Tag Archive for 読響

コンポージアム2018 ウンスク・チンを迎えて

ヨーロッパで大注目される作曲家の全容  昨年、日本を含むアジア・ツアーでラトル&ベルリン・フィルはウンスク・チンの委嘱新作を披露した。海外ツアーで新曲とは珍しいが、それはとりもなおさず彼女がアジア圏を代表する作曲家の一人と目されていることを意味する。ラトルもその作品を繰り返し取り上げている指揮者の一人なのだ。  日本で…

アルカスSASEBO Mプロジェクト 2018

佐世保で感じるフランスからの風  年間を通じて1人の作曲家に着目し、様々なステージで同じ作曲家の作品を取り上げる中から、その音楽や人間像を掘り下げるアルカスSASEBOのオリジナル企画「Mプロジェクト」。3年目の2018年度は、没後100年となるドビュッシーを主テーマに。さらに、日仏友好160周年でもあることから、“フ…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

お気に入りのラモー作品と古典派の名作を披露  読響の2018/19シーズンが4月よりスタートする。これまで数々の名演を聴かせてくれたシルヴァン・カンブルランが、常任指揮者として最後のシーズンを迎えるとあって、いっそうの注目が集まりそうだ。  そのカンブルランが「土曜/日曜マチネーシリーズ」で最初に取り上げるのは、フラン…

ヘンリク・ナナシ(指揮) 読売日本交響楽団

初来日の名匠がブゾーニの秘曲とシュトラウスで唸らせる  好演を続ける読響と2012年から17年までベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽総監督を務めたヘンリク・ナナシが初共演を果たす。ハンガリー出身のナナシは、ブダペストとウィーンでピアノと作曲を学び、13年に英国ロイヤル・オペラにデビューするなど、オペラの指揮でも高い…

東京オペラシティ B→C 日橋辰朗(ホルン)

ホルンの魅力を味わい尽くす一夜に  卓越した美音とテクニック、しなやかな音楽性を武器に、若くして読売日本交響楽団の首席ホルン奏者に就いた日橋辰朗が、東京オペラシティのリサイタルシリーズ「B→C」に登場。バッハから現代まで、彩り豊かな作品を通じて、「ホルンでもこんなことが出来るんだという演奏を目指して、頑張っていきたい」…

【特別インタビュー】シルヴァン・カンブルラン(読売日本交響楽団常任指揮者)

読響との集大成となる9つのプログラム  精緻な彫琢で読響に新時代をもたらしたカンブルランが、2018/19年に常任指揮者として最後のシーズンを迎える。彼は3回来日し、9つのプログラムを披露。内容は多彩かつ意味深い。 (取材・文:柴田克彦 写真:M.Terashi/TokyoMDE) 「全体には2つの観点があります。1つ…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮) 読売日本交響楽団

剛毅で気骨あふれる音楽  テミルカーノフの物静かで落ち着いた語り口からは、思索深い知性の人という印象を受ける。ところが指揮棒を使わず、すっと両手をあげ柔らかく振りおろすと、その腕先からはぴしっと規律が行き届いた、剛毅で気骨あふれる音楽が流れ出す――このギャップがたまらない。  2015年に読響の名誉指揮者に就任したこと…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

年初から“耳が洗われる”刺激的なニューイヤー・コンサート  「《こうもり》序曲」「南国のバラ」「雷鳴と電光」「美しく青きドナウ」などの曲名を見て、いつものニューイヤー・コンサートか…と思ったら大間違い。これらをカンブルラン&読響が演るとなれば、興味は数倍に膨らむ。何せ彼が振るといかなる名曲も積年の垢を落とした清新な音楽…

【インタビュー】シルヴァン・カンブルラン(読売日本交響楽団常任指揮者)

鬼才が年明けに放つ興味津々の3プログラム  11月の読響公演でメシアンの大作オペラ《アッシジの聖フランチェスコ》を指揮し、歴史的な名演を残したカンブルラン。「素晴らしいコンサートでしたが、私は常に先のことを考えています」と語る彼は、その余韻も冷めやらぬ1月、常任指揮者を務める同楽団に再び登場し、興味津々のプログラムを3…

菅原 淳 パーカッション&マリンバ コンサート

新作と名曲で楽しむ多彩で迫力あるサウンド  38年にわたり読売日本交響楽団で主に首席ティンパニ奏者を務めた菅原淳。同団の名物奏者として親しまれ、打楽器界を牽引してきた第一人者としての功績も計り知れない。その菅原が、信頼厚い仲間や教え子たちと共に、3部構成の多彩なプログラムで、パーカッションの面白さを伝えるコンサートを開…