Tag Archive for 弦楽四重奏

大友 肇(チェロ/クァルテット・エクセルシオ)

想像以上に音楽が膨らむ気がしていて楽しみです  弦楽四重奏という、無駄のないと思われるアンサンブルをじっくりと味わいつつ、さらに何を加えると新しい地平が広がるのか、という試み。東京の紀尾井ホールで行われている「Quartet Plus」は、ひと晩でその可能性に出会えるコンサート・シリーズだ。その2回目には常設四重奏団と…

第131回 スーパー・リクライニング・コンサート カルテット・アマービレ

フレッシュなアンサンブルで聴くハイドンとピアソラ  2016年9月、難関のミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で3位入賞、併せて委嘱新作特別賞受賞という快挙を果たし、室内楽の世界に彗星のように現れた四重奏団、カルテット・アマービレ。桐朋学園大学に在籍していた4人で結成され、学び舎を共にしてきた強みもあり、すでに緻…

エベーヌ弦楽四重奏団

 その登場は、一種の衝撃であった。本格的なクラシック音楽に取り組む弦楽四重奏団が、次の瞬間にはジャズやロックを弦楽四重奏で、あるいは歌(コーラス)で披露する。それがフランスから登場したエベーヌ弦楽四重奏団である。すでに来日を重ねているので、その変貌を目の当たりにした方も多いだろうが、何度聴いても、彼らの演奏は楽しいし、…

前橋汀子カルテット ベートーヴェンの傑作を弾く

 わが国の代表的なヴァイオリニストとして長く第一線で活躍し、今年演奏活動55周年を迎えた前橋汀子。ますます意欲的な活動を繰り広げる前橋が、室内楽の世界を深く追求するべく、初めて結成した弦楽四重奏団が「前橋汀子カルテット」である。第2ヴァイオリンに久保田巧、ヴィオラに川本嘉子、チェロに原田禎夫と、豪華かつ室内楽経験豊かな…

クァルテット・ エクセルシオ(弦楽四重奏)

実力派クァルテットの過去・現在・未来  日本では数少ない常設の弦楽四重奏団「クァルテット・エクセルシオ」が、結成20周年を迎えている。桐朋学園の同級生だった西野ゆか(ヴァイオリン)と吉田有紀子(ヴィオラ)に、大友肇(チェロ)が加わり「エクセルシオ」として1994年にスタート。のちに第2ヴァイオリンが山田百子に交代して現…