Tag Archive for 読響

エマニュエル・クリヴィヌ(指揮) 読売日本交響楽団 「第九」

フランスの名匠が目指す新時代の「第九」  もうすぐ「第九」の季節がやってくる。暮れの風物詩として、「第九」は毎年でも聴きたい作品であるが、だれが指揮をするかは気になるところ。今年、大いに話題を呼びそうなのは読売日本交響楽団を指揮するエマニュエル・クリヴィヌではないだろうか。  クリヴィヌは1947年生まれのフランスの指…

愛知県芸術劇場・東京文化会館・iichiko総合文化センター・東京二期会・読売日本交響楽団・名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作 グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス:《ばらの騎士》

話題のオペラがいよいよ愛知で上演!  7月に東京二期会が上演した《ばらの騎士》では、邦人勢の好調な喉とリチャード・ジョーンズの鮮やかなステージングが注目されたが、中でも話題を呼んだのは、帝都ウィーンの上流階級の物腰を、パステルカラーの装置のもと、より和らげて伝えた演出である。主な登場人物が「心は貴族、でも振る舞いは現代…

山田和樹が読響の首席客演指揮者に就任

 読売日本交響楽団は、9月14日に都内で会見を開き、2018年度シーズンより山田和樹が首席客演指揮者に就任することを発表した。任期は18年4月から21年3月末までの3年間。これにより同楽団の指揮者は、常任指揮者のシルヴァン・カンブルラン、今年の4月に首席客演指揮者に就任したコルネリウス・マイスター、そして山田和樹が加わ…

ヤツェク・カスプシク(指揮) 読売日本交響楽団

激動の時代が生んだ傑作に名匠たちが対峙  「ヴァインベルクの音楽の価値は明らかだ。彼の音楽を発見したことで、私は尽きることのないインスピレーションの源を得た」。世界最高峰のヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルは、ポーランド生まれのソ連の作曲家ヴァインベルクについてこう語っている。  そのクレーメルが読響との31年ぶりの…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2017

すべてのジェネレーションが楽しめるオーケストラの祭典  ミューザ川崎シンフォニーホールを中心に繰り広げられる“クラシックの夏フェス”として、首都圏のオーケストラが連日登場する破格の音楽祭として定着している『フェスタサマーミューザ』。今年もまたレギュラー出演となる各オーケストラをはじめ、初登場となるオーケストラも加わるな…

シルヴァン・カンブルラン(指揮)

バリアは全くありません─メシアン畢生の大作の歴史的上演  名匠カンブルランが、読響の常任指揮者として8年目のシーズンを迎えた。これまで数々の成果をあげてきたが、今年11月、読響創立55周年を記念して、究極の挑戦ともいえる公演=没後25年を迎えたメシアンの歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》の全曲日本初演(演奏会形式)を行…

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI2017が今年も開催

 2005年にスタートし、「音楽のまち・かわさき」の夏の風物詩としてクラシック・ファンの間でもおなじみのイベントとなっている『フェスタ サマーミューザ KAWASAKI』が7/22(土)〜8/11(金・祝)に開催される。  13年目となる今年は、オープニングとフィナーレで演奏するホストオーケストラの東響をはじめ、東京シ…

読響〜スクロヴァチェフスキの代役にレナルト、ロジェストヴェンスキー

 読売日本交響楽団は14日、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキの代役にオンドレイ・レナルトとゲンナジー・ロジェストヴェンスキーを起用すると発表した。5月に指揮するため来日を予定していた桂冠名誉指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキが、健康上の問題のため来日中止するのに伴うもの。  5月13日(土)、14日(日)公演は…

WEBぶらあぼ特別インタビュー〜下野竜也(指揮)

 読売日本交響楽団首席客演指揮者の下野竜也が今年3月の一連の公演を最後に読響を離れる。  下野は2006年から13年まで読響の正指揮者を務め、13年から首席客演指揮者のポストにあった。 「2006年にスクロヴァチェフスキ先生が常任指揮者になられたときに、先生はご高齢なのでこれまでの常任指揮者のように頻繁に来日できない、…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

耳新たなチャイコフスキー体験  チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と交響曲第5番…読売日本交響楽団の2月の土曜・日曜マチネーシリーズは、まごうことなき名曲コンサートだ。ロシア情趣と西欧の風味が見事に融合した極め付けの名作を、近年ますますゴージャスな読響サウンドで堪能すればそれでいい。だが、指揮がカンブルランとなれば、…