Tag Archive for 志村文彦

【GPレポ】東京二期会《蝶々夫人》

 東京二期会が10月6日から9日に上演する、栗山昌良演出の《蝶々夫人》。大型屏風の背景画から小さな調度品、日本人らしい所作や作法など、細部まで神経が行き届いた、美しく、安心して観ていられる名舞台だ。2003年の改訂以来5回目の再演となる。  ダブルキャストのうち、7日・9日のキャストによるゲネプロを観た。 (2017.…

栗山演出の不朽の名舞台《蝶々夫人》を再演〜東京二期会

 東京二期会が二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズの一環として10月、オペラ《蝶々夫人》を上演する。演出は栗山昌良。  栗山が二期会で《蝶々夫人》を初めて演出したのが1957年。以来、60年以上の歳月をかけて舞台に磨きをかけてきた。一人の演出家が同じ団体で同じ作品をこれほどの長期にわたり追求することは稀…

【稽古場レポートvol.2】新国立劇場オペラ 新制作《ジークフリート》

特別企画 「ジークフリート」ハイライトコンサート ―邦人歌手による  6月1日から新国立劇場で上演される新制作、ワーグナー《ジークフリート》(飯守泰次郎・新国立劇場オペラ芸術監督の指揮、ゲッツ・フリードリヒの演出、フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)の協力)を前に、5月17日には邦人歌手によるハイライトコンサートが行わ…

いよいよ「びわ湖リング」が始動、来年3月に《ラインの黄金》上演

 びわ湖ホールが2017年より、ワーグナーの大作《ニーベルングの指環》を4年かけて連続上演する。いよいよ「びわ湖リング」のスタートだ。10月21日、3月に上演される序夜《ラインの黄金》の制作発表が行われ、山中隆(びわ湖ホール館長)、沼尻竜典(同芸術監督)、砂川涼子(フライア)、ヴィタリ・ユシュマノフ(ドンナー)、清水徹…

川瀬賢太郎(指揮)

東京では初の古典的オペラに挑む若きマエストロ  20代から類い稀な活躍を続ける川瀬賢太郎は、今年11月、日生劇場でモーツァルトの《後宮からの逃走》を指揮する。彼は、2012年に細川俊夫の《班女》広島公演でオペラデビュー後、細川の《大鴉》をアムステルダム、東京、広島で、細川の《リアの物語》とモーツァルトの《フィガロの結婚…

まもなく開幕、ヤナーチェクのオペラ《イェヌーファ》〜新国立劇場が初めて上演

 欧米の歌劇場ではすでに定番演目となって久しいヤナーチェクのオペラが、ようやく新国立歌劇場で上演される。2012年にベルリンで好評を博したクリストフ・ロイの演出が初演時の主要キャストもほぼそのままに引き継がれると知り、早速GP(ゲネプロ・最終総稽古)に駆けつけた。以下、作品紹介も兼ねて、その印象をお伝えしよう。 (取材…

【動画】新国立劇場《イェヌーファ》ゲネプロから

 2月28日(日)開幕する、新国立劇場の新制作オペラ、ヤナーチェク《イェヌーファ》。去る25日に行われたGP(ゲネプロ・最終総稽古)から、一部を動画でご紹介します。 (2016.2.25 新国立劇場オペラパレス Movie:J.Otsuka/TokyoMDE ) ※公開ゲネプロのため、記録用スティール撮影のシャッター音…

●新国立劇場《イェヌーファ》稽古場レポートvol.3

 新国立劇場の新制作オペラ、ヤナーチェク《イェヌーファ》。稽古は順調に進み、明日のGP(ゲネプロ・最終総稽古)を経て、いよいよ28日開幕です。  こちらでは、去る18、21、22、23日に取材したKHP([Klavier Haupt Probe]ドイツ語でクラヴィーア・ハウプトプローベ。ピアノ伴奏による通し稽古。実際に…

新国立劇場《イェヌーファ》稽古場レポートvol.2

 2月28日に開幕する新国立劇場の新制作オペラ《イェヌーファ》。1月31日から日本人キャストとカヴァー歌手の稽古が始まっていますが、2月4日から指揮者のトマーシュ・ハヌスが、7日にはすでにベルリン・ドイツ・オペラでの同プロダクションに出演歴のあるハンナ・シュヴァルツ、ヴィル・ハルトマン、ジェニファー・ラーモアが参加して…

新国立劇場《イェヌーファ》稽古場レポートvol.1

 新国立劇場が2、3月に上演するヤナーチェクのオペラ《イェヌーファ》(新制作)。昨日、1/31(日)から、稽古が始まりました。 (2016.1.31 新国立劇場リハーサル室 Photo:M.Terashi/TokyoMDE)  飯守泰次郎オペラ芸術監督が「ヤナーチェク作品を上演したいという希望をずっと持っていました。す…