Tag Archive for 東京オペラシティ

伊藤京子(別府アルゲリッチ音楽祭総合プロデューサー)

20年の歴史を礎に、未来への道を見据える  「この20年間は、とても濃密な時間でした」  別府アルゲリッチ音楽祭が今年20回目を迎える。マルタ・アルゲリッチ総監督、伊藤京子総合プロデューサーを中心に、毎年各地からさまざまな音楽家が大分に集まり、多種多様な共演を行い、有意義なプログラムを展開している。冒頭のことばは、伊藤…

【日本語翻訳】ウンスク・チン、ウンスク・チンを語る

◆Unsuk Chin on Unsuk Chin  楽譜出版社ブージー&ホークス社のホームページで紹介されている映像コンテンツ『ウンスク・チン、ウンスク・チンを語る ”Unsuk Chin on Unsuk Chin”』。映像内で語られるウンスク・チンの言葉を、許可を得て日本語に翻訳しました。この作曲家について日本語…

【動画】ウンスク・チン、ウンスク・チンを語る

 世界中の若い世代の作曲家に創作を呼びかける「武満徹作曲賞」を核に、武満徹作曲賞の審査員が自作を演奏会で披露する東京オペラシティの同時代音楽企画「コンポージアム COMPOSIUM」(造語:Composition + Symposium)。20回目の開催となる2018年の「武満徹作曲賞」は、韓国出身で長くベルリンを拠点…

東京オペラシティ B→C ミサ・ミード(ユーフォニアム)

世界で活躍する若き名手が聴かせる新しい響き  ユーフォニアムは吹奏楽曲ではまろやかな音色でひときわ目立つ楽器だが、この楽器の世界的にも珍しい、女性ソリストとして近年注目を集めているのがミサ・ミード。熊本生まれの新鋭日本人奏者だ。  今回はバッハ「ソナタ ロ短調BWV 1030」ではじまり、ブラジルやスペインなど世界各国…

東京オペラシティ B→C ウェールズ弦楽四重奏団

シリーズの壮大なテーマを感じさせるプログラミング  「バッハからコンテンポラリーへ」とテーマを掲げ、若き実力派日本人奏者たちがバッハから広がる無限のイメージと多彩な現代作を紹介してきた、東京オペラシティの「B→C」シリーズが、ついに200回目を迎える。その節目の出演者はウェールズ弦楽四重奏団。2006年結成、08年には…

東京オペラシティ B→C195 大野若菜(ヴィオラ)

ヴィオラ界のホープが楽器のオリジナリティを追求  ベルリン在住のヴィオラ奏者、大野若菜が東京オペラシティのリサイタルシリーズ『B→C』に登場する。1993年生まれの大野は、多くのヴィオラ奏者がそうであるようにまずヴァイオリンを始め、高校に入学する前にヴィオラに転向した。東京芸術大学附属高校の3年生であった2011年に、…

樫本大進(ヴァイオリン) & アレッシオ・バックス(ピアノ)

同世代デュオの直感が共鳴しあう特別の選曲  ソリストとして、室内楽奏者として、さらにはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターとして、幅広く豊かな演奏活動を続けている樫本大進。その樫本が「互いに刺激を受けながら、その時にしか生まれない特別なもの」を生み出すパートナーとして選んだ、イタリアのピアニスト、…

ハインツ・ホリガーの大作《スカルダネッリ・ツィクルス》を日本初演

コンポージアム 2017  毎年ひとりの作曲家が審査を手がける武満徹作曲賞を軸に開催される、東京オペラシティの同時代音楽企画「コンポージアム」。今年はオーボエの名手としても知られるハインツ・ホリガーを迎え、彼を特集したコンサートと作曲賞演奏審査が行われる。  バロック音楽から自作を含む現代作品まで稀代の奏者として名演を…

岸田 繁(くるり)(作曲) × 広上淳一(指揮)

 ロックバンド「くるり」の岸田繁が「交響曲第一番」を書き上げ、この12月に広上淳一指揮京都市交響楽団(以下、京響)により世界初演される。この異色の企画、そもそもどのような経緯でスタートしたのだろうか? 岸田(以下 K)「京響のチーフマネージャーの柴田さんから『オーケストラ作品を書いてみませんか?』とお話をいただいたのが…

東京オペラシティ B→C172 本條秀慈郎(三味線)

日本の伝統音楽と絡まり結晶していくバッハの音楽  旬の若手演奏家が、バッハと現代音楽をつなぐユニークなプログラムを組む、東京オペラシティの『B→C』シリーズ。邦楽器もこれまで笛、尺八、箏などが登場したが、今回はなんと三味線の登場だ。  注目の若手、本條秀慈郎は桐朋学園短大で本條秀太郎に師事。師は現代音楽との交流をはじめ…