Tag Archive for 東響

新国立劇場が開場20周年

《アイーダ》とカタリーナ・ワーグナーによる新演出《フィデリオ》で祝う  新国立劇場は、1997年10月に、團伊玖磨《建・TAKERU》(委嘱新作)の世界初演とともに開場した。つまり、今秋で20周年を迎える。  新シーズンは、新制作のワーグナーの《神々の黄昏》でオープニングを飾る。指揮は同劇場オペラ芸術監督の飯守泰次郎。…

東響コーラス創立30周年記念 アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮) 東京交響楽団

記念公演にふさわしくオリジナリティ溢れる選曲で  東京交響楽団9月の定期・川崎定期にはロシアの名匠アレクサンドル・ヴェデルニコフが登場する。若くしてボリショイ劇場の音楽監督に就任、劇場改革を推進し、職を退いてからはデンマーク・オーデンセ交響楽団の首席指揮者を務めつつ、世界のトップ・オケへの客演も活発に行っている。来日も…

第15回 東京音楽コンクール

将来を担う新しい才能の誕生を目撃する!  東京文化会館、東京都などが主催し、2003年から毎夏開催されている東京音楽コンクールが、今年で第15回を迎えた。今回実施されるのは、ピアノ・弦楽・木管の3部門。総合審査員長は指揮者の小林研一郎が務める。また、部門審査員長の野平一郎(ピアノ)、大谷康子(弦楽)、宮本文昭(木管)の…

大友直人(指揮) 東京交響楽団

 大友直人の邦人現代曲への取り組みには、一つの主張を感じる。「現代音楽は難しい」というイメージを打破し、同時代を生きる私たち日本人が素直に楽しめるメロディやハーモニーを積極的に客席に届ける――そんな信念を。  名誉客演指揮者を務める東響の第99回東京オペラシティ定期は、大友の姿勢がよく表れたプログラムだ。まずは芥川也寸…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2017

すべてのジェネレーションが楽しめるオーケストラの祭典  ミューザ川崎シンフォニーホールを中心に繰り広げられる“クラシックの夏フェス”として、首都圏のオーケストラが連日登場する破格の音楽祭として定着している『フェスタサマーミューザ』。今年もまたレギュラー出演となる各オーケストラをはじめ、初登場となるオーケストラも加わるな…

秋山和慶(指揮) 東京交響楽団

ホルンが導く独墺王道プログラム  「生まれつき両腕がない」ホルン奏者が、6月の東響定期に登場する。その名はフェリックス・クリーザー。1991年ドイツに生まれ、4歳でホルンに興味を持った彼は、5歳からレッスンを受け始め、左足でのバルブ操作を習得。17歳で名門ハノーファー音楽演劇大学に進み、ベルリン・フィルの元奏者マルクス…

飯森範親(指揮) 東京交響楽団

華麗でスリリングな音の悦楽を味わいたい  オーケストラを聴く醍醐味のひとつが、その音色の多彩さ。多種多様な楽器の組合せによって、ほとんど無数とも呼べる音のパレットを作り出す。では、色彩感の豊かさという点で、オーケストレーションの達人はだれかと問われれば、まっさきに思い起こすのがイタリアのレスピーギではないだろうか。とり…

秋山和慶(指揮) 東京交響楽団

 現在のオーケストラ公演で、これほど面白いプログラムは稀だろう。2016年シーズンに創立70周年を迎えた東京交響楽団が、それに因んで「作品番号70」の3曲を取り上げる。しかも作曲者のチョイスが意外性十分だ。指揮は桂冠指揮者の秋山和慶。1964年に同楽団を指揮してデビュー後、40年にわたって音楽監督・常任指揮者を務めた、…

飯森範親(指揮) 東京交響楽団

華麗かつ壮大な2つの音楽の“物語”  飯森範親と東京交響楽団によるポポーフの交響曲第1番の日本初演が大成功したのは記憶に新しいところだが、新年早々には再びその顔合わせでロシア・ソヴィエト音楽のコンサートを開く。  演奏会はリムスキー=コルサコフの名曲「シェエラザード」で始まる。欧州ツアーも成功させた東京交響楽団の名技が…

【出演者変更】ジョナサン・ノット(指揮)

《コジ・ファン・トゥッテ》こそ演奏会形式に適したオペラなのです  2011年の初共演以来、常に話題を呼んでいる音楽監督ジョナサン・ノットと東響のコンビ。この12月には、ノット念願の演奏会形式によるオペラに進出する。演目はモーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》。キャリアの初期からオペラ指揮者としても盛んな活動を続けてき…