Tag Archive for 読響

ヨーン・ストルゴーズ(指揮) 読売日本交響楽団

暑さを吹き飛ばす北欧&東欧のパワー  8月の読響「土曜&日曜マチネーシリーズ」は、シベリウスの「フィンランディア」とヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークの交響曲「新世界より」が並ぶ北欧&東欧プログラム。説明不要の名曲ばかりだが、これらは1900年前後の近い時期の作だけに、両巨匠による国民楽派の到達点を比較する楽しみもある…

サントリー音楽賞・佐治敬三賞 贈賞式

 2017年度のサントリー音楽賞および佐治敬三賞の贈賞式が、7月2日にサントリーホール ブルーローズで行われた。第49回サントリー音楽賞を受賞した読売日本交響楽団関係者と第17回佐治敬三賞を受賞した公演「三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ《新しい時代》」の関係者が出席した。  昨年11月のメシアン《アッシジの聖フ…

ルドヴィク・モルロー(指揮) 読売日本交響楽団

真夏に相応しい極彩色のサウンド炸裂!  つい先頃、次期常任指揮者(セバスティアン・ヴァイグレ)を発表し、新しい時代を迎える読売日本交響楽団。しかし、シルヴァン・カンブルランとの約8年間で得た色彩的なサウンドが、失われることはないはずだ。それを再確認したくなるようなコンサートが、フランス(リヨン)生まれのルドヴィク・モル…

コルネリウス・マイスター(指揮) 読売日本交響楽団

気鋭が紡ぐ極彩色のシュトラウス・サウンド  ドイツ出身の気鋭コルネリウス・マイスターが、首席客演指揮者を務める読売日本交響楽団の定期演奏会に登場する。マイスターはウィーン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督を務め、2018/19シーズンからはシルヴァン・カンブルランの後任として、シュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督に就任…

セバスティアン・ヴァイグレ記者会見

 読売日本交響楽団(以下、読響)は、2019年4月に第10代常任指揮者に就任するセバスティアン・ヴァイグレの記者会見を5月28日に都内で行った。ヴァイグレは来日中に盲腸が悪化して入院していたが快方に向かい退院。この日、報道陣の前に元気な姿を現した。 (2018.5/28 東京芸術劇場 Photo:I.Sugimura/…

最高峰の演奏家が日本初演〜ウンスク・チン

作品の、魅力と聴きどころ  いま世界で最も注目される女性作曲家ウンスク・チンが、現在来日中であることをご存知だろうか? 東京オペラシティで開催中の「コンポージアム2018」のため、9年振りに日本を訪れているのだ。  5月24日(木)には彼女がこの10年に作曲した3つの傑作が日本初演され、5月27日(日)には彼女がひとり…

イラン・ヴォルコフ(指揮) 読売日本交響楽団

米ソの“時代の不安”を描くディープなプログラム  読響の5月定期にはイスラエル出身のイラン・ヴォルコフが登場する。史上最年少でBBCスコティッシュ響の首席指揮者を務めた後、アイスランド響の音楽監督などを歴任した鬼才だが、すでに東京のオーケストラにもたびたび呼ばれ、現代音楽をはじめとするプログラムで明晰なサウンドを築いて…

セバスティアン・ヴァイグレが読響第10代常任指揮者に就任

 読売日本交響楽団は5月9日、2019年4月1日よりドイツの指揮者セバスティアン・ヴァイグレが同団第10代常任指揮者に就任すると発表した。最初の任期は22年3月までの3年間。19年3月末日で第9代常任指揮者を退任するシルヴァン・カンブルランの後任となる。  ヴァイグレは1961年ベルリン生まれ。ハンス・アイスラー音楽大…

コンポージアム2018 ウンスク・チンを迎えて

ヨーロッパで大注目される作曲家の全容  昨年、日本を含むアジア・ツアーでラトル&ベルリン・フィルはウンスク・チンの委嘱新作を披露した。海外ツアーで新曲とは珍しいが、それはとりもなおさず彼女がアジア圏を代表する作曲家の一人と目されていることを意味する。ラトルもその作品を繰り返し取り上げている指揮者の一人なのだ。  日本で…

アルカスSASEBO Mプロジェクト 2018

佐世保で感じるフランスからの風  年間を通じて1人の作曲家に着目し、様々なステージで同じ作曲家の作品を取り上げる中から、その音楽や人間像を掘り下げるアルカスSASEBOのオリジナル企画「Mプロジェクト」。3年目の2018年度は、没後100年となるドビュッシーを主テーマに。さらに、日仏友好160周年でもあることから、“フ…