Tag Archive for 東京・春・音楽祭

コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)

バッハの“舞曲”で聴く崇高な境地  次世代の巨匠と目されるコンスタンチン・リフシッツが、今春J.S.バッハに関わる壮大なプロジェクト『BACHは踊る』に挑む。まずはJ.S.バッハの333回目の誕生日である3月21日、紀尾井ホールで「イギリス組曲」全曲、同24日にフィリアホールで「フランス組曲」全曲、そして同25日には所…

東京・春・音楽祭―東京のオペラの森2018― シンフォニエッタ・クラコヴィア with トマス・コニエチュニー(バスバリトン)

ポーランドの精鋭集団による染み入る響き  今年の「東京・春・音楽祭」の開幕を飾るのはポーランドのシンフォニエッタ・クラコヴィアとバスバリトンのトマス・コニエチュニー。ポーランドの古都クラクフを拠点とする弦楽アンサンブルと、同国が生んだ世界的なバスバリトンが、2種類の意欲的なプログラムで共演する。指揮はウィーン・フィルの…

クラウス・フロリアン・フォークト(テノール)

 2017年9月、バイエルン国立歌劇場日本公演で、ドイツの偉大なヘルデン・テノール、クラウス・フロリアン・フォークトはワーグナーの歌劇《タンホイザー》のタイトルロールを歌い、絶賛された。そのフォークトの次なる日本公演は、東京・春・音楽祭 2018でのワーグナーの歌劇《ローエングリン》のタイトルロール。東京春祭ワーグナー…

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2018―

 春の訪れが上野の森を音楽で満たす。「東京・春・音楽祭」が2018年3月16日から4月15日までの約1ヵ月間にわたって開催される。会場は東京文化会館や東京国立博物館、東京都美術館他の文化施設など。今回もこの音楽祭ならではの好企画がずらりと並んだ。注目公演をいくつか選んでみよう。  まず筆頭に挙げられるのは、音楽祭の目玉…

IIJがベルリン・フィルの演奏会を「DSD™11.2MHz」で無料ライブ・ストリーミング

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は2017年9月17日(日)から、「PrimeSeat」で、DSD™11.2MHzのハイレゾ音源でのライブ・ストリーミングサービスを開始する。  IIJはこれまで、KORG、Saidera Paradiso、ソニーと共同で、東京・春・音楽祭、ベルリン・フィルなどのハイレゾ…

ウィーンで亡命音楽家に関する展示が開催

〜エクシール・アルテ・センター設立記念展示  ウィーン国立音楽大学エクシール・アルテ・センター(exil.arte Zentrum)で、同館設立を記念した展示『作曲をするとき、私の心はウィーンに帰る』が行われている。入場無料。  同館は亡命音楽家研究の拠点として設立され、今春の東京・春・音楽祭2017で、東京春祭ディス…

IIJとN響が、ハイレゾ音源によるストリーミング配信を実施

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)と公益財団法人NHK交響楽団(N響)は、今年4月、5月、6月に行われる「明電舎創業120周年記念/N響 午後のクラシック」の公演をハイレゾ音源で収録し、5月19日よりオンデマンドで順次配信する。N響の演奏会がハイレゾ音源でストリーミング配信されるのは今回が初めての試み。 …

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2017―

遂に開幕! 今からでも間に合うおすすめ公演!  いよいよ開幕した「東京・春・音楽祭」。今年も上野の東京文化会館や博物館・美術館を舞台に、多彩な公演が約1ヵ月にわたって開催される。これからでも間に合う注目公演を選んでみよう。  まずは音楽祭の掉尾を飾る「スペシャル・ガラ・コンサート〜東京春祭2017 グランド・フィナーレ…

マルクス・アイヒェ(バリトン)

葛藤に苦しむ王、そして、旅の途上の遥かなるものへの 憧れを歌う  ウィーン国立歌劇場日本公演の《ナクソス島のアリアドネ》で若々しく知的な音楽教師を歌い演じたマルクス・アイヒェ。2017年春に再び来日し、同じヤノフスキの指揮で今度はワーグナー《神々の黄昏》を歌うことになる。 「ヤノフスキさんは素晴らしい指揮者ですね。リハ…

東京・春・音楽祭―東京のオペラの森2017― 東京春祭ディスカヴァリー・シリーズ vol.4 忘れられた音楽――禁じられた作曲家たち 〜《Cultural Exodus》証言としての音楽

よみがえる亡命作曲家たちの名曲  野蛮さは文化においてもしばしば横行する。特に20世紀には出自、信条、政治動向などによって人生の方向を変えざるを得なくなった才能は少なくない。ウィーン国立音楽大学教授のゲロルド・グルーバーはそんな亡命音楽家研究の第一人者だが、グルーバーが同じくこの分野を得意とするフルーティスト、ウルリケ…