Tag Archive for 日本フィルハーモニー交響楽団

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

グラズノフの隠れた逸品とプロコフィエフの刺激的な名作を  2008年9月から8年間にわたり日本フィルの首席指揮者を務め、現在は桂冠指揮者兼芸術顧問として引き続き同楽団指揮者陣の一角を担うアレクサンドル・ラザレフ。その妥協を許さない音楽作りは日本フィルに大きな実りをもたらしてきた。プロコフィエフの交響曲全曲にはじまり、「…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 ワーグナー:《ラインの黄金》(演奏会形式)

若きシェフが響かせる新世代のワーグナー  日本フィルと首席指揮者ピエタリ・インキネンが好調だ。筆者は1月のブルックナーの交響曲第8番を聴いたが、ほんのりと上気したあでやかな演奏で、勢いのある演奏が持ち味の日本フィルから一味違ったカラーを引き出していた。現ポスト就任は昨年9月だが、すでに2009年から首席客演の任にあり、…

日本フィルが2017-18シーズンラインナップを発表

 日本フィルハーモニー交響楽団が2017/18シーズンの東京・横浜各定期公演ラインナップを発表した。  東京定期演奏会は、山田和樹指揮の石井眞木やドビュッシー(9/8,9/9)で幕開け。首席指揮者2シーズン目のピエタリ・インキネンは、ブルックナー交響曲第5番(11/17,11/18)、ワーグナー・プロ(18.4/27,…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 2017 ブラームス・ツィクルス

新時代のマエストロが挑むブラームス  この4月から5月にかけて、日本フィルは首席指揮者インキネンと共に、ブラームスの交響曲のツィクルスを行う。4月14、15日の東京定期で、まず交響曲第3番と第4番を演奏。その後、4月22日の横浜定期で、「悲劇的序曲」と交響曲第2番、そしてニールセンのフルート協奏曲(独奏は首席フルートの…

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会

絶好調のコンビが放つ期待のロシア・プロ  とどまるところを知らぬ快進撃ぶりに、もはやヤマカズと言えば、多くの人が注釈なしに山田和樹を思い浮かべるようになった。そのヤマカズが国内で今、もっとも緊密に仕事をしているのが、正指揮者のポストにある日本フィル。武満とマーラーを組み合わせた大型ツィクルスは現在も進行中だが、柴田南雄…

小山実稚恵らが芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

 平成28年度(第67回)芸術選奨の贈呈式が3月14日都内で行われた。音楽部門では、ピアニストの小山実稚恵と笙奏者の宮田まゆみが、それぞれ文部科学大臣賞を、指揮者の山田和樹が文部科学大臣新人賞を受賞した。また、舞踊部門では、振付家・ダンサーの近藤良平が文部科学大臣賞を、バレエダンサーの米沢唯が文部科学大臣新人賞を受賞し…

小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

この上なくドラマティックなチャイコフスキー  チャイコフスキーといえば、コバケンこと小林研一郎の十八番中の十八番。しかし「マンフレッド」交響曲を取り上げる機会(そもそも同曲の生演奏自体)は滅多にない。それが3月の日本フィル定期で実現する。長く親密な関係にある桂冠名誉指揮者コバケン&同楽団においても24年ぶりというから貴…

山田和樹が本格的オペラ指揮デビュー〜藤原歌劇団《カルメン》が開幕

 去る2月3日〜5日、東京文化会館で藤原歌劇団がオペラ《カルメン》を上演した。昨年12月のNHK交響楽団(演奏会形式)、今年1月の新国立劇場、2月の洗足学園音楽大学学園オペラ、3月の立川市民オペラ公演、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトと、国内で毎月のように上演されるように、数多のオペラのなかでも超のつく名作である《カ…

山田和樹(指揮)

世界が注目する若きマエストロが挑む《カルメン》の世界  藤原歌劇団が2017年2月に上演する《カルメン》。山田和樹が指揮することでも話題の公演だ。日本フィルの正指揮者にしてスイス・ロマンド管の首席客演指揮者である彼は、16年9月からはモンテカルロ・フィルの芸術監督兼音楽監督も務め、今や世界からひっぱりだこの“スター指揮…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

気鋭のマエストロが切り開く新たなブルックナーの世界  日本フィルハーモニー交響楽団の新たな首席指揮者として注目を浴びるピエタリ・インキネンが、1月の東京定期演奏会でブルックナーの大曲、交響曲第8番に挑む。インキネンの首席指揮者就任後、初となる記念すべき東京定期が本公演。すでに多数の共演を重ねる同コンビなので、これが初の…