Tag Archive for 演出家

勅使川原三郎(演出家・振付家・ダンサー)× 佐東利穂子(ダンサー)

多重・多層的な『月に吠える』となるはずです  『月に吠える』をやりたい。勅使川原三郎はふとおもう。その後、萩原朔太郎のその詩集刊行から100年に、偶然、気づく。ひとつのシンクロニシティがおこっている。 「明治になった、外国文化が入ってきた、侍がいなくなった――江戸時代から明治時代の変化は革命期だったし、混乱期でもあった…

フィリップ・ドゥクフレ(振付家/演出家)

ミュージカルになったファウスト  いつも楽しい“魔法”が満載のフィリップ・ドゥクフレ。2年前は自作ベスト総集編の『PANORAMA―パノラマ』で喝采を受けたが、なんと今回はミュージカル! しかも題材がゲーテの『ファウスト』だという。 「もうひとつアルフレッド・ジャリの『フォーストロール博士言行録』も使う。神の表面積を測…

勅使川原三郎 (演出家・振付家・ダンサー)× 山下洋輔(ピアノ)

“からだ”全体でぶつかりあう筋書きのないドラマ  勅使川原三郎は1970年代初頭から山下洋輔の音楽を聴いてきた、という。「ファン」というより、もっと遠くにいる偉大なピアニスト、と言い表す。昨年、ライヴハウス新宿ピットインで、梅津和時に招かれるというかたちで、山下と初共演。下手にピアノ、上手にサックスのまんなかで即興的に…

日生劇場 × びわ湖ホール × 藤原歌劇団 × 日本センチュリー交響楽団 共同制作公演 《ドン・パスクワーレ》

名歌手たちと注目の演出でおくる大人のコメディ  功成り名遂げたローマの老紳士。時間もお金もあるから支配欲が年々強まり、頼みの甥にも小言ばかり。挙句の果てには「口答えするなら出て行け! 遺産もやらんぞ!」と怒鳴り散らす。そこで甥が反旗を翻し、老紳士かかりつけの医者と組んで自分の恋人を送り込み、屋敷をひっかきまわすよう仕向…