Tag Archive for 読売日本交響楽団

ヨーン・ストルゴーズ(指揮) 読売日本交響楽団

暑さを吹き飛ばす北欧&東欧のパワー  8月の読響「土曜&日曜マチネーシリーズ」は、シベリウスの「フィンランディア」とヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークの交響曲「新世界より」が並ぶ北欧&東欧プログラム。説明不要の名曲ばかりだが、これらは1900年前後の近い時期の作だけに、両巨匠による国民楽派の到達点を比較する楽しみもある…

東西で夏の“オペラ競演”

 7月18日から22日まで東京・上野の東京文化会館では、東京二期会がウェーバーの歌劇《魔弾の射手》を上演しているが、ほぼ同時期となる7月20日から29日まで、兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センターでも同作品が上演されている。  東京二期会はハンブルク州立歌劇場との共同制作で、鬼才ペーター・コンヴィチュニーの演出によるもの…

サントリー音楽賞・佐治敬三賞 贈賞式

 2017年度のサントリー音楽賞および佐治敬三賞の贈賞式が、7月2日にサントリーホール ブルーローズで行われた。第49回サントリー音楽賞を受賞した読売日本交響楽団関係者と第17回佐治敬三賞を受賞した公演「三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ《新しい時代》」の関係者が出席した。  昨年11月のメシアン《アッシジの聖フ…

ルドヴィク・モルロー(指揮) 読売日本交響楽団

真夏に相応しい極彩色のサウンド炸裂!  つい先頃、次期常任指揮者(セバスティアン・ヴァイグレ)を発表し、新しい時代を迎える読売日本交響楽団。しかし、シルヴァン・カンブルランとの約8年間で得た色彩的なサウンドが、失われることはないはずだ。それを再確認したくなるようなコンサートが、フランス(リヨン)生まれのルドヴィク・モル…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2018

夏休みはオーケストラのサウンド・シャワーをたっぷり浴びよう!  再開発が進むJR川崎駅とその周辺だが、クラシック音楽ファンにとってはミューザ川崎シンフォニーホールの存在がマスト。首都圏のオーケストラが一堂に会する真夏の音楽祭として、人気・注目度ともに定着している「フェスタサマーミューザ」が、今年もまた7月から8月にかけ…

全国共同制作プロジェクト《ドン・ジョヴァンニ》、井上道義指揮&森山開次演出で上演

 来年1月の富山公演を皮切りに、東京、熊本と全国3都市で、全国共同制作プロジェクト モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(新演出・英語字幕付・日本語上演)が上演される。  全国共同制作プロジェクトは、全国の公共ホール・芸術団体などが手を組み、新演出のオペラを共同制作し、国内巡演するプロジェクト。これまでに、井上道義…

嘉目真木子(ソプラノ)

若きディーヴァが《金閣寺》と《魔弾の射手》でみせる新境地  佐藤しのぶ、佐々木典子ら、東京二期会に連綿と続く名歌手の系譜に加わるであろう期待のソプラノ、嘉目真木子。いま最も輝いているオペラ歌手の一人だ。小さいときから歌が好きで、小学2年生でオペラに目覚めたというから驚きだ。 「最初の出会いは大分県民オペラ協会の《魔笛》…

コルネリウス・マイスター(指揮) 読売日本交響楽団

気鋭が紡ぐ極彩色のシュトラウス・サウンド  ドイツ出身の気鋭コルネリウス・マイスターが、首席客演指揮者を務める読売日本交響楽団の定期演奏会に登場する。マイスターはウィーン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督を務め、2018/19シーズンからはシルヴァン・カンブルランの後任として、シュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督に就任…

セバスティアン・ヴァイグレ記者会見

 読売日本交響楽団(以下、読響)は、2019年4月に第10代常任指揮者に就任するセバスティアン・ヴァイグレの記者会見を5月28日に都内で行った。ヴァイグレは来日中に盲腸が悪化して入院していたが快方に向かい退院。この日、報道陣の前に元気な姿を現した。 (2018.5/28 東京芸術劇場 Photo:I.Sugimura/…

最高峰の演奏家が日本初演〜ウンスク・チン

作品の、魅力と聴きどころ  いま世界で最も注目される女性作曲家ウンスク・チンが、現在来日中であることをご存知だろうか? 東京オペラシティで開催中の「コンポージアム2018」のため、9年振りに日本を訪れているのだ。  5月24日(木)には彼女がこの10年に作曲した3つの傑作が日本初演され、5月27日(日)には彼女がひとり…