Tag Archive for 成田達輝

夜クラシック Vol.15 仲道郁代(ピアノ) 成田達輝(ヴァイオリン) 上野通明(チェロ)

楽しいトークと一級のアンサンブルで癒やしの時間を  文京シビックホールの「夜クラシック」。19時半という遅めの開演時間やトーク付きの親しみやすさに加え、ときには初顔合わせのアンサンブルが登場することもあって、幅広い音楽ファンから人気を集めるシリーズだ。  来る1月の公演では、ピアニストの仲道郁代が、初共演となるヴァイオ…

吉野直子の室内楽 〜ハープで織り成す近現代フランス音楽の世界〜

名手たちが集って醸すフランス音楽の華やぎ  名実ともに日本のハープ界を牽引してきた第一人者であり、世界的な名手や巨匠たちと共演を重ね続けている吉野直子。長きにわたり最前線で活躍し続けるハーピストが、気心の知れた日本の仲間たちとの共演で、ハープにまつわるフランスの室内楽作品を集めて贈る舞台が、3月に銀座のヤマハホールで実…

一柳 慧(作曲)

日本の作曲家を牽引する重鎮の音楽世界  2人の作曲家の競演による新しい形で昨年から始まったサントリー芸術財団コンサート「作曲家の個展Ⅱ」。今年は一柳慧と湯浅譲二という現代音楽界を牽引してきたベテランの作品がとりあげられる。 「2人で音楽会を共同で企画するアイディアは、最初に聞いたときからとても面白いと思っていました。湯…

川久保賜紀(ヴァイオリン)

名手たちが集結して繰り広げる“中身の濃い”3日間  今年で12回目の開催を迎える仙台クラシックフェスティバル(せんくら)。その第4回(2009年)から毎回参加し、今度が9度目の参加となる川久保賜紀は「せんくら」の魅力をこう語る。 「すばらしい演奏家が仙台にぎゅっと集まり、あちこちのホールで朝から夜までいろいろなコンサー…

海老原 光(指揮)

霧島国際音楽祭は“アジアのポート”として良い音楽を発信し続けます  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターであったゲルハルト・ボッセの提唱で始められた霧島国際音楽祭は、今年で38回目を迎える。マスタークラスとコンサートからなり、その講師には世界的なアーティストが招かれ、受講生も日本だけでなくアジアを…

青木涼子(能アーティスト)

能と弦楽四重奏が生み出す未知の領域  横浜みなとみらいホールの『Just Composed in Yokohama』は、日本の作曲家への毎年の委嘱作品とその再演を軸とする現代音楽シリーズ。今年は、能の謡(うたい)のための現代作品を次々と委嘱して独自の世界を築いている青木涼子が登場し、パリ在住の作曲家・馬場法子の新作と、…

仙台クラシックフェスティバル2016 せんくら

今年は注目の若手アーティストが多数出演!  昨年10周年を迎え、今年、次の10年に向けた新たな一歩を踏み出す、仙台クラシックフェスティバル(せんくら)。「新しいせんくら」として、多くの初登場アーティストやフレッシュな若手を迎えるほか、「せんくら」のみで実現する豪華共演など、注目公演が目白押しだ。  まずは初登場アーティ…

アンサンブル・アフタヌーン Vol.2 音楽で夢みる午後

室内楽の名曲を楽しむ贅沢な午後のひととき  大編成のオーケストラや一人だけのピアノ・リサイタルなどと異なり、室内楽の魅力は演奏者数名のバランス感覚や関係性、それぞれの個性や仕掛け合いなどが明確に感じ取れることだろう。しかもそれは室内楽の演奏に長けた練達の士であればこそ可能性が広がり、演奏の充実度アップが期待できるのは言…

ドミトリー・キタエンコ(指揮) 東京交響楽団

今こそ耳を傾けたいロシア音楽の正道  まわりに“豪放”や“熱狂”を指向する指揮者が多いなか、造型確かで丁寧な音楽を作り続ける…。かような指揮者は、歳を重ねて傾聴すべき名匠と化すことが多い。ドミトリー・キタエンコもその一人だ。1940年ロシア生まれの彼は、76〜90年モスクワ・フィルの首席指揮者として名声を得ながら、同国…

成田達輝(ヴァイオリン)

初コラボ&運命の楽器がもたらす、耳新たな名協奏曲  2010年ロン・ティボー、12年エリザベート国際コンクールで第2位を受賞して脚光を浴びた俊英ヴァイオリニスト・成田達輝。彼は今年から来年にかけても、リサイタルや協奏曲、チョン・ミョンフンらとの室内楽など、充実した活動を展開するが、その中でも特筆されるのが、来年1月のイ…