Tag Archive for 東響コーラス

全国共同制作プロジェクト《ドン・ジョヴァンニ》、井上道義指揮&森山開次演出で上演

 来年1月の富山公演を皮切りに、東京、熊本と全国3都市で、全国共同制作プロジェクト モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(新演出・英語字幕付・日本語上演)が上演される。  全国共同制作プロジェクトは、全国の公共ホール・芸術団体などが手を組み、新演出のオペラを共同制作し、国内巡演するプロジェクト。これまでに、井上道義…

ジョナサン・ノット(指揮)

「ゲロンティアスの夢」でエルガーは“魂のオーラの変化”を表現します  洞察する楽しみを提示してくれるプログラミング、作品のあるべき姿を聴かせる演奏により、人気・評価が高まってきたジョナサン・ノットと東京交響楽団のコンビネーション。意欲的な2018/19シーズンの中で目を引くのが、ノットの出身国であるイギリスにおいて神々…

東響コーラス創立30周年記念 アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮) 東京交響楽団

記念公演にふさわしくオリジナリティ溢れる選曲で  東京交響楽団9月の定期・川崎定期にはロシアの名匠アレクサンドル・ヴェデルニコフが登場する。若くしてボリショイ劇場の音楽監督に就任、劇場改革を推進し、職を退いてからはデンマーク・オーデンセ交響楽団の首席指揮者を務めつつ、世界のトップ・オケへの客演も活発に行っている。来日も…

飯森範親(指揮) 東京交響楽団

華麗かつ壮大な2つの音楽の“物語”  飯森範親と東京交響楽団によるポポーフの交響曲第1番の日本初演が大成功したのは記憶に新しいところだが、新年早々には再びその顔合わせでロシア・ソヴィエト音楽のコンサートを開く。  演奏会はリムスキー=コルサコフの名曲「シェエラザード」で始まる。欧州ツアーも成功させた東京交響楽団の名技が…

まもなく開幕〜東響創立70周年記念公演、ベルリオーズ《ファウストの劫罰》

 巨大な管弦楽作品が顕著なベルリオーズにあって、なかでもその大編成の楽器群と合唱ゆえ、なかなか上演機会に恵まれない劇的物語《ファウストの劫罰》。  日本では1980年代以降、ジャン・フルネ&都響、小澤征爾&新日本フィル、シャルル・デュトワ N響、若杉弘&大阪フィル、小林研一郎&日本フィルが演奏会形式…

インタビュー〜ミハイル・ペトレンコ(メフィストフェレス役)

●今回、東京でメフィストフェレス・デビュー! ーー「ファウストの劫罰」のメフィストフェレス役をこれまでに歌ったことがありますか? ペトレンコ(以下P):いえ、今回日本で初めて歌います。もちろん、よく知っている作品ですし、これまでベルリオーズのオペラは何作品も歌っているので、彼の作風には親しんできました。「ロメオとジュリ…

インタビュー〜ソフィー・コッシュ(マルグリート役)その2

●久しぶりの来日に期待 ーーコッシュさんはしばらく来日されてないと思うのですが、前回いらしたのはいつでしょうか? コッシュ(以下K):15年前に、ズビン・メータ指揮のバイエルン州立歌劇場の来日公演の時に、東京文化会館で「フィガロの結婚」のケルビーノ役を歌ったのが唯一の来日です。それ以後も、「ばらの騎士」など何度かお話は…

インタビュー〜ソフィー・コッシュ(マルグリート役)その1

●ベルリオーズの「ファウストの劫罰」について ーーベルリオーズの「ファウストの劫罰」のマルグリートはよく歌っている役ですか? コッシュ(以下K):それほど多くは歌っていません。この作品は本来「オペラ」ではないので、舞台で演出するのが難しいのです。演奏会形式では14年前に、フランスの名指揮者ミシェル・プラッソンとスペイン…

《ファウストの劫罰》入門〜作品の魅力を知るために〜その2

〜“聴きどころ”と演奏の“聴き比べ”の魅力 「ファウストの劫罰」 〜“聴きどころ”と演奏の“聴き比べ”の魅力  「ファウストの劫罰」は、フランスの革新的作曲家ベルリオーズ(1803〜69)の代表作のひとつ。斬新な「幻想交響曲」をベートーヴェンの死の僅か3年後に発表した彼は、色彩的な管弦楽法を用いた交響的大作や「標題音楽…

《ファウストの劫罰》入門〜作品の魅力を知るために〜その1

『ファウスト』について 文学としての魅力、そして後世への影響 この9月、奇しくも首都圏の2つのオーケストラがベルリオーズ畢生の大作、劇的物語《ファウストの劫罰》をほぼ同時期に演奏する。ストーリー、音楽ともに魅力溢れる傑作ながら大規模な作品ゆえ、上演される機会は少ない。この作品を異なるオーケストラで聴き比べながら存分に楽…