽団のルーツはプラハにあります。かつてプラハには、…

ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) バンベルク交響楽団

レジェンドによる新たな名演の予感  チェコやオーストリアには、重厚で深いドイツ的な響きとも、力強く豪快なロシアの響きとも違う、朴訥で温かく、どこか渋い中欧の響きがあると思う。  プラハに住んでいたドイツ人音楽家たちが、敗戦によってドイツに帰り設立したのがバンベルク響。だからそのルーツの一端は中欧にある。バンベルクは爆撃…

京都の秋 音楽祭

20周年ならではの充実したラインナップ  古都が最も輝く季節を彩る恒例行事として、すっかり定着した「京都の秋 音楽祭」が、今年で20周年を迎える。9月18日から11月27日までの期間中に行われる全22公演は、節目を飾るのにふさわしく、例年にも増して、充実のラインナップ。紅葉の衣を纏い、次第に魅力を深めてゆく京都の街を、…