Tag Archive for 日本フィルハーモニー交響楽団

田部京子(ピアノ)

25年を振り返る、思い出深い選曲  繊細なタッチと瑞々しい響きで聴き手の心をつかむ田部京子。今年は彼女のCDデビュー25周年に当たる。ショパン作品集の発表以来、30枚以上のアルバムを作り続けてきた。 「初めてのレコーディングは今でも鮮明に覚えています。自分で演奏中に聴いていた音と、モニタールームで聴く録音とのギャップに…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

充実のコンビがおくる崇高にして至福なる体験  今年6月、2016年9月〜19年8月の契約だった日本フィルの首席指揮者ピエタリ・インキネンの任期を、21年8月まで延長することが発表された。08年の初共演から10年。現在プラハ響とザールブリュッケン・カイザースラウテルンドイツ放送フィルの首席指揮者も務める多忙な彼の契約延長…

いわきアリオス開館10周年記念 小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

ホールを満たすマエストロの熱きサウンド  2008年の開館記念、10年のグランドオープン1周年、東日本大震災後の再オープン、5周年記念…。いわきアリオスが祝祭的な雰囲気に包まれるとき、そこには同地(福島県いわき市)出身のマエストロ、小林研一郎の姿がある。そして今年の9月24日、開館10周年を祝うコンサートの指揮台に登場…

日本フィル杉並公会堂シリーズ2018‐19 第3回

情熱的でダイナミックな演奏に惚れ込む  杉並区の荻窪駅を最寄り駅とする杉並公会堂は、すばらしい音響と好立地を誇るコンサートホール。日本フィルハーモニー交響楽団との結びつきは深く、多くのリハーサルが行われるほか、「日本フィル杉並公会堂シリーズ」が定期的に開催されている。  9月の同シリーズ公演は、チャイコフスキーのピアノ…

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

呼応しあうフランス作品と三善ワールド  日本フィルハーモニー交響楽団第703回東京定期演奏会は、2012年秋から正指揮者を務める山田和樹が登場して、フランス近現代作品と日本人作曲家を組み合わせたプログラムを披露する。管楽器が活躍する、プーランクの軽快な「シンフォニエッタ」、デュカス「魔法使いの弟子」は珍しいストコフスキ…

第16回 東京音楽コンクール 本選

新進演奏家たちの頂上対決を目撃する  才能ある若手音楽家を発掘し、その支援や育成を目指して東京文化会館や東京都などが毎年開催、これまで数多くの入賞者が世界の檜舞台へと羽ばたいている「東京音楽コンクール」。16回目となる今年は声楽・弦楽・金管の3部門が開催され、予備審査と2次にわたる予選を通過した俊英たちが、本選へ挑む。…

【CD】大澤壽人の芸術/山田和樹&日本フィル

 本CDで注目すべきはこのライヴ収録時が世界初演であったコントラバス協奏曲と交響曲第1番である。前者は調号を持たない西欧前衛的な作風と—四分音すら用いられている—日本的な情緒が融合した極めて個性的な楽曲でコントラバスには高度な技巧が求められる。対する交響曲第1番はフランクを思わせるような循環形式が用いられ、オーケストラ…

「第26回 渡邉曉雄音楽基金 音楽賞・特別賞」受賞者発表

  第26回 渡邉曉雄音楽基金 音楽賞・特別賞の受賞者が発表され、エリアフ・インバル(指揮)が特別賞を受賞した。音楽賞は該当者なし。同基金は、故・渡邉曉雄が日本文化に残した多大な業績を後世に引き継ぎ、音楽界の発展に寄与することを願い、1992年に創設された。音楽賞・特別賞を設置して次代の音楽界を担う優秀な指揮者、および…

福田成康(全日本ピアノ指導者協会 専務理事)

コンクールを聴きに行こう ! 〜若きピアニストたちによる人生をかけた真剣勝負  国内、いや、世界的にも最大級の規模を誇るコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」が、今年で42回目を迎える。頂点に輝く「特級」の歴代グランプリには、関本昌平、田村響などの優れたピアニストたちが名を連ね、彼らのような活躍を夢見て、毎年約…

第44回 日本フィル 夏休みコンサート 2018

今年もゴジラやバレエ、日本のうたなどエンタメてんこ盛り!  1975年に開始され、今年で44回目を迎える、日本フィルの夏休みコンサート。「初めてクラシック音楽を聴く子どもたちに、家族と一緒に本物のオーケストラを」というコンセプトによる長寿企画で、いまや三世代での来場客もいるとのこと。今年は計17公演で、指揮は来年4月に…