Tag Archive for 東京フィルハーモニー交響楽団

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017

日本の戦前〜戦後の音楽シーンを俯瞰する意欲的な企画  サントリー芸術財団の『サマーフェスティバル』、今夏の目玉は片山杜秀が監修する「ザ・プロデューサー・シリーズ」だ。博覧強記で知られる片山がとりわけこよなく愛してきたのが、日本の現代音楽。学生時代から足で稼いだ経験と知識は、忘れられた作品へとリスナーを導く数々の仕事へと…

河瀨直美(演出)

映画監督の視点で描く斬新な《トスカ》の世界  『萌の朱雀』(1997)がカンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞し、『殯の森』(2007)で同映画祭の審査員特別大賞グランプリを獲得して、映像作家として国際的な評価を確立した河瀨直美がオペラ演出に初挑戦することになった。  劇作家サルドゥが女優サラ・ベルナールのために書き、プ…

第15回 東京音楽コンクール

将来を担う新しい才能の誕生を目撃する!  東京文化会館、東京都などが主催し、2003年から毎夏開催されている東京音楽コンクールが、今年で第15回を迎えた。今回実施されるのは、ピアノ・弦楽・木管の3部門。総合審査員長は指揮者の小林研一郎が務める。また、部門審査員長の野平一郎(ピアノ)、大谷康子(弦楽)、宮本文昭(木管)の…

【速報】急遽決定!ネトレプコが日本でスペシャル・コンサートを開催〜9月、10月

 2016年、じつに11年ぶりとなるリサイタル公演での来日を果たした現代最高のソプラノ歌手、アンナ・ネトレプコが約1年半ぶりに再来日、スペシャル・コンサートを行うことが急遽決まった。  前回同様、夫でテノール歌手のユーシフ・エイヴァゾフと共演、東京、大阪で計3回の公演を行う。 ■アンナ・ネトレプコ スペシャル・コンサー…

川田知子(ヴァイオリン)

自然な流れをもつバッハを目指して  長年ソリストとして活躍し、近年は東京フィルのゲスト・コンサートマスターも務める実力派ヴァイオリニスト、川田知子が、J.S.バッハの「無伴奏ソナタ&パルティータ」全曲録音の第1弾をリリースする。彼女は今年デビュー25周年。その記念盤かと思いきや、むしろ自然な流れで実現したという。 「2…

映画監督・河瀨直美がオペラ初演出!〜全国共同制作プロジェクト プッチーニ:歌劇《トスカ》

 10月の新潟公演を皮切りに、全国5都市で上演される全国共同制作プロジェクト プッチーニ:歌劇《トスカ》(新演出)。6月16日東京都内で、演出の河瀨直美、指揮の広上淳一が囲み取材に応じた。 (2017.6/16 東京都内 撮影:青柳 聡)  カンヌ国際映画祭審査員特別大賞グランプリを受賞する等、日本が世界に誇る映画監督…

三浦文彰(ヴァイオリン)

俊英がコンチェルト2曲の弾き振りに挑む  ひとつの公演すべてを、一人のソリストによる協奏曲で。こうした趣向の新しいコンサートシリーズ『スーパーソロイスツ』が、エイベックス・クラシックスの主催でスタートする。その第1回目に、同レーベルからCDをリリースしているヴァイオリニストの三浦文彰が登場し、モーツァルト(第5番「トル…

【稽古場レポートvol.2】新国立劇場オペラ 新制作《ジークフリート》

特別企画 「ジークフリート」ハイライトコンサート ―邦人歌手による  6月1日から新国立劇場で上演される新制作、ワーグナー《ジークフリート》(飯守泰次郎・新国立劇場オペラ芸術監督の指揮、ゲッツ・フリードリヒの演出、フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)の協力)を前に、5月17日には邦人歌手によるハイライトコンサートが行わ…

軽井沢大賀ホール 2017 春の音楽祭

 “高原の響きの殿堂”として親しまれている軽井沢大賀ホールが、2005年のオープン時から続けている「春の音楽祭」。今や、ゴールデンウィークを舞台に、光あふれる季節の到来を告げる風物詩として、すっかり地元に定着している。  今年の音楽祭は、2009年にロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールを日本人として初めて制し、今や…

【稽古場レポートvol.2】新国立劇場オペラ新制作《ルチア》〜舞台稽古

 3月14日(火)に開幕する新国立劇場オペラ2016/17シーズンの新制作《ルチア》。開幕を目前にオペラパレスの舞台で進行中の稽古を取材した。  こちらでは第1部(第1幕)稽古の模様を少しだけご紹介。 (2017.3.6 新国立劇場オペラパレス Photo:M.Terashi/Tokyo MDE) ※稽古のため衣裳、照…