Tag Archive for 東京混声合唱団

宮城 聰(演出)

作品のなかの“謎”を輝かしいものとして提示するのが演出家の仕事です  静岡県舞台芸術センター(SPAC)の芸術総監督を務める演出家の宮城聰がドヴォルザークのオペラ《ルサルカ》に挑む。宮城はこれまで、モリエール台本によるシャルパンティエの《病は気から》、モンテヴェルディの《オルフェオ》、パーセルの《妖精の女王》といったオ…

瀧井敬子(企画/監修)

夏目漱石と音楽—日本の洋楽黎明期に生きた文豪  「楽(がく)という一種の美しい世界には丸で足を踏み込まないで死んで仕舞わなくつちゃならない。僕から云わせると、是程憐れな無経験はないと思ふ」——夏目漱石は、小説『それから』で主人公代助にそう語らせている。それは、漱石自身の思いでもあったのだろうか? そして、彼は実際にどん…

音楽堂アフタヌーン・コンサート 山田和樹(指揮) 東京混声合唱団 特別演奏会

合唱とバレエが織り成すユニークなコラボレーションが実現  唱歌から現代音楽までを歌う高度なテクニックと表現力で、我が国の合唱シーンで欠かせない存在になっている東京混声合唱団。昨年、創立60周年を迎え、その活動は円熟味を増している。この夏、2014年から同団音楽監督をつとめ、今もっとも注目を浴びている指揮者の山田和樹とタ…

日生劇場がオペラ《ルサルカ》関連イベントを無料開催

 今年11月、日生劇場で山田和樹指揮、宮城聰演出によるNISSAYOPERA2017オペラ《ルサルカ》が上演される。  本公演に先がけ、同劇場では関連コンサートとレクチャーを行う。  第1弾は6月14日(水)、「オペラ・オードブル・コンサートvol.5月に寄せる歌」と題し、オペラ公演でルサルカ役を歌う田崎尚美らによる無…

山田和樹プロデュース 柴田南雄 生誕100年・没後20年記念演奏会 山田和樹が次代につなぐ 〜ゆく河の流れは絶えずして〜

“知の巨人”の遺産を受け継ぐ  今年記念の年を迎えた日本の作曲家といえば? 没後20年を迎えた武満徹、没後10年の伊福部昭、そして柴田南雄の生誕100年&没後20年!  日本を代表する作曲家としてのみならず、音楽学者、音楽評論家としても活躍した柴田南雄。その著作やラジオ放送などを通じて蒙を啓かれた音楽ファンは多いはず。…

オーケストラ・アンサンブル金沢 岩城宏之 没後10年メモリアルコンサート

現代作品とレクイエムで名匠を偲ぶ  今年は、日本を代表する指揮者として活躍し、ユニークな言動や文筆活動でも知られた岩城宏之の没後10年。設立から深く関わり、初代音楽監督を務めたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と、やはり音楽監督を務めた東京混声合唱団がジョイント、山田和樹の指揮で金沢と東京でメモリアルコンサートを…

山田和樹を実行委員長にアンセム・プロジェクトが発足

 まもなく開幕する『2016年リオデジャネイロ オリンピック&パラリンピック』、そして2020年に開催予定の『2020年東京オリンピック&パラリンピック』を見据え、指揮者の山田和樹を実行委員長に近く「山田和樹アンセム・プロジェクト」が発足する。これに先がけ7月28日、駐日ブラジル大使館でキック・オフ・イベントが行われた…

武満徹没後20年にN響が贈る、限りなきオマージュ

 20世紀の日本を代表する作曲家、武満徹(1930-1996)がこの世を去ってから20年になる今年、様々な形で「武満徹没後20年」を記念する公演が行われている。  なかでも、国内では、NHK交響楽団(N響)が、今年から来年初めにかけて5つの公演で6作品を取り上げるのが注目される。その最初の演奏会となるのが、4月22、2…

山田和樹(指揮)

若きマエストロとともに日々進化する合唱団 「中学生になるかならないかの頃、自分の所属していた児童合唱団を指揮したのが最初です」  山田和樹の指揮人生の中で、合唱の占めるウェイトは小さくない。 「小学生の頃から漠然と指揮者に憧れて、鏡の前で指揮の真似をしたりしていましたが、歌うメンバーの前で実際に指揮をしてみて、みんなを…

八尋和美 指揮活動50年記念 東京混声合唱団特別演奏会

50年間の粋を聴く  合唱指揮者・八尋和美の指揮活動50年を記念するコンサートが、東京混声合唱団(東混)の特別演奏会として開かれる。八尋は1956年の東混創立メンバーの一人。歌手として、コンサートマスターとして、やがて指揮者として、2002年に退団するまで同団の活動を支えた。曲目は、前半が、ルネサンスからバロックを経て…