Tag Archive for 東京都交響楽団

ヤクブ・フルシャ(指揮) 東京都交響楽団

ファイナル・ステージもマエストロならではのプログラムで  東京都交響楽団で8年間にわたって首席客演指揮者を務めてきたヤクブ・フルシャ。そのステージの掉尾を飾るのはマルティヌーとブラームスを組み合わせた意外性のあるプログラムだ。  マルティヌーの交響曲第1番とブラームスの交響曲第1番というダブル「第1番」プロは、この指揮…

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2018―

 春の訪れが上野の森を音楽で満たす。「東京・春・音楽祭」が2018年3月16日から4月15日までの約1ヵ月間にわたって開催される。会場は東京文化会館や東京国立博物館、東京都美術館他の文化施設など。今回もこの音楽祭ならではの好企画がずらりと並んだ。注目公演をいくつか選んでみよう。  まず筆頭に挙げられるのは、音楽祭の目玉…

ハンヌ・リントゥ(指揮) 東京都交響楽団

フィンランド独立100周年に贈る若きシベリウスの大作  フィンランドが生んだ名指揮者ハンヌ・リントゥが、東京都交響楽団とともにシベリウスの出世作「クレルヴォ交響曲」を披露する。リントゥはこれまでにも日本をたびたび訪れて、母国シベリウスの作品他で好演を聴かせてくれているが、今回は男声合唱と独唱者2名を要する大作「クレルヴ…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

円熟の名匠と話題のヴァイオリニストの共演  終身名誉指揮者として昨年、都響デビュー40周年を祝った小泉和裕。地方の古民家に居を構え、自然の温もりから育ってくるものを音楽へと注ぎ込む。円熟のタクトからは生気に溢れた音楽が流れ出し、今や小泉は都響だけでなく日本中のオーケストラから求められる名匠となっている。  芸術の秋、1…

Music Program TOKYO “Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団 小曽根 真(ピアノ) & ピーター・アースキン(パーカッション)

共鳴しあうバーンスタインと熱いジャズ・サウンド  小曽根真をホストに、ジャズとクラシックの垣根を超えた“音楽”の刺激と感動を聴き手にもたらしてくれる『“Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団』が今年も開催される。このコンサートでは毎年海外から一流ジャズ・ミュージシャンを招くのが恒例となっている…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

最高峰の合唱団も参加する「天地創造」への期待  今年は、ハイドンの傑作オラトリオ「天地創造」の“当たり年”だ。6月にも鈴木秀美指揮新日本フィル(合唱はコーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート)で演奏されたばかりだし、この9月には高関健指揮東京シティ・フィル(8日)と大野和士&都響の公演(10日,11日)と集中的に行われ…

東京文化会館 UENO Music Holiday

家族でクラシック音楽と遊ぼう!  夏休みは、家族みんなで音楽を! 「夏休み子ども音楽会2017《上野の森文化探検》」をはじめ、対象年齢別に構成されるイベントを核とした『UENO Music Holiday』が8月6日、東京文化会館を舞台に開かれる。  大ホールでの「夏休み子ども音楽会」(13:00)の対象は、小学生以上…

東京文化会館《響の森》vol.40 コバケン 真夏のシンフォニー

マエストロ渾身の熱き響き  「暑い時には熱いものがいい」という言葉を、音楽で実現してしまう——そんな公演が、夏真っ盛りの8月開催の「東京文化会館《響の森》」である。指揮は小林研一郎で、熱い指揮ぶりと燃える演奏で知られる彼の異名は「炎のコバケン」。演目はベートーヴェンの「エグモント」序曲と交響曲第5番「運命」、ドヴォルザ…

エリアフ・インバル(指揮) 東京都交響楽団 都響スペシャル マーラー:大地の歌

2度にわたるマーラー交響曲全曲演奏を経て、更なる高みへ  エリアフ・インバルがふたたび都響とマーラーを演奏する。このコンビは、既に2度のマーラーの交響曲全曲演奏会を行っているが、今回の「大地の歌」は、2012年9月から2014年3月まで遂行されたインバル&都響の「新マーラー・ツィクルス」、及び、14年7月の交響曲第10…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

名匠たちが仏・独の傑作で魅せる“音の風景画”  6月の都響定期は音楽監督の大野和士が登場、3つのプログラムを振るが、どれも選曲が絶妙で、それぞれに違った味わいが楽しめそうだ。曲の流れにどんなストーリーを重ねるかは人それぞれだが、ここでは6月21日のプロに焦点を当ててみよう。  プログラムを貫くテーマは“自然”。まずドビ…