Tag Archive for 日本フィルハーモニー交響楽団

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

巨匠ならではのエキサイティングな体験  今秋、猛将アレクサンドル・ラザレフが日本フィルに帰ってくる。首席指揮者時代から日本フィルを鍛え上げ、ライヴではその能力を限界まで引き出した白熱の演奏を重ね、桂冠指揮者となってからも定期的に登壇を続けている。  10月の東京定期演奏会は「ラザレフが刻むロシアの魂」シリーズで、彼が絶…

西村 悟(テノール)

進化するテノール、西村悟の“今”を聴くリサイタル  オペラに演奏会に大活躍のテノール歌手、西村悟。イタリアで研鑽を積み、藤原歌劇団で歌った《椿姫》《蝶々夫人》《仮面舞踏会》など、得意のイタリア・オペラで賞賛されてきた。そして今年12月にはドニゼッティ《ルチア》に出演する。その西村のこれまでの集大成となるリサイタルが、1…

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

日・独・仏の歴史的名作を体感する  今年6月に3年にわたるマーラー・ツィクルスを完結させた山田和樹&日本フィル。9月の定期演奏会では、また新たに興味深いプログラムを披露する。最大の聴きものは、東京楽所との共演による石井眞木の「遭遇Ⅱ番」であろう。この曲は“日本フィル・シリーズ”第23作として書かれ、1971年6月に小澤…

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017

日本の戦前〜戦後の音楽シーンを俯瞰する意欲的な企画  サントリー芸術財団の『サマーフェスティバル』、今夏の目玉は片山杜秀が監修する「ザ・プロデューサー・シリーズ」だ。博覧強記で知られる片山がとりわけこよなく愛してきたのが、日本の現代音楽。学生時代から足で稼いだ経験と知識は、忘れられた作品へとリスナーを導く数々の仕事へと…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

グラズノフの隠れた逸品とプロコフィエフの刺激的な名作を  2008年9月から8年間にわたり日本フィルの首席指揮者を務め、現在は桂冠指揮者兼芸術顧問として引き続き同楽団指揮者陣の一角を担うアレクサンドル・ラザレフ。その妥協を許さない音楽作りは日本フィルに大きな実りをもたらしてきた。プロコフィエフの交響曲全曲にはじまり、「…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 ワーグナー:《ラインの黄金》(演奏会形式)

若きシェフが響かせる新世代のワーグナー  日本フィルと首席指揮者ピエタリ・インキネンが好調だ。筆者は1月のブルックナーの交響曲第8番を聴いたが、ほんのりと上気したあでやかな演奏で、勢いのある演奏が持ち味の日本フィルから一味違ったカラーを引き出していた。現ポスト就任は昨年9月だが、すでに2009年から首席客演の任にあり、…

日本フィルが2017-18シーズンラインナップを発表

 日本フィルハーモニー交響楽団が2017/18シーズンの東京・横浜各定期公演ラインナップを発表した。  東京定期演奏会は、山田和樹指揮の石井眞木やドビュッシー(9/8,9/9)で幕開け。首席指揮者2シーズン目のピエタリ・インキネンは、ブルックナー交響曲第5番(11/17,11/18)、ワーグナー・プロ(18.4/27,…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 2017 ブラームス・ツィクルス

新時代のマエストロが挑むブラームス  この4月から5月にかけて、日本フィルは首席指揮者インキネンと共に、ブラームスの交響曲のツィクルスを行う。4月14、15日の東京定期で、まず交響曲第3番と第4番を演奏。その後、4月22日の横浜定期で、「悲劇的序曲」と交響曲第2番、そしてニールセンのフルート協奏曲(独奏は首席フルートの…

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会

絶好調のコンビが放つ期待のロシア・プロ  とどまるところを知らぬ快進撃ぶりに、もはやヤマカズと言えば、多くの人が注釈なしに山田和樹を思い浮かべるようになった。そのヤマカズが国内で今、もっとも緊密に仕事をしているのが、正指揮者のポストにある日本フィル。武満とマーラーを組み合わせた大型ツィクルスは現在も進行中だが、柴田南雄…

小山実稚恵らが芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

 平成28年度(第67回)芸術選奨の贈呈式が3月14日都内で行われた。音楽部門では、ピアニストの小山実稚恵と笙奏者の宮田まゆみが、それぞれ文部科学大臣賞を、指揮者の山田和樹が文部科学大臣新人賞を受賞した。また、舞踊部門では、振付家・ダンサーの近藤良平が文部科学大臣賞を、バレエダンサーの米沢唯が文部科学大臣新人賞を受賞し…